HOME > 研修報告 > 「令和4年度 3県合同シンポジウム 東日本大震災から未来に向けての繋がり~復興のその先へ~」(開催報告)

研修報告

令和4年12月1日(木)、福島県双葉町・双葉町産業交流センターを会場に、「令和4年度 3県合同シンポジウム 東日本大震災から未来に向けての繋がり~復興のその先へ~」を、いわて連携復興センター、みやぎ連携復興センター、ふくしま連携復興センター、東日本大震災支援全国ネットワーク(JCN)、みちのく復興・地域デザインセンターの共催で開催しました。
コロナ禍ということで、一般参加者はオンライン開催ではありましたが、全国から90名程の方にご参加いただきました。

本シンポジウムは、全体会で現在の被災地の現所とこれまでの歩みを共有し、岩手県、宮城県、福島県の県ごとに分科会を設け、それぞれの地域の復興や被災者支援の状況や取り組みについて、各々のテーマにおけるロングゴールとショートゴールについて議論しました。

全体会・各分科会のテーマや登壇者については以下の通りです。
<全体会1>
テーマ:現在の被災地の現状これまで歩みについて紹介、復興のその先にあるロングゴールショートゴールについて検討
登壇者:特定非営利活動法人いわて連携復興センター代表理事 葛巻 徹 氏
    一般社団法事みやぎ連携復興センター代表理事 木村 正樹 氏 
    一般社団法人ふくしま連携復興センター理事 中鉢 博之 氏
企 画:一般社団法事みちのく・復興地域デザインセンター、東日本大震災支援全国ネットワーク



<分科会1:岩手>
テーマ:復興の踊り場フェーズから現在までの活動変遷プロセス
登壇者:特定非営利活動法人おはなしころりん 理事長 江刺 由紀子 氏
聞き手:特定非営利活動法人いわて連携復興センター 代表理事 葛巻 徹 氏
企 画:特定非営利活動法人いわて連携復興センター



<分科会2:宮城>
テーマ:復興から平時に移行する期間における復興支援を考える
登壇者:一般社団法人みやぎ連携復興センター 代表理事 木村 正樹 氏
    一般社団法人まちづくり支援センター 代表理事 塚本 卓 氏
    一般社団法人おしかリンク 代表理事 犬塚 恵介 氏
    山元の未来への種まき会議 岩見 圭記 氏(資料提供による参加)
企 画:一般社団法人みやぎ連携復興センター



<分科会3:福島>
テーマ:原発被災地の復興へ向けた自発的連携による民間ネットワークの活動
登壇者:一般社団法人ふくしま連携復興センター 理事 中鉢 博之 氏
ホストスピーカー:一般社団法人葛力創造舎 代表理事 下枝 浩徳 氏
ゲストスピーカー:一般社団法人双葉地域観光研究協会 代表理事 山根 辰洋 氏
企 画:一般社団法人ふくしま連携復興センター



<全体会2>
テーマ:分科会で話し合われたテーマ毎の議論を経てのロングゴール/ショートゴールの共有
登壇者:特定非営利活動法人いわて連携復興センター代表理事 葛巻 徹 氏
    一般社団法事みやぎ連携復興センター代表理事 木村 正樹 氏 
    一般社団法人ふくしま連携復興センター理事 中鉢 博之 氏
    東日本大震災支援全国ネットワーク 代表世話人 栗田 暢之 氏
企 画:一般社団法事みちのく・復興地域デザインセンター、東日本大震災支援全国ネットワーク

参加者からは
「3県それぞれの活動の一端や違いを知ることができ、大変興味深く参考になった。」
「沿岸部で活動される方達のリアルな声を聴くことができ、自分達から足を運び、直接知りに行くことの重要さを確認できた。」
「5年後、10年後のゴールに向けて前を向いて進んでいることが実感できた。」
というようなお声をいただきました。

いわて連携復興センターは、様々なセクターが参加できる場づくりや、ネットワーク構築に向けたサポートなどを引き続き行なってまいりたいと思います。また、宮城・福島の連携復興センターさん、みちのく復興・地域デザインセンターさんや東日本大震災支援全国ネットワークさんらとも協力し、県境を越えてつながる事が出来る機会づくりもしていきたいと思います。