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活動の記録

平成241301400~ 
場所:花巻市吹張町12-2 旧「割烹まん福」
主催:花西、花南、花北、日居城野、花巻中央の各コミュニティ会議、花巻市民活動支援センター
後援:花巻市、岩手日報新聞社、岩手日日新聞社、エフエム花巻、花巻ケーブルテレビ

 

いわて連携復興センターの加盟団体である、花巻市民活動支援センターが主催団体の一つという事もあり、ご案内を頂きました。
復興に向けた活動の中でも、その手法は有意義ですので、参加させて頂きました。
当日は、市民やまちづくり関係者など約150人が来場されてました。
はじめに、講師としてsutadio‐L代表 山崎 亮さんが、
「コミュニティデザイン -人とつながるしくみをつくる―」と題し、 
まちづくりについて取り組まれた事例を踏まえ、講演してくださいました。
兵庫県三田市の有馬富士公園で、来園者を増やす取り組みでは、
地域で活動している市民団体に、市民向けのイベントを定期的に行う提案をしたところ、
現在の来場者数は、年間75万人と当初の1.5倍に増加。
定期的なイベント開催がきっかけとなり、地域住民等が公園に足を運ぶ機会が増え、
また公園の中で関係性が生まれ、公園が地域のコミュニティとなったそうです。

次のパネルディスカッションでは、花巻市内4地区のコミュニティ会議から
活動報告を発表していただきました。

コーディネーター:
株式会社土澤まちづくり会社専務取締役 猿舘 祐子さん

パネリスト:
八重畑コミュニティ協議会会長 市川 泝さん
外川目地区コミュニティ会議会長 浅沼 利一郎さん
浮田地区コミュニティ会議会長 平野 保さん
花巻中央地区コミュニティ会議会長 福岡 勝夫さん


外川目地区コミュニティ会議の浅沼会長からは、
「助け合いながら安心して暮らせる地域づくり」という計画テーマを掲げ、
郷土芸能伝承活動の支援と、外川目を『梅の里』にしようという試みで
梅の里づくり事業について説明して頂きました。
既存の資産の掘り起しと新たな資産の創出をすることで、
古くから当たり前のように構築されてきた人と人との繋がりや
地域が一つとなって取り組めることで生まれる繋がりを大切にすることで、
地域づくりが進められると話されていました。

 
山崎さんは講演の中で『人が呼ぶのは人である』と強調され、
これまで山崎さんが取り組まれてきた活動を自分達にあてはめると
色々な可能性が見えてくるように感じました。
公共的な事業の住民参加を通じて「担い手」を育成する必要もあり、
また、NPO等それぞれの団体が、自分達の活動を外へ発信し、
住民同士のつながりを大事にしてコミュニティづくりを行うと、
更なる地域の活性化に繋がると改めて感じさせられました。