HOME > 連携会議(県外) > 【開催報告】いま、語り合うということ~東日本大震災14年目のふりかえりと、次の一歩を考える~

連携会議(県外)

6月13日(金)釜石市にて、「いま、語り合うということ~東日本大震災14年目のふりかえりと、次の一歩を考える~」を開催しました。

東日本大震災から14年が経過する中で、被災地では多くの支援や取組が重ねられ、つながりやノウハウが蓄積されてきました。その一方で、目に見える成果として表現しきれていない経験や、今なお解決に至っていない課題も少なくありません。
こうした「できたこと」「できなかったこと」「今後必要とされること(取り組むべきこと)」を、当事者同士の対話を通じて掘り起こし、関係性のなかで整理・可視化していくことが必要だと感じています。

今回は、これまでの支援活動において、フェーズや活動エリアの異なる多様な関係者を対象に対話の場を設け、現場の実感をもとに経験や教訓を共有し合い、将来のまちづくりや災害支援に活かしていくことを目的に開催しました。
※本事業は、令和7年度復興庁 被災者支援コーディネート事業の一環で開催いたしました。

●東日本大震災からこれまでの振り返り
作成した年表を基に振り返り、情報を追加しました。


●グループディスカッション
「これまでになかったアクション」「住民同士のコミュニティ」「関係人口・交流人口」の3テーマのグループに分かれ、以下について対話しました。
「東日本大震災を機に生まれたこと・できたこと」
「できなかったこと」
「今後必要とされること(取り組むべきこと)」→どのように進められるか?


【グループ①】


【グループ②】


【グループ③】


●全体共有
他グループの模造紙を見て回ることで共有としました。
その後、各グループに戻り、感想共有を行いました。


ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました!
東日本大震災の経験を「教訓」として風化させることなく、次の世代や被災経験のない地域へしっかりと手渡していけるよう、今後も記録・発信を続けてまいります。