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研修報告

平成24年6月16日

日本財団主催のCANPAN・NPOフォーラム「本気の情報発信!白書とブログ」に参加してきました。

当日は、約80名の方々が参加し、情報発信としての「白書」と「ブログ」の有効性や
意味について学んできました。


基調講演として、「『薄書』でいいから白書を出そう!」と題し、
IIHOE[人と組織と地球のための国際研究所] 川北秀人氏から、
「NPOは、1歩先の視点・半歩先のプログラム」
「中間支援は、2歩先の視野・1歩先のプログラム」
を考える必要があるというお話しがありました。
確かに、どういう活動をするのかも大事だが、どう周りに影響を与えるかということが
もっと大事だと思います。



次の調査報告では、日本財団 山田泰久氏から、CANPANブログを通じ、
「ブログを開設したのに更新していないという団体が沢山いらっしゃる」
「情報収集するには、まず自分達の活動を情報発信しないと応援する人も集まらない」
というお話しがありました。


パネルディスカッションでは、 「白書とブログで何が変わったか」について
吉岡さんと山本さんから、活動の事例を踏まえて発表して頂きました。
 コーディネーター:IIHOE 川北秀人氏
 パネリスト:特定非営利活動法人マドレボニータ 吉岡マコ氏
       NEWVERY 山本繁氏 
「白書」を出すことによって、自分達の活動を広く知ってもらうきっかけになり、
応援してくださる方も増えてきたとのことです。


午後は、2つの分科会に分け、
分科会1では、IIHOE 川北氏が「あなたの団体が取り組む課題の白書づくり勉強会」と題し、
団体が取り組む課題を具体的・視覚的に明らかにすることで、
課題解決の重要性とその支援の必要性を伝えるための白書づくりの手法について
学びました。


分科会2では、日本財団 山田氏「ブログユーザー会議」と題し、
「CANPANブログ白書」を題材に、自団体のブログの内容と運用を振り返り、
参加者同士でよりよいブログについて共有しました。


私たちNPOに求められるのは、活動団体としての役割の他に、
取り組んでいる分野や地域のことを伝えていく「メディア」としての役割もあります。
中間支援活動をしている私たち、いわて連携復興センターはまさに、
「メディア」としての役割で、地域で活動している団体の情報を
「多方面」に「リアルタイム」で発信していき、地域を応援してくださる方を、
もっともっと増やしていく活動を続けてまいります。