HOME > 告知 > 【ご案内】3月9日(金)「震災と貧困 ~地域で支える仕組みを考える~」

告知

いわて連携復興センターでは、下記のとおり震災から起因した地域課題を考えるフォーラムを開催します。
今回のテーマは「震災と貧困」です。
この地域課題に対し、行政・社協・NPOなどの支援機関はどのように対処していけばいいのか、
岩手県内外で行っているさまざま支援事例を交えながら考えていきます。
皆様のご参加をお待ちしております。

趣旨
生活困窮者・貧困…。これらのフレーズは、東日本大震災前の岩手県においてはあまり耳にすることが多くはなかった印象があります。これまで生活が厳しい家庭においては、生活保護をはじめとする行政施策や、地域の共助の枠組みで何とかサポートされてきました。しかし東日本大震災後、これまでの地域コミュニティは崩壊し、また仮設住宅や災害公営住宅の入居を繰り返すたびに、コミュニティは崩壊と結集を繰り返すことになりました。その結果、生活困窮者を地域のみで支えるということは難しくなり、生活困窮者・貧困世帯と呼ばれる方は、行政や地域コミュニティ以外の支援やサポートがなければ、日常生活を送るには難しい現状が見えてきました。震災を契機に、被災地域で露わになった貧困という問題を、地域の行政・社協・NPOなどの支援機関はどのように対処していけばいいのか、岩手県内外で行っているさまざま支援事例を交えながら考えていきます。

■日時:平成30年3月9日(金)13:30~15:30 (13:00開場)
■場所:陸前高田市コミュニティホール中会議室
■対象:生活困窮者支援を行う、またこれから支援を行う予定の行政・社協・NPO等の皆様
■定員:30名
■プログラム
・問題提起:「震災と貧困の相関関係」
     阪神・淡路大震災記念 人と防災未来センター 主任研究員 菅野 拓 氏
・地域の取り組み:「震災前から行う貧困世帯支援について」
     陸前高田市社会福祉協議会 山本 潤也 氏
・NPOの取り組み:「震災起因の生活困窮者支援の現状」
     公益財団法人共生地域創造財団 熊谷 新二 氏
・NPOの取り組み「フードバンクの取り組み」
     特定非営利活動法人フードバンク岩手 副代表理事/事務局長 阿部 知幸 氏
・パネルディスカッション:「貧困世帯支援のこれからを考える」
菅野氏×山本氏×熊谷氏×阿部氏 *(会場との質疑込)


主催:特定営利活動法人いわて連携復興センター
協力:特定非営利活動法人ジャパン・プラットフォーム
特定非営利活動法人フードバンク岩手

参加をご希望の方は、氏名・ご所属・連絡先(メール・電話)を明記の上、FAX:0197-72-6201 もしくはmail: obuki@ifc.jp までお送り下さい。また、いわて連携復興センターのスタッフに直接お伝えいただいても結構です。


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