
5月10日、味の素株式会社さんの主催による「男の料理教室」を視察してきました。
「男の料理教室」とは味の素さんの被災地支援の一環で、どこでもキッチーンといわれる
移動式の設備(写真参照)を利用して仮設住宅の集会所などで、男性対象に料理教室を開催しているそうです。
これまでも岩手・宮城・福島の各県で積極的に開催しているとのこと。
準備の段階から、少しですがお手伝いをさせていただきました。
さまざまな企業が、震災から一年たった今でも、被災地支援を企画し実行しています。
今後も企業からの被災地支援の取組をご紹介していきたいと思います。
とても勉強になりました!
未曾有の被害を及ぼした昨年3月11日の東日本大震災。
あの日、秋田県五城目の老人クラブの皆さん約40人が岩手県大槌町へ旅行中に被災。
宿泊先の大槌町浪板観光ホテルの従業員による必死の避難誘導で、全員命を救われ
その後も、町ぐるみの付き合いで絆を深めてきたそうです。
震災による、結ばれた強い絆がきっかけとなり、大槌町と秋田県五城目町の両町の
中間地点にあたる花巻市西宮野目に、被災地支援アンテナショップをオープン
することとなったそうです。
また、この事業は花巻市の緊急雇用創出事業を活用し、市内で暮らす大槌町の被災者ら
6人を雇用しているとのことでした。
今回、いわて連携復興センターでは、沿岸被災地の商品を販売するにあたり
一般社団法人おらが大槌夢広場さんをご紹介し、復興支援商品「チョコボ」を
店頭陳列する運びとなりました。
この日は開店を祝って、秋田県五城目町夫人有志による、郷土料理「ダマコ鍋」や
三陸のサンマのお振舞、五城目天翔太鼓、男鹿のナマハゲなどの郷土芸能も披露され
沢山の方々で賑わいました。
店内には、五城目町の民芸家具や加工品のほか、大槌町の菓子や海産物
がれきのキーホルダーといった復興関連グッズなどを販売し、
売上金を出品者に還元するそうです。
毎月11日には「3月11日を忘れない」という事で、伝統ある五城目町の朝市などの
イベントを開催するなど、店名の結海(ゆうみ)=「You and Me」のように、
人々がふれあい、交流でき沢山の出会いやつながりの場となればいいと思いました。
是非、岩手にお住いの方はもちろん、県外にお住まいの方も、
お近くに来た際はどうぞお立ち寄りくださいませ。
【東日本大震災 被災地支援 アンテナショップ運営事業 事務局】
営業時間/9:00~16:00
〒025-0002
岩手県花巻市西宮野目11-88
TEL:0198-26-2280(代)
FAX:0198-26-5140
第8回仮設分科会を開催しました。
活動の記録 - 2012年05月08日
4月17日、ジャパンプラットフォーム(JPF)と、いわて連携復興センター(IFC)の共催で
第8回仮設分科会が行われました。
各出席団体の活動情報共有、団体が活用可能な政府予算の説明、
そして助成金とは何かという考察、パーソナルサポート事業の説明など、
濃密な時間となりました。

IFC北上サテライト新事務所 開所式
活動の記録 - 2012年04月29日
定款
組織概要
特定非営利活動法人いわて連携復興センター役員
代表理事 | 葛巻 徹 | (特定非営利活動法人花巻市民活動支援センター) |
---|---|---|
副代表理事 | 中野 圭 | (特定非営利活動法人wiz) |
常務理事 | 新田 真理子 | (特定非営利活動法人いわて連携復興センター) |
理事 | 菊池 広人 | (特定非営利活動法人いわてNPO-NETサポート) |
理事 | 菊池 麻衣子 | (一般財団法人岩手済生医会 中津川病院) |
監事 | 浅沼 道成 | (特定非営利活動法人いわてNPOフォーラム21) |
特定非営利活動法人いわて連携復興センタースタッフ
代表理事:葛巻 徹
事務局長:新田 真理子(旧姓:高田)
事務局次長:中澤 友貴
地域コーディネーター:瀬川加織(地域担当:内陸/復興庁CDN事業,防災事業)
地域コーディネーター:酒井菜穂子(コミュニティ担当/NPO活動交流センター事業)
地域コーディネーター:菅原香織(地域担当:大船渡・陸前高田)
地域コーディネーター:川原直也(地域担当:釜石・大船渡/若者カフェ事業)
地域コーディネーター:松森真智子(地域担当:宮古・山田)
地域コーディネーター:船戸義和(コミュニティ担当)
スタッフ:吉田佳美
スタッフ:瀬川奈緒美
いわて連携復興センター設立時 構成団体
- NPO法人アットマークリアスNPOサポートセンター(釜石市)
- NPO法人レスパイトハウス・ハンズ(一関市)
- NPO法人やませデザイン会議(久慈市)
- NPO法人いわて地域づくり支援センター(盛岡市)
- NPO法人風・波デザイン(紫波町)
- NPO法人花巻市民活動支援センター(花巻市)
- NPO法人いわてNPO-NETサポート(北上市)
- NPO法人夢ネット大船渡(大船渡市)
- NPO法人カシオペア連邦地域づくりサポーターズ(二戸市)
- NPO法人いわてNPOフォーラム21(盛岡市)
事務所所在地 ※事務所移転に伴い、2020年5月19日から新住所となりました。
〒024-0021 岩手県北上市大通り一丁目3番1号 おでんせプラザ南館 7階
TEL:0197-72-6200 FAX:0197-72-6201
Mail:info@ifc.jp
各種規定類
応急仮設住宅・災害公営住宅 生活環境調査
応急仮設住宅・ 災害公営住宅 生活環境調査 < 各種調査報告 - 2012年04月29日
いわて連携復興センターでは、正会員・協力会員・賛助会員を募集しています。
当法人の活動にご興味を持たれた方は、いわて連携復興センター北上サテライトまでお気軽にご連絡ください。
正会員
個人会員 年会費 3,000円
団体会員 年会費 10,000円
協力会員
法人の目的に賛同し、復興活動を連携して実施する個人・団体
年会費 3,000円
賛助会員
1口 1,000円(1口以上)
4月27日に岩手県沿岸広域振興局宮古地域振興センター1階3会議室にて、
第1回宮古地域ネットワーク会議(仮)を開催いたしました。
宮古市内で震災復興支援活動をしているNPO・NGO・行政・社協など、
各団体の活動状況、課題共有の為、社会福祉法人宮古市社会福祉協議会主催、
いわて連携復興センターが共催する形で開催いたしました。
当日は19団体、30名の方々にご出席いただき、活動内容の情報共有・
課題出しをすることが出来ました。
集会場未設置のコミュニティ支援、仮設住宅⇔在宅⇔みなし仮設の格差について
現状課題としてあげられました。
また、市民活動センターのように支援活動をする団体の活動拠点も
必要ではないかとの意見もありました。
課題出し所では、各団体との連携や、情報交換の場も必要との声もあり、
本会議もその役割が果たせたらと思います。
▼「厚生労働省-復興に向けたロードマップ(平成24年4月版)」
平成23年9月9日に所管施策に係る復興へのロードマップを作成していますが、
このたび、内容を更新しましたので、お知らせいたします。
⇒http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r98520000028obu.html
岩手県連携復興ミーティング開催
2012年04月04日
平成24年4月3日
県と定期的に情報交換の会議を行っている、岩手県連携復興ミーティング。
24年度になり、最初に行った本日の会議には、県庁閣下総勢17名の方々にご参加頂き、
情報交換・共有の会議を行うことが出来ました。
今後も定期的に会議を開催し、行政からの情報を民間へ、民間の情報を行政へ
リアルタイムに情報提供し共有することにより、迅速な現場対応を可能にし、
的確な復旧作業復興のスピードがすこしでも早くなるようになればと思います。
いわて連携復興センター北上サテライト新事務所 移転のご案内
活動の記録 - 2012年04月01日
早春の候、貴社ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。
平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
東日本大震災から1年が経過し、その間、被災地支援にご協力頂いております。
関係各機関の皆様や、県内外のNPO・NGOの皆様、また個人団体を問わずに活動なさっている皆様に厚く御礼を申し上げます。
このたび震災から1年という節目の時期に、朝日生命保険相互会社様のご厚意で事務所を移転し、新事務所を開所することとなりました。
*これまでは、北上市さんのご厚意で、きたかみ震災復興ステーションさんの一画を間借りさせて頂いておりました。
トヨタ財団
2012年度国内助成プログラム 東日本大震災対応「特定課題」活動助成のご案内
応募期間
2012年4月2日(月)~5月1日(火) ≪終了≫
北上市ボランティア連絡協議会 「日本将棋連盟北上支部」、 NPO法人 「夢ネット大船渡」
~<至急> 4/7,8 北上→ 大船渡 日帰り 復興 支援 ボランティア募集~
北上市社会福祉協議会災害復興支援ボランティアセンター
4月13日(金)、27日(金)(活動場所? 4/13? 大槌町、4/27? 陸前高田市)
災害支援ボランティア活動参加者募集!《終了》
2012年3月19日(木)
おでってプラザ3階にて、被災地支援シンポジウム「これからのボランティア活動を考えよう!」に
参加してきました。
基調講演では、NPO法人シーズ加古川の田中代表より、「震災一年後からの支援活動」と題し
発表頂きました。
阪神淡路大震災の教訓として、「10年先になっても自立した市民活動がように、
お金をプールしておくことも重要」そして、今後の震災時に備えて支援団体が
それぞれがどういった活動をしてきたのかの記録をきちんと残しておくことも重要である
とお話し頂きました。
後半のパネルディスカッションでは、それぞれの団体がこれまでの活動報告と今後の課題の発表でした。
これからのくらし仕事支援室の吉田直美室長からは、「被災者と一番近くで活動しているボランティアの人が、
いち早く被災者のSOSをキャッチして繋ぐべきところに繋いでほしい」と述べられていました。
建設物など目に見える復興にはお金や時間が必要であり、目に見えない心の復興にはお金と時間と共に、
人が人を支える支援が必要となってきます。
私たちいわて連携復興センターも、被災地岩手の一日も早い復興の為に、情報の共有化や問題の洗い出し・
共有など支援団体と連携しながら復興支援活動に取り組んでまいります。

2012年3月17日(木)水沢公民館にて、奥州♡絆の会主催の
「奥州♡絆の会 交流会 3.11を忘れない Remember3.11」に参加してきました。
当日は、奥州市内への内陸避難者の方や陸前高田広田市の住民、関係団体など、
約70名の方々が参加されていました。
広田地区コミュニティ推進協議会:黄川田会長からは、
震災時の消防団員の活動について発表がありました。
「先入観に左右されず、『高い所へ避難』という教えが必要である」
「日ごろから連絡方法を確認しておく必要がある」と日ごろの防災意識啓発について
のことです。

奥州♡絆の会は、震災後から陸前高田市広田町に支援に入っています。
その活動の報告と、今後も活動予定を発表して頂きました。
現在の取り組みとして、その中でも、小学校に
全体ワークでは、「こんな風な支援・ボランティアがほしい、いらない、届いてない」
について各テーブルで話し合いました。
その中で、近隣同市のつながりが必要、男の人の居場所・手仕事作りが必要との意見も出ました。
最後に、奥州♡絆の会からは、
「いろいろな小さな連携を大切にし、私たちができることをきっかけに大きな輪に繋がってほしい」
とのお話しを頂きました。
私たちいわて連携復興センターでも、各支援機関と連携を取りながら、被災地域の住民が主役の
復興へ向けて取り組んでいきたいと思っております。
平成24年3月12日
遠野浄化センターにて行われた、認定NPO法人ジャパン・プラットフォーム(JPF)主催の支援者の
こころのケア講習会に参加しました。
千葉県スクールアドバイザーもされている白石仁美氏を講師に、
効果的なコミュニケーションスキルトレーニングを実践研修として学びました。
研修当日は、直接被災者と関わることが多い、復興支援活動に取り組む団体等が参加されていました。
「心に届く話し方、心を開く聞き方」を実際にペアになった人同士で会話の仕方を確認し合いながら、
「こうした方が聞いてもらいやすい」「こうした方がもっと話しやすかった」など、
実際お互いの立場になって話をしてみることによって、双方の目線での気持ちを知るきっかけにもなりました。
今後の活動に活かしていきたいと思います。
お世話になっておりますみなさまへ
本日、3月11日をもちまして、東日本大震災の発生から一年となりました。
これを機に、普段から同じ理念で活動しております、みやぎ連携復興センター、
ふくしま連携復興センターと共に「共同宣言」を出すことといたしました。
JCN現地会議in岩手
活動の記録 - 2012年03月06日

去る3月6日、JCN現地会議in岩手を、東日本大震災支援全国ネットワーク(JCN)主催のもと
いわて連携復興センター共催で「長期的な支援」をテーマとして開催させていただきました。
当日は約170名の方にお越しいただき、活発な議論の場となりました。