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統計で見る復興の今

震災後、沿岸部の若者の移出者が戻らない



沿岸12市町村では、どの世代でも共通して15歳-24歳のうちに過半数の人口が進学や就職のために沿岸を離れ、
その後25-29歳になってUターンしてくる人口は僅かであった。しかも、年々Uターン者は減少していた
東日本大震災を経て震災時20-24歳だった世代に関しては、 25-29歳時のUターン者が減少するにとどまらず、人口がさらに10%の人口減少となった。

関連する統計データ参照元

岩手の長期時系列データ(人口)第7-1表 市町村別年齢別人口(5歳階級)昭和56年から


総体的には持ち直してきているが、地域ごとに差がある

震災以前である平成22年を0%とした場合の増減率を見ると
岩手県沿岸部の観光客入込数は震災直後に57%減少するが
平成26年時点で6%の減少まで持ち直してきている

市別に増減率を見ると
宮古市、久慈市、大船渡市など震災以前よりも増加している地域がある一方
陸前高田市、釜石市などは半数以上の減少になっている

関連する統計データ参照元

平成26年度版岩手県観光統計概要について
平成25年度版岩手県観光統計概要について
平成24年度版岩手県観光統計概要について
平成23年度版岩手県観光統計概要について
平成22年度版岩手県観光統計概要について