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連携会議(県内)

2月9日、宮古市の岩手県立大学宮古短期大学部で行われた、
『復興の架け橋フォーラム ~つながりを力に~』に参加してきました。
(主催:岩手県・いわて未来づくり機構 共催:特定非営利活動法人いわて連携復興センター
 後援:岩手県沿岸市町村復興期成同盟会、岩手県社会福祉協議会、復興庁)
このフォーラムには、幣法人も共催として参画させていただき、
分科会のパネリストの選定や周知等をさせていただきました。


はじめに「ふんばろう東日本支援プロジェクト」の代表で、
早稲田大学大学院専任講師の西條剛央氏より、
「人を助けるすんごい仕組み」という演題で基調講演をいただきました。
『物資支援プロジェクト』や『重機免許取得プロジェクト』など、
様々な活動を事例をもとに紹介して頂いたとともに、
ボランティアをはじめ、物事に関わる際の思考の流れを
「契機→関心→価値」という形で表し、わかりやすく説明していただきました。


基調講演の後は、「復興三年目に向けて」というテーマで
岩手大学の藤井学長をコーディネーターにのパネルディスカッションが行われ、
震災からこれまで、岩手県の産業界、大学、行政、NPOが果たしてきた役割について、
それぞれの立場からお話をいただきました。
NPOの立場からは、幣法人の鹿野が登壇させていただきました。
今後の復興に必要なこととして各パネリストが共通で「人材」を挙げていたことは、
とても印象的に残りました。


その後、①くらし、②なりわい、③情報発信・風化防止の3つのテーマに分かれ、
分野別情報交換会が行われました。
普段あまり接点のない企業関係の取り組みを伺うことができ、
とても勉強になりました。

今回のフォーラムは、震災から3年目を迎えるに辺り、
もう一度各セクターが一丸となって岩手県の復興のために取り組んでいこうという
機運が高まる一つの契機になったような気がしました。
私たちもこれまで以上に、様々なセクターの皆様とと連携をしながら、
活動を続けていきたいと思います。