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各種行政情報

復興局 復興推進課からの下記、情報です。

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                                   更新日 平成27年5月29日
復興計画の進行管理ツールのひとつとして年4回公表する「いわて復興インデックス報告書(第14回)」
を取りまとめましたのでお知らせします。


「いわて復興インデックス」について
「いわて復興インデックス」は被災12市町村を中心とした本県の復旧、復興の現状やその推移を把握
するため、復興計画に掲げる3つの原則(「安全」「暮らし」「なりわい」)の復興状況を示す統計
データ31項目を取りまとめたものです。平成24年2月以降3ヶ月ごとに発表しており、今回が14回目と
なります。
 

報告書(第14回)の要旨について
■人口総数、人口の社会増減(「暮らし」)
平成27年4月1日現在の沿岸部の人口は247,208人であり、震災前(平成23年3月1日現在)と
比較すると、25,729人(9.4%)の減少となった。男女別では、男性が11,521人(8.9%)の減少、
女性が14,208人(9.9%)の減少となっている。
 また、沿岸部の平成23年3月から平成27年3月まで(49ヶ月)の人口の社会増減は累計で
10,992人の減少となった。男女別では、男性が4,342人の減少、女性が6,650人の減少と
なっている。平成27年1月~3月の直近3ヶ月間では1,052人の減少となった。
⇒人口減少は続いているが、減少ペースは震災前と同程度となっている。
 
■新設住宅着工戸数(「暮らし」)
平成27年第1四半期(平成27年1月~3月)における沿岸部の新設住宅着工戸数は768戸であり、
前年同期間比で3.6%増となった。平成26年度累計は3,800戸であり、平成25年度累計(4,020戸)
からは、5.5%減となった。
 ⇒新設住宅着工戸数の平成26年度累計は、前年度を若干下回った。

■有効求人倍率(「暮らし」)
平成27年3月における沿岸部(釜石、宮古、大船渡、久慈地域)の有効求人倍率(原数値)は
前回(平成26年12月)に比較して0.39ポイント減の1.08となっており、平成24年7月以降
32ヶ月連続で1倍台を維持している。安定所別では、宮古、大船渡では1倍を超えているが、
釜石、久慈は下回っている。
 ⇒有効求人倍率は引き続き高水準を維持しているが、地域差が見られる。

■産地魚市場水揚量(「なりわい」)
平成26年4月から平成27年3月までの産地魚市場水揚量(年度累計)は138,381トンであり、
平成20年度から22年度までの3年間の同期間における産地魚市場水揚量の平均値の81.6%と
なっており、前年同期間比では27.8%増となっている。これは、平成25年に低調であった
サンマの水揚量が回復したことが大きな要因となっている。
 ⇒産地魚市場水揚量は、漁模様による増減がみられるものの、総体として回復傾向にある。


【お問い合わせ】
岩手県復興局 復興推進課 推進担当
〒020-8570 岩手県盛岡市内丸10-1
電話番号:019-629-6945 ファクス番号:019-629-6944

※詳細はこちら→http://www.pref.iwate.jp/fukkounougoki/chousa/fukkoindex/036128.html