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活動の記録


いわて連携復興センターが事務局を担当する「いわてNPO災害支援ネットワーク」から、下記研修のご案内です。本研修は昨年11月に開催を予定しておりましたが、台風19号の影響により延期させていただき、この度の開催に至ります。
皆様のご参加をお待ち申し上げます。

 近年大規模な災害が頻発する中、今年も台風による水害、風害など大規模災害が続けて起こり、今後は全国各地で同時発生する災害を想定し準備・体制を整えることが重要と捉えられています。
また、こうした状況下の災害発生時の各種支援活動において、行政・社協・ NPO等による官民連携が果たす役割には大きな期待が寄せらせています。同時に、必要な支援を地域で安定的に供給するためには地域の防災力向上が必要であり、特に適切な人材の確保と育成が求められます。  
本研修は、行政・社協・NPO・ボランティア等が平時から顔の見える関係を構築しながらお互いの動きを把握し、近年の災害事例等を踏まえ災害時の初動対応に関する知識・ノウハウを習得するとともに、災害時の官民連携の重要性を理解しながら次に起こりうる災害に備えることを目的とします。

岩手県は、平成28年の台風10号から3年という短い期間で台風19号の被害を受け、各地域で支援活動が行われました。県外では未だに支援者、ボランティア等による各種対応が続いている地域もあり、災害対応が長期化する事例も近年少なくありません。災害時、有効となる初動のポイントを知ることで、今後どのようなケースが想定され、どういった対応が求められるか等の理解につながります。

各市町村の行政・社協職員の皆さまにおかれましては、是非お誘い合わせの上ご参加いただきますと幸いです。皆様のご参加をお待ち申し上げます。


「三者連携に向けた災害時における初動対応研修」
日時:令和2年2月12日(水) 13:30~16:30
会場:マリオス盛岡地域交流センター183~186会議室
対象:⑴県・市町村行政防災(災害)担当課
    ⑵市町村社会福祉協議会職員
    ⑶NPO団体職員、個人ボランティア等テーマに関心のある方
参加費:無料
定員:50名程度
参加申込期限:令和2年2月6日(木)18:00まで

主催:いわてNPO災害支援ネットワーク
共催:岩手県
社会福祉法人 岩手県社会福祉協議会

事務局・お問合せ
いわてNPO災害支援ネットワーク(NPO法人いわて連携復興センター)担当:大向
〒024‐0061 岩手県北上市大通り1‐3‐1 おでんせプラザぐろーぶ4F
Tel:0197‐72‐6200  Fax:0197‐72‐6201 E-mail:ohmukai@ifc.jp

参加申込方法:
添付チラシの裏面申込欄にご記入いただき、0197-72-6201にFAXいただくか、氏名・所属・ご連絡先をご明記の上、ohmukai@ifc.jpまでご連絡ください。
※ E-mailでお申し込みの場合、タイトルを「2/12 研修申込」としてお送り願います。

本研修は、JVOAD「都道府県域ネットワークサポート事業」をいわてNPO災害支援ネットワークが受託し、開催するものです。

◆タイムテーブル
13:00  受付
13:30 「災害後の各セクターの初動対応」に関する説明
      ■岩手県保健福祉部地域福祉課
      ■岩手県社会福祉協議会
      ■いわてNPO災害支援ネットワーク
14:50 講義:官民参加型「情報共有会議」に関する基礎知識
      これまでの情報共有会議の設置運営事例から、行政、社協、NPO、ボランティアが
それぞれどういう情報を持ち寄り、会議を経てどう展開するかイメージします
       講師:特定非営利活動法人全国災害ボランティア支援団体ネットワーク(JVOAD)
15:30 講義&事例紹介「初動時の現地調査におけるポイント&被害表現キーワード」
      過去の災害(写真等)を事例に、効果的な撮影方法や伝達形式を学びます
       講師:特定非営利活動法人全国災害ボランティア支援団体ネットワーク(JVOAD)
16:30 閉会


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チラシ


いわて連携復興センターも運営に参画しております、NPO活動交流センターより、下記講座のご案内です。

【概要】
NPOの活動を継続させるチカラの一つに広報力があります。経営資源を獲得していくためには情報発信が必要で、それには自団体のどんな事を、どんな人にどのように伝え、どんなアクションをしてもらうか。そしてそれらをどうマネジメントするかという一連の計画と活動が必要になります。それを成し遂げるのが広報ですが、「広報とか何か」という定義・本質を理解しないまま「情報発信」を続け、反応がないのでモチベーションが下がってしまうNPOもたくさんあるのではないでしょうか?
今回の講座では、国際協力団体で広報を担当した鎌倉幸子さんが「お金を使わずにできる、ファンドレイジングにつながる広報のノウハウ」をお伝えします。NPOの広報の考え方や、手法、事例を学ぶ事で、自団体で活用できる広報手法を得て、ファンドレイジング(資金調達)にまでつなげていくことが目的です。

【日時】
令和2年2月7日(金) 18:30~20:30(開場18:00から)

【会場】
アイーナ 501会議室(盛岡市盛岡駅西通1-7-1)

【講師】 鎌倉 幸子 氏 (かまくらさちこ株式会社代表取締役)
International Trainingで異文化経営学修士。1999年、公益社団法人シャンティ国際ボランティア会カンボジア事務所入職。図書館事業課コーディネーターとして500をこえる小学校に図書室を設置する。2007年東京事務所に異動。2011年1月に広報課を立ち上げる。東日本大震災の後、公共図書館が壊滅的な被害を受けた岩手県沿岸部で仮設住宅を巡回する「いわてを走る!移動図書館プロジェクト」を立ち上げる。2015年12月末にシャンティを退職。2016年1月からかまくらさちこ株式会社代表取締役。NPOなどソーシャルセクターのファンドレイジング、事業・組織運営のコンサルティング・伴走支援を行っている。

【対象】
NPO関係者・行政担当者(まちづくりサークル・NPO立ち上げを考えている方などもどうぞ)

【定員】
50名

【申込期限】
令和2年2月5日(水)18:00まで

【主催】
NPO活動交流センター
この事業は、岩手県よりNPO活動交流センター管理運営業務を受託している「いわてソーシャルセクター協議会」が実施します。「いわてNPOソーシャルセクター協議会」は、特定非営利活動法人いわてNPOフォーラム21と特定非営利活動法人いわて連携復興センターにより構成しています。

【お問合せ・お申込み】
特定非営利活動法人いわて連携復興センター
〒024-0061 岩手県北上市大通り1-3-1 おでんせプラザぐろーぶ4階
TEL:0197-72-6200 FAX:0197-72-6201 E-mail:join@ifc.jp  担当:大吹

詳細やお申し込みは下記チラシをご活用ください。


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広報のチカラセミナーチラシ


12月19日、東京(秋葉原UDX)にて「岩手NPO×首都圏企業 東京交流会」を開催しました。この交流会は、首都圏の企業の皆様や岩手にゆかりのある皆様と、岩手の現状を共有し、これから岩手のNPOとともに出来る取組を考える場として、岩手県が主催し、いわて連携復興センターが運営しました。
当日は、31の企業および団体にご参加いただきました。

最初に、岩手県といわて連携復興センターより、岩手の現状説明として「復興状況」および「震災後のNPOの活動と地域での役割」をお話しました。


続いて、岩手NPOから「企業との連携に向けたプレゼンテーション」を行いました。
活動分野は、福祉・子どもたちの心のケア・第一産業の活性化などさまざまですが、活動を紹介するだけでなく、どのような地域の課題に対応しているか?また、自分たちの活動を企業と一緒に行うことで地域、そして企業にどのようなメリットがあるか?など、SDGsのゴールと絡めて発表いただきました。


登壇NPOは以下9団体です。
(発表順)
一般社団法人三陸駒舎(釜石市)
特定非営利活動法人LAMP(陸前高田市)
一般社団法人三陸ひとつなぎ自然学校(釜石市)
特定非営利活動法人岩手未来機構(盛岡市)
特定非営利活動法人クチェカ(岩泉町)
特定非営利活動法人吉里吉里国(大槌町)
特定非営利活動法人いわてGINGA-NET(盛岡市)
一般社団法人SAVETAKATA(陸前高田市)
一般社団法人マルゴト陸前高田(陸前高田市)

最後に、「企業とNPOとのマッチング相談および交流会」として、プレゼンテーションの発表内容をもとに、さらに交流を深め、また今後の連携や協働の相談を持ちました。登壇したNPOと参加いただいた企業・団体の皆様の間で熱心に意見交換・交流いただき、閉会後も熱気が冷めやらぬ会場となり、盛会のうち終了することができました。

具体的な連携や協働はこれからですが、いわて連携復興センターでは引き続き取り組みが進むようにフォロー、サポートしていきます。

ご参加いただいた皆様ありがとうございました。


平素は格別のお引き立てを賜り厚く御礼申し上げます。
特定非営利活動法人いわて連携復興センターでは、
下記日程を年末年始休暇とさせていただきます。

令和元年12月28日(土)~令和2年1月5日(日)
※6日から通常業務となります

皆様にはご不便をおかけ致しますが、何卒ご了承いただきますよう
よろしくお願い申し上げます。


12月15・16日、東京都の無形民俗文化財に指定されている世田谷ボロ市に出店してきました。

世田谷ボロ市は2019年でなんと441年目という歴史を持つイベントです。毎年12月15日・16日と1月15日・16日の年に2回開催されています。
このボロ市の同時開催イベントととして、世田谷信用金庫本店駐車場で開催している、
東日本大震災の被災地復興支援のたの「復興支援物産展」の中で出店させていただきました。

被災地の現状を直接伝え、全国からの継続的な関心につながる機会として、
いわて連携復興センターが今年度参画する「さんりくなりわい創出事業」の一環で、関連する事業者の商品を販売・PRしてきました。

ブースに立ち寄ってくださる方は、岩手出身の方や、岩手に縁がある方だけでなく、
震災から9年目を迎える岩手の現状を知りたい方や、出店商品のストーリーに熱心に耳を傾ける方など、
東日本大震災の風化が進む中、岩手の現状と魅力ある商品を直接伝える場の必要性を感じました。
今後もいわて連携復興センターでは、このように県外に岩手の現状を発信できる機会を創出していきたいと思います。


12月15日(日)、岩泉町民会館にて、いわて連携復興センターが参画する『いわてNPO災害支援ネットワーク(INDS)』主催による「床下浸水した家屋の泥出し等に関する基礎知識取得講習」を開催しました。
 本講習は岩泉町、岩泉町社会福祉協議会、NPO法人クチェカのご協力のもと、真如苑SeRV「市民防災・減災活動公募助成」を活用し、10月の雫石町に続き2度目の開催となりました。当日は年末の慌ただしい時期にもかかわらず、岩泉町を中心に28名のご参加をいただきました。



 講習はいわてNPO災害支援ネットワークが講師を務め、浸水家屋の復旧に関する講義と、床下キットを用いて養生、釘抜、床板はがし等の実技を行いました。岩泉町は東日本大震災、平成28年の台風10号、そして今年の台風19号と近年で3度の災害に見舞われています。参加者の皆様はそれぞれに危機感を持ち、岩泉町を災害に強い町にしていくという意識の高さを感じました。

 研修での学びを今後に活かすとともに、次に起こりうる災害に備え、微力ながらお役に立てるよう引き続き活動して参りたいと思います。


11月13日(水)、14日(木)の2日間にわたり、「企業×NPO岩手交流会」を開催しました。これは岩手県の主催で、いわて連携復興センターが運営したものです。


【趣 旨】
近年の企業による社会貢献活動(CSR)において、NPOとの連携・協働の動きが加速しています。また、多くの企業が被災地に対し支援を行う中で、地域で活動する住民、まちづくり団体、NPOとの結びつきや、協働により地域貢献につながる事例がたくさん生まれました。
企業と団体がパートナーとなることは、新たなビジネスチャンス・地域の課題解決へつながる可能性を秘めています。さらに、企業で培ったスキルを持った個人と団体の結びつきが、自分たちの暮らす地域を活性化するかもしれません。
「企業×NPO 岩手交流会」は、岩手県内の企業とNPOがお互いを知る場として、すでに行われている様々な事例等から連携・協働することのメリットを学び、新たな交流の第一歩となることを目的として開催いたしました。

内容としては以下の通りです。

◆大船渡市開催
令和元年11月13日(水)13:30~16:30(開場 13:00)
大船渡商工会議所 研修室

◆盛岡市開催
令和元年11月14日(木)13:30~16:30(開場 13:00)
エスポワールいわて 大中ホール

【プログラム】
13:00 開場
13:30 第1部 「企業とNPOの相互理解を深めるための具体的な取組を知る」
    大船渡会場:一般社団法人大船渡青年会議所 理事長 猪股 博光 氏
    盛岡会場:株式会社キャッセン大船渡 タウンマネージャー 臂 徹 氏
14:15 第2部 「地域のNPOを知る」
    「参加NPOによる活動紹介と連携に向けたプレゼンテーション」
15:30 第3部 企業とNPOとの交流会&マッチング相談


【大船渡会場発表団体】
NPO法人おはなしころりん(大船渡市)
NPO法人りくカフェ(陸前高田市)
公益財団法人共生地域創造財団(陸前高田市)
一般社団法人三陸ひとつなぎ自然学校(釜石市)
一般社団法人かたつむり(大船渡市)
NPO法人パクト(陸前高田市)

【盛岡会場発表団体】
NPO法人クチェカ(岩泉町)
NPO法人いわてGINGA-NET(盛岡市)
認定NPO法人accommon(盛岡市)
NPO法人いわてパノラマ福祉館(盛岡市)
認定NPO法人岩手県青少年自立支援センター「ポランの広場」(盛岡市)
社会福祉法人カシオペア障連(二戸市)
NPO法人インクルいわて(盛岡市)
NPO法人ウェルネスクラブ・レインボー健康体操で寝たきり0を目指す会(雫石町)
NPO法人東北岩手応援チャンネル(東京都)


大船渡会場では、一般社団法人大船渡青年会議所 理事長/さいとう製菓株式会社 販売部 外商課 課長 猪股 博光 氏からご講演をいただきました。猪俣さんからは、企業側からご覧になっているNPOの意義や社会の中での役割、また、企業と共に連携していける可能性について、お話しいただきました。また、さいとう製菓さんの取り組みをSDGsの開発目標と共にご紹介いただきました。社会の中に山積する課題に対して、企業だけでなく、NPOだけでなく、共につながりながら取り組んでいかなくては、立ち行かなくなってしまう、といったお言葉が印象的でした。


また翌日の盛岡会場では、株式会社キャッセン大船渡 タウンマネージャー 臂 徹 氏
からご講演をいただきました。臂さんからは、キャッセン大船渡さんが取り組んでいる事業紹介、エリアマネジメント推進を目的とした、地域や住民のみなさんと繋がりながら実施している事例の紹介などをいただきました。
思考と実践として、・過去を踏まえた設えの検討 ・新しいアイディアが生まれる土壌 ・地元商圏対応の商業機能はいつまで維持できるのか?機能の置き換え
・次世代に引き継ぐ街の文化 の視点から様々な実践例をお聞きしました。
臂さんご自身が、またキャッセン大船渡が、地域と住民、企業とNPOを繋ぐ場となっていることを実感しました。


その後、大船渡・盛岡の参加NPO団体からの活動紹介と企業の皆さんと連携して実践したい取り組みについてのプレゼン発表が行われました。この交流会で発表していただくにあたり、団体の皆さんは事前にセミナーを受講して臨まれました。このセミナーでの学びを活かして、NPOと企業が繋がるフックのひとつとしてのSDGsの取り組みを盛り込んだ資料にしたり、ただ発表するだけではなく、聞いた方が「動いてもらうためのプレゼン」を意識して、各団体とも、3分間という限られた時間の中で熱心に発表していました。

その後の、交流会では、さながら婚活パーティーのように、連携したい企業さん、NPOさんとの交流をしていました。ここでは、わたし達いわて連携復興センターのスタッフがコーディネートを担当させていただきました。
お互いの提案を聞き合ったり、具体的な連携について早速、話し込む姿もみられましたよ。
                          

いわて連携復興センターでは、この繋がりをきっかけとして、これからの人材育成や課題解決、さらに新たな企業戦略等につながる機会にしていただくためのサポートを、今後も継続させていただきます。
ご参加いただいた皆様、ご登壇いただいた皆様、ありがとうございました。


11/27(水)、陸前高田市にて「とうほくNPOフォーラムin陸前高田2019 ~復興の先を見据えて 現在(いま)NPOは何をするべきか~」が開催されました。

これは、NPOサポートリンク・フォーラムin陸前高田2019実行委員会の主催によるもので、構成団体及び事務局は以下の通りです。
(構成団体)特定非営利活動法人みやこラボ
      特定非営利活動法人陸前高田まちづくり協働センター
      特定非営利活動法人おおふなと市民活動センター
      一般社団法人気仙沼まちづくり支援センター
      気仙沼まち大学運営協議会
      特定非営利活動法人いしのまきNPOセンター
      特定非営利活動法人地星社
      一般社団法人東北圏地域づくりコンソーシアム
      多賀城市市民活動サポートセンター
      南相馬市市民活動サポートセンター

【事務局】 特定非営利活動法人アットマークリアスNPOサポートセンター
      認定特定非営利活動法人日本NPOセンター

オープニングでは、「持続可能な地域の仕組みとは」-NPOに期待される役割とは何か-というテーマのもと、
神奈川県小田原市の加藤憲一市長による講演と、
加藤市長に加え、陸前高田市の戸羽太市長、@リアスNPOサポートセンターの鹿野順一代表理事によるトークセッションがありました。

小田原市も陸前高田市もSDGs未来都市に認定されており、
持続可能な地域を目指すためには、NPOや企業などの民間と行政との協働が必須になるとのことでした。
また、協働を目指すためには、「待ち」の姿勢ではなく、提案できるNPOになること、
相手を知り、コミュニケーションを重ねていくことが信頼につながるということを再認識しました。

その後、以下の4つの分科会に分かれました。
《分科会 A:地縁組織と NPO のこれから》
NPOと多様な担い手の関係性、関わり方を考える
・若菜 千穂さん(特定非営利活動法人 いわて地域づくり支援センター 常務理事)
・宝楽 陸寛さん(特定非営利活動法人 SEIN 事務局長)

《分科会 B:地域における企業との連携》
 課題解決のための連携の手法や具体的なアクションを考える
・日下 均さん(長町一丁目商店街振興組合相談役)
・千葉 和義さん (特定非営利活動法人 Azuma-re 代表理事)

《分科会 C:地域の作り方》
 被災地の未来を見据え、そのあるべき姿を考える
・横田 能洋さん(特定非営利活動法人 茨城NPOセンター・コモンズ 代表理事)
・小玉 順子さん(NPO法人おおさき地域創造研究会 事務局長)

《分科会 D: 若者の巻き込み方》
 次世代・若者の地域参画の仕組みについて考える
・矢野 明日香さん(一般社団法人 まるオフィス スタッフ)
・立花 淳一さん(からくわ丸 代表)

クロージングでは、各分科会でのキーワードを全体に共有され、参加した分科会以外の状況も把握することが出来ました。
その後、武田薬品工業株式会社の吹田博史さんから総評を頂き、拍手で閉会となりました。

クロージングで、認定NPO法人日本NPOセンターの田尻さんがおっしゃっていましたが、
・地域課題を解決していくためには、様々なセクターと目線を合わせながら連携をしていくことが必要である。
・先を見据えたときに、東日本大震災を経験していない若者たちをどう巻き込んでいくか?を考えていかなければならない。
ということに共感しました。

次回は、来年度、福島県での開催になりそうです。

いわて連携復興センターも地域で活動している方々の想いに寄り添い、復興からその先へ…持続可能な地域へのお手伝いが出来ればと思っております。


11/21~22の1泊2日で、東日本大震災支援全国ネットワーク(JCN)主催のJCNツアー in 岩手が行われました。いわて連携復興センターは、JCN岩手担当としてツアー内容を企画し、当日もアテンドを担当しました。

「答えは東北にある!」と題し、岩手・宮城・福島でそれぞれ開催されるJCNツアー。現地で活動する団体や施設、震災遺構などを訪問し、団体との対話を通じて、現地のニーズや課題を知り、現地との関わり方を考える機会とすることを目的としています。

そして、今年の岩手ツアーのテーマは「3.11の経験をつなぎここに生きること。私たちができること。」です。今年度3回発行される「JCNレポート」や、秋に東京・名古屋・大阪で開催された「3.11の今がわかる会議」で岩手から紹介した(する)方々に会い、彼らの現場で話を聞くのが魅力のツアー!としました。

お天気に恵まれた2日間。大阪、愛知、東京、岐阜、福島、そして岩手県内からの参加者とOne Team!となって、沿岸で活動する団体や震災伝承施設などを訪問しました。

第1日目:大槌町&釜石
NPO法人吉里吉里国
・大槌町文化交流センターおしゃっち震災伝承室
・NPO法人ワーカーズコープ大槌地域福祉事業所
NPO法人アットマークリアスNPOサポートセンター


吉里吉里国では到着してすぐに薪割体験!みんなで黙々と作業した後に、代表の芳賀さんから震災後の想いや取組みなどを伺いました。


ワーカーズコープ大槌事務所が運営する、子どもから高齢者まで、さらに、障がいの有無に関わらず、多様な方々が互いに支え合いながら過ごす共生ホーム「ねまれや」では、子どもたちの歓迎を受け、所長の東梅さんも私たちも顔がほころびました。


アットマークリアスNPOサポートセンターの川原さんからは、被災地の今を記録する《復興カメラ》の取組みだけでなく、震災当日の動きや鵜住居防災センターの話も伺いました。

第2日目:釜石&陸前高田
鵜住居(うのすまい)復興スタジアム
いのちをつなぐ未来館
東日本大震災津波伝承館 いわてTSUNAMIメモリアル
認定NPO法人桜ライン311


鵜住居復興スタジアムでは、9月にラグビーW杯が行われたスタジアムを見学。同じく鵜住居地区に今年3月にオープンしたいのちをつなぐ未来館では、震災当時釜石東中学校3年生だったガイドの菊池さんから当時や現在までの復興の様子などを伺いました。


陸前高田では、9月にオープンしたばかりの岩手県の津波伝承館見学した後、桜ライン311の岡本さんと佐々木さんから植樹活動や地域への想いなど伺いました。

今回、様々な立場の方々にご参加いただいたことで、訪問先でのやりとりや懇親会なども含めてとても濃い2日間になりました。私たち、いわて連携復興センタースタッフも、改めて沿岸で活動するみなさんの根底に有る思いや未来に向けての意気込みを聞くことができました。

地域の課題は全国どこでも共通する部分もあります。「東北を支援する」だけではなく、今回見聞きしたことがそれぞれの地域で活かされていくこと、それにも期待したいです。
参加いただいたみなさん、ご協力いただいた団体のみなさんありがとうございました。


いわて連携復興センターから、下記ご案内です。
首都圏の企業の皆様と岩手県で被災地支援や地域課題解決を図るNPO等との交流会を東京秋葉原で行います。
企業の社会貢献部門や助成財団の方々をはじめ、行政・支援団体等多くの皆様のご参加をお待ちしております。

【岩手から参加するNPO(プレゼン団体)】
特定非営利活動法人クチェカ(岩泉町)
一般社団法人三陸駒舎(釜石市)
一般社団法人三陸ひとつなぎ自然学校(釜石市)
特定非営利活動法人吉里吉里国(大槌町)
非営利型一般社団法人かたつむり(大船渡市)
一般社団法人マルゴト陸前高田(陸前高田市)
特定非営利活動法人LAMP(陸前高田市)
一般社団法人SAVETAKATA(陸前高田市)
特定非営利活動法人いわてGINGA-NET(盛岡市)
特定非営利活動法人岩手未来機構(盛岡市)

・・・下記ご案内・・・・・・・・・・

東日本大震災からもうすぐ丸9年が経とうとしています。この間に岩手ではインフラや住宅環境の整備が進み、新たなまちが広がっています。しかし、災害公営住宅や高台に移住した後のコミュニティづくりなど、いまだ震災に起因した課題に直面している方も多く、さらに、震災により改めて福祉・コミュニティの運営・子どもたちを取り巻く環境などの地域課題が顕在化しています。こうした課題に日々向き合い解決に取組んでいるのが、行政や企業、そしてNPOをはじめとする非営利組織などです。
本交流会では、首都圏の企業の皆様や岩手にゆかりのある皆様と、岩手の現状を共有し、これから岩手のNPOとともに出来る取組を考えていきます。岩手から参加するNPOからは、SDGsを含めた連携・協働のご提案をいたします。皆様のご参加をお待ちしております。

【開催日時】令和元年12月19日(木)13:30~16:30(開場13:00)
【会場】秋葉原UDX 4階Gallery (東京都千代田区外神田4丁目14番1号)
【対象】企業の皆様/行政・支援団体の皆様/岩手にゆかりのある皆様(ご興味のある方ならどなたでも参加できます)
・岩手の復興状況やNPOの取組みをお伝えします
・参加NPOよりSDGsを含めた連携・協働のご提案をいたします
・岩手のNPOを知るコーディネーターがマッチング相談や全体交流をサポートします

【プログラム】
13:30~ 岩手県挨拶・開催趣旨
13:40~ 岩手の復興状況やNPOの役割
14:10~ 企業との連携に向けたNPOによるプレゼンテーション
15:20~ 企業と岩手NPOのマッチング相談会および交流会

【定員】50名(事前予約制)
【申込期限】令和元年12月13日(金)18:00まで
※参加者定員になり次第予約を締め切らせていただく場合がございます
参加無料

主催:岩手県
運営:特定非営利活動法人いわて連携復興センター
本事業は令和元年度NPO等による復興支援事業として特定非営利活動法人いわて連携復興センターが岩手県から受託し、事業運営を行っています。

【お問合せ/お申込み】
特定非営利活動法人いわて連携復興センター
〒024-0061 岩手県北上市大通り1-3-1 おでんせプラザぐろーぶ4階
TEL:0197-72-6200 FAX:0197-72-6201 E-mail:join@ifc.jp  担当:酒井


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東京交流会チラシ


10月29日(火)、大船渡市の長安寺公民館にて、被災した住民の心のケアや、地域コミュニティの再生・活性化を目的とした料理教室が開催されました。

H31年度被災者支援コーディネート事業の一環で、
いわて連携復興センターが、株式会社NTTドコモ様といちょうの会様をおつなぎし、実現したものです。

この日は、大船渡市日頃市地区の長安寺地域を中心に約30名が集まりました。
公民館の体育館(のようなスペース)で行ない、
株式会社NTTドコモ様から参加者のみなさんへのごあいさつと自己紹介があり、
3つのグループに分かれて調理をしました。

グループごとに、ABCクッキングスタジオの先生より、
・ほうれん草の和風ハンバーグ~生姜あんかけ~
・ブロッコリーの胡麻くるみ和え
・桜えびと生姜の炊き込みご飯
の作り方を教えて頂き、早速調理開始。

さすが大先輩方!とても素早い包丁さばきで生姜を刻み、
慣れた手つきでハンバーグの空気抜きをされていました。
また、この様子に、ABCクッキングスタジオの先生からも感嘆の声が。

この日のメニューは、身体を温める効果のある生姜がふんだんに使われており、また、塩分も控えめという、参加者のみなさんにとっても嬉しいメニューになっていました。

参加された方からは、
「地域外からこうして来てくれることが、とてもありがたい。」
「1人2人で食べるより、こうしてみんなで作って食べて、というのがとても嬉しかった。」などの感想も聞かれました。


地域の中でも、サロンやサークル活動など、地域住民が自主的に集まる機会がある一方で、
高齢独居世帯等においては、サロン等の開催場所へ行くことも難しくなっていきます。
このように、遠方からお越しいただくことで、集う機会が出来たり、地域内だけではなく
地域外とのつながりが生まれたりもします。

株式会社NTTドコモ様、ABCクッキングスタジオのみなさま、ありがとうございました!

私たちいわて連携復興センターは、変化していく被災地の声に耳を傾けながらも、
継続的に被災地の復興支援に取り組む企業様の想いとリソースを地域につないでいきたいと思います。


いわて連携復興センターが構成団体として参画する「いわてNPO災害支援ネットワーク」より、下記のとおりお知らせいたします。

この度、11月22日(金)盛岡市にて開催を予定しておりました「三者連携に向けた災害時における初動対応研修」でございますが、台風19号豪雨災害の影響により開催を延期することといたしました。

実施に向け鋭意努力をしてまいりましたが、台風被害に対する各支援者および関係機関の対応が開催時期まで及ぶとみられ、延期せざるを得ない状況となりました。

ご参加を検討されていた皆様には、大変ご迷惑をおかけいたします。
深くお詫び申し上げますとともに、何卒ご理解ご了承のほど、よろしくお願い申し上げます。

なお、代替えの日程につきましては、年明け2月頃を予定しております。
日程が決まり次第改めてご案内させていただきます。

何卒よろしくお願い申し上げます。

●日時:令和元年11月22日(金)10:00~15:30(受付9:30~)
●会場:盛岡市遺跡の学び館 研修室(盛岡市本宮荒屋13−1)
 
 
●対象:
  ⑴県・市町村行政防災(災害)担当課
  ⑵市町村社会福祉協議会職員
  ⑶NPO団体職員または個人ボランティア等テーマに関心のある方
●参加費:無料
●定員:50名(事前予約制)
●申込期限:令和元年11月18日(月)18:00まで
 
●プログラム(予定)
9:30  受付
10:00 「災害後の各セクターの初動対応」に関する説明
      ■岩手県保健福祉部地域福祉課
      ■岩手県社会福祉協議会
      ■いわてNPO災害支援ネットワーク
12:00 昼食・休憩
13:00 講義:官民参加型「情報共有会議」に関する基礎知識
      これまでの情報共有会議の設置運営事例から、行政、社協、NPO、ボランティアが
      それぞれどういう情報を持ち寄り、会議を経てどう展開するかイメージします
       講師:特定非営利活動法人全国災害ボランティア支援団体ネットワーク(JVOAD)
14:00 講義&事例紹介「初動時の現地調査におけるポイント&被害表現キーワード」
      過去の災害(写真等)を事例に、効果的な撮影方法や伝達形式を学びます
       講師:特定非営利活動法人全国災害ボランティア支援団体ネットワーク(JVOAD)
15:30 閉会
 
お申込み・お問合せ
  いわてNPO災害支援ネットワーク事務局(いわて連携復興センター) 担当:大向
  〒024‐0061 岩手県北上市大通り1‐3‐1 おでんせプラザぐろーぶ4F
  Tel:0197‐72‐6200  Fax:0197‐72‐6201  E-mail:ohmukai@ifc.jp
 
主催:いわてNPO災害支援ネットワーク
協力:社会福祉法人岩手県社会福祉協議会  後援:岩手県
 
本研修はJVOAD「都道府県域ネットワーク サポート事業」をいわてNPO災害支援ネットワークが受託し、開催するものです。

本事業は令和元年度NPO等による復興支援事業の一環として特定非営利活動法人いわて連携復興センターが岩手県より受託し、事業運営を行っております。

11/13・11/14 企業×NPO「岩手交流会」

特定非営利活動法人いわて連携復興センターでは、岩手県より令和元年度NPO等の運営支援事業を受託し、
11/13(水) 大船渡市・11/14(木) 盛岡市において「企業×NPO 岩手交流会」を開催いたします。
なお、当日は、岩手県内で活動するNPO約15団体が参加いたします。
この機会により多くの県内企業の皆様にNPOとの協働のメリットを知っていただき、これからの人材育成や課題解決、さらに新たな企業戦略等につながる機会にしていただければと思っております。
皆様のご参加をお待ちしております。

【企業×NPO 岩手交流会 参加NPOリスト [団体名:拠点]】
<11/13 大船渡会場>
NPO法人おはなしころりん(大船渡市)
NPO法人りくカフェ(陸前高田市)
公益財団法人共生地域創造財団(陸前高田市)
一般社団法人三陸ひとつなぎ自然学校(釜石市)
一般社団法人かたつむり(大船渡市)
NPO法人パクト(陸前高田市)

<11/14 盛岡会場>
NPO法人クチェカ(岩泉町)
NPO法人いわてGINGA-NET(盛岡市)
認定NPO法人accommon(盛岡市)
NPO法人いわてパノラマ福祉館(盛岡市)
認定NPO法人岩手県青少年自立支援センター「ポランの広場」(盛岡市)
社会福祉法人カシオペア障連(二戸市)
NPO法人インクルいわて(盛岡市)
NPO法人ウェルネスクラブ・レインボー健康体操で寝たきり0を目指す会(雫石町)
NPO法人東北岩手応援チャンネル(東京都)


詳細は、下記です。
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主催岩手県、運営いわて連携復興センターによる、岩手県内の企業とNPOとの交流会のご案内です。
盛岡会場・大船渡会場、それぞれ違うNPOが、日頃の取り組みと、企業の皆様との連携・協働していたい取組をプレゼンテーションし、両者のマッチングを目指していきます。「NPOってどんな活動をしているの?」「企業・個人とNPOってどんな連携・協働ができるの?」このような疑問をお持ちの特に企業・行政の皆様にぜひご参加いただきたく思っております。多くの皆様のご参加をお待ちしております。
 
 
 
【概要】
近年の企業による社会貢献活動(CSR)において、NPOとの連携・協働の動きが加速しています。また、多くの企業が被災地に対し支援を行う中で、地域で活動する住民、まちづくり団体、NPOとの結びつきや、協働により地域貢献につながる事例がたくさん生まれました。
企業と団体がパートナーとなることは、新たなビジネスチャンス・地域の課題解決へつながる可能性を秘めています。さらに、企業で培ったスキルを持った個人と団体の結びつきが、自分たちの暮らす地域を活性化するかもしれません。
「企業×NPO 岩手交流会」は、岩手県内の企業とNPOがお互いを知る場として、すでに行われている様々な事例等から連携・協働することのメリットを学び、新たな交流の第一歩となることを目的として開催いたします。
 
【日時・会場】
大船渡市開催
令和元年11月13日(水)13:30~16:30(開場 13:00)
大船渡商工会議所 研修室(岩手県大船渡市盛町字中道下2-25)
 
盛岡市開催
令和元年11月14日(木)13:30~16:30(開場 13:00)
エスポワールいわて 大中ホール(岩手県盛岡市中央通1丁目1−38)
 
【プログラム(予定)】
13:00 開場
13:30 第1部 「企業とNPOの相互理解を深めるための具体的な取組を知る」
    大船渡会場:一般社団法人大船渡青年会議所 理事長 猪股 博光 氏
    盛岡会場:株式会社キャッセン大船渡 タウンマネージャー 臂 徹 氏
    ※大船渡会場で予定していた三陸鉄道株式会社 中村様は台風19号対応の為、ご欠席となります。
14:15 第2部 「地域のNPOを知る」
    「参加NPOによる活動紹介と連携に向けたプレゼンテーション」
15:30 第3部 企業とNPOとの交流会&マッチング相談
 
【対象】企業・NPO・行政・社会貢献またはボランティアに関心をお持ちの方
※興味のある方はどなたでもご参加いただけます!
 
【参加費】無料(事前予約制)
 
【お問合せ・お申込】:特定非営利活動法人いわて連携復興センター 担当:大向
〒024‐0061 岩手県北上市大通り1‐3‐1 おでんせプラザぐろーぶ4F
Tel:0197‐72‐6200  Fax:0197‐72‐6201 E-mail:join@ifc.jp 申込締切:11月8日(金)18:00
※ 下記お申し込み用紙に必要事項をお書きの上FAXで申し込み下さい。E-mailでお申し込みの場合、タイトルを「岩手交流会 盛岡or大船渡申込み」としていただき、お名前、会社名(所属先)、連絡先をご記入ください。
 
本事業は令和元年度NPO等による復興支援事業の一環として特定非営利活動法人いわて連携復興センターが岩手県より受託し、事業運営を行っております。

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岩手交流会チラシ


10月23日盛岡・釜石にて、32万部を超える「1分で話せ」の著者、伊藤羊一さんを講師に、
想いを伝え共感を得るプレゼンテーションについてのセミナーを開催しました。

時間をかけてつくった資料でも、込められた想いが伝わらなければその意味は無いに等しくなります。
いかに相手の心をつかみ共感につなげるか。そのノウハウを教えていただきました。
・すべての土台→商品知識、営業スキル、マネジメントスキル、一般常識
・土台に「聞いて、考えて、伝える」がないとダメ。能力ではなく、訓練。
・そもそも、私たちは何のために「伝える」のか。聞き手に動いてもらうために伝える。
・自分たちがわかるような言葉だけで伝えていてはわかってもらえない。
・いい活動が伝わらない。伝わらないとゼロ。理解してもらわないと話が進まない。


また、「コミュニケーションは聞き手が決める」というフレーズも印象的でした。
つまり、こちらが「言った」というのは、相手に「伝わった」ということではない、ということです。
共感が得られてはじめて相手に伝わり、気持ちを動かすことができるのです。

参加された方からは、
「相手を動かす、という考え方をしてこなかったので、意識が変わった」
「すぐに実行できる。日常的に根拠を考えるようにしたい」
などの感想を頂きました。


両会場とも大勢の方にご参加いただき、
盛岡会場に関しては、定員数をオーバーするほど人気のセミナーとなりました。

参加されたみなさん、伊藤さん、ありがとうございました!


本セミナーは令和元年度NPO等による復興支援事業の一環として特定非営利活動法人いわて連携復興センターが岩手県より受託し、事業運営を行っております。


岩手、宮城、福島の各県で活動されている団体や施設、震災遺構などを訪問するJCNツアーが今年も開催されます。話を聞くだけ、施設や震災遺構を見るだけでなく、現地団体との対話や交流と現場視察を通じて被災地の現状を知り、被災地の課題を一緒に考えるツアーです。
台風19号を始めとする多くの災害が起きていますが、東日本大震災での取り組みをぜひ、現地で聞いてみませんか。また、今後の東日本大震災に関する関わり方を考えるきっかけにいかがでしょうか。

各県ともに20名の定員のため、早めにお申込みください。
参加費は無料で、集合場所と解散場所までの交通費もJCNが負担(上限あり)いたします。

岩手ツアーについては、詳しい行程表とおすすめポイントがありますのでぜひご覧ください!ご参加お待ちしています!!

JCNツアー in 東北 2019 「答えは東北にある!」の概要

<開催概要>
◯ツアー日程
・岩手県:11月21日(木)-22日(金)
・宮城県:11月28日(木)-29日(金)
・福島県:12月10日(火)-11日(水)
※各県とも1泊2日で団体や施設などを視察する予定です。

◯参加対象
・東日本大震災に関わっている、関わりたいと考えている団体や企業
・東日本大震災から得られた知見を自団体の活動に取り入れようと考えている企業や団体
・自団体の活動から得られた知見などを東北の団体と意見交換したい企業や団体

◯定員と注意事項
各県20名

※申込締切日:11/11(月)
※申込多数の場合について
以下、条件に該当する企業、団体をJCNで検討し、優先させていただきます。
・現在も東日本大震災における支援活動を行っている企業、団体
・JCN会員(会員団体、協力団体)

※福島の場合は、福島第一原子力発電所を視察するため、参加にあたり以下条件等が付与されます。
・本人確認資料(身分証明証※申込フォームに記載)の写しの事前提出と当日の携帯
・放射線量が通常より高い区域(300μSv/h程度)を通過することをご了承いただける方
・皮膚に創傷がある場合は参加できない場合があります
・6ヶ月以内に医療機関にてRI投与等の放射線治療をされている方は、汚染検査の時に
 RI投与剤の体内残留の影響により誤検出する場合がありますので、事前にその旨を
 連絡いただくことになります
・未成年者の参加はご遠慮いただいております
・報道関係者の参加はご遠慮いただいております

◯参加費
無料(食事代など一部自己負担がございます)

※無料に含まれる主たる費用は、視察中の交通費、宿泊費等
※自宅最寄駅からの集合場所までと、解散場所から自宅最寄駅までの交通費は
岩手県20,000円、宮城県15,000円、福島県10,000円を上限に補助します。
(ただし、実費が上記金額に満たない場合は、実費を負担します)

<ツアー行程>

◯岩手県【11月21日(木)-22日(金)】

・集合:11/21(木)10時に東北新幹線「新花巻駅」集合
・解散:11/22(金)17時に東北新幹線「一関駅」解散
・行程・視察(滞在)場所
 11/21(木)新花巻駅→大槌町→釜石市(宿泊)
 11/22(金)釜石市→陸前高田市→一ノ関駅解散

(主な視察先)
・NPO法人 吉里吉里国(地域再生、薪割り体験など)
・三陸鉄道(浪板海岸駅〜鵜住居駅)
・鵜住居復興スタジアム
・NPO法人 ワーカーズコープ大槌事務所(共生型ホームなどの運営)
・株式会社かまいしDMC 地域創生事業部(いのちをつなぐ未来館、語り部等による震災伝承・防災学習の推進)
・いわてTSUNAMIメモリアル(岩手県の津波伝承施設)
・認定NPO法人 桜ライン311(桜の植樹による震災伝承・防災減災啓発活動)
 ※視察先の場所などは変更になる場合がございます。


◯宮城県【11月28日(木)-29日(金)】

・集合:11/28(木)9時20分に東北新幹線「仙台駅」集合
・解散:11/29(金)17時30分に東北新幹線「仙台駅」解散
・行程・視察(滞在)場所
 11/28(木)仙台駅→岩沼市→南三陸町→気仙沼市(宿泊)
 11/29(金)気仙沼市(唐桑・階上地区)→仙台駅

(主な視察先)
・岩沼市玉浦西地区(つながりデザインセンター)
・南三陸さんさん商店街(南三陸観光協会)
・NPO法人 浜わらす(子どもを対象に海などの自然体験事業を展開)
・気仙沼市移住定住支援センターMINATO(地域再生、まち大学)
・NPO法人 森は海の恋人(調整中)
・リアスアーク美術館
・震災遺構伝承館
 ※視察先の場所などは変更になる場合がございます。


◯福島県【12月10日(火)-11日(水)】

・集合:12/10(火)10時20分にJR常磐線「いわき駅」集合
・解散:12/11(水)17時00分にJR常磐線「いわき駅」解散
・行程・視察(滞在)場所
 12/10(火)いわき市→富岡町→大熊町→広野町(宿泊)
 12/11(水)広野町→楢葉町→いわき市解散

(主な視察先)
・廃炉資料館
・福島第一原子力発電所
・ならはCANvas(復興まちづくり)
・ワンダーファーム(水耕栽培による風評被害からの農業再生)
・柳生菜園(オーガニックコットンの畑経営)
 ※視察先の場所などは変更になる場合がございます。

お申込み方法と詳細について

こちらのURLからお申込みください。
https://jpn-civil.net/2014/blog/2019/10/jcn_in_2019.html


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JCN岩手ツアー実行工程表


10月17日(木)、大船渡市防災観光交流センター(おおふなぽーと)にて、卓上型対話支援システム「コミューン」の贈呈式及び公開セミナーを、大船渡地区認知症の人と家族の会様の定例会「つどいの会」の中で執り行いました。

これは、H31年度被災者支援コーディネート事業の一環で、
いわて連携復興センターが、NPO法人おはなしころりん様とNPO法人日本ユニバーサル・サウンドデザイン協会様をおつなぎし、実現したものです。


当日は、コミューン贈呈式、NPO法人日本ユニバーサル・サウンドデザイン協会理事長の中石様によるセミナー「聴覚活用による認知症ケア」、つどいの会恒例のフリートーク、という流れで行いました。

約30名の方々に参加いただき、
・難聴には「伝音性難聴」と「感音性難聴」があること
・伝音性難聴は、大きい声で話すと聴こえる。
・感音性難聴は、言葉としての理解が難しいので、音を大きくするのは逆効果。
・認知症検査で聴覚補助をした患者の48.1%は認知症ではなく、軽度認知症の疑いがあるか正常だった。
・認知症検査の前に耳の状態を把握しなければならない。
など、認知症と難聴について学ぶことが出来ました。


参加者からは、
「聴こえづらい方に対して、よかれと思って大声で話をしていたが、それはかえって相手を委縮させてしまうことになるのだ、ということにハッとさせられました。」
などという具体的な感想が上がりました。


コミューンを寄贈された、NPO法人おはなしころりん理事長の江刺さんは、
「おおふなぽーとを誰もが利用できる、居心地の良い場所にしていきたい。」
と、感謝と意気込みを述べられました。

おおふなぽーとの利用者には、コミューンを無償に貸し出しているとのこと。
大船渡市内外関わらず、たくさんの方が集い、交流が生まれることを期待しています。

私たちいわて連携復興センターは、変化していく被災地の声に耳を傾けながらも、継続的に被災地の復興支援に取り組む企業様・団体様の想いとリソースを地域につないでいきたいと思います。


10月20日(日)に、山田町中央公園にて「ニュースポーツで楽しもう!」が開催されました。これは、山田町心の復興事業・地域コミュニティ形成支援の一環として、やまだわんぴぃすさんが主催されたものです。
遊具に空気を入れたりマットを敷いたり、準備しているそばから「今日はイベントですか?」「これで遊べるんですか?」と、親子の皆さんが興味津々!準備ができたら、早速子ども達が集まってきてくれました!!


※ニュースポーツとは・・・?
 技術やルールが簡単で、子どもから高齢者まで「誰でも楽しめるスポーツ」です。キンボールやスポーツチャンバラなど、数百種以上あると言われています。

特に大人気だったのは、サイバーホイールとエアートラックすべり台でした。

子ども達は、何回も何回も繰り返し遊んでいましたよ。

子ども達が楽しそうに遊んでいるのを見守りながら、お母さんやお父さんたちともお話ししました。「こういう遊具で遊ぶ機会がないので、子どもが楽しそう」「台風19号の影響もありなかなか外で遊ばせられなくて、今日は良かった」「山田町の子ども達の運動不足が心配です」「次の開催はいつですか?」という声が寄せられました。

午前中の部が終了する前に、ここでこびりっこ(おやつ)タイム♪
今日のこびりっこは、たい焼きです。たくさん遊んで食べるこびりっこは美味しいね!!


この日はお天気も良かったので、ベンチでお昼を食べる親子の皆さんも多かったです。

午後からは、小学生の子ども達もたくさん遊びに来てくれました。


キンボールやミニテニス、スラックラインで楽しむ子ども達もいましたよ。また、おばあちゃんとお孫さん連れの姿も多くみられました。
爽やかな秋晴れの下、子ども達の元気な声が公園中に響き渡った一日でした!!

今後の「ニュースポーツで楽しもう!」の予定をお知らせします。

11月10日(日)、24日(日) 9時~ 山田町中央公園
皆さん、是非ご参加ください!!

私たちいわて連携復興センターは、今後も地域の団体さんと共に、住民の皆さまのニーズを拾いながら、親子で楽しめるイベントや多世代交流に繋がる様々な機会を応援させていただきます。


10月15日(火)、16日(水)の2日間、「地域円卓会議」を知るセミナーを開催致しました。
沖縄県より、公益財団法人みらいファンド沖縄 副代表理事の平良斗星(たいら とうせい)氏にお越しいただき、花巻市と大槌町にて実施しました。

本セミナーは、沖縄式地域円卓会議の概要についてお話しいただき、会場から質疑応答を受けるという形で進めました。


花巻会場の様子

沖縄式地域円卓会議は、地域で起こっている「困りごと」に立ち向かっている方々が、自ら第一声をあげることから始まります。
多くのシンポジウムのように、成功事例の紹介から始めるのではなく、まずは統計などを元に事実に向き合い、「参加者で共有すること」を大切にしているものです。
また、地域の「困りごと」を単独あるいは2者間で協議するのではなく、3者以上のステークホルダーで意見交換をしていきます。

花巻市会場には、行政、NPO、地域コミュニティなど、様々なセクターの方にご参加いただき、終了時間いっぱいまで質疑応答が続くセミナーとなりました。


大槌会場の様子①


大槌会場の様子②

翌日は、大槌町にてセミナーを実施しました。中身は、花巻と同じですが、セミナー終了後ワークをおこないました。
ワークでは、同じような活動内容、近隣の地域などに分かれて、「円卓会議を地域で実践するとしたら・・・」という視点で、「タイトルを決める」ワークをおこないました。
まずは、個人でタイトルを考え、グループの中でどのタイトルにするかを議論します。
そのうえで、グループのタイトルが決まったら、一度平良さんにアドバイスをいただきました。平良さんからは、どの部分にフォーカスするのか?より具体的なタイトルにするようにアドバイスをいただき、さらにグループ内でディスカッションを深めました。

ひとつのグループを例に挙げると、「子どもの貧困問題について」をタイトルにしていたグループは「学校に関するお金はどれだけ家庭の不安になっている?」になりました。
なるほど!確かに、このタイトルにすることで貧困問題のどの部分にフォーカスした円卓会議にしたいのか、がより明確になりました。

花巻市と同様に、大槌町でも質問が相次いで、時間いっぱいまで円卓会議を知りたい、自分の地域の課題解決のために取り入れたい、という熱意が伝わるセミナーとなりました。

参加されたみなさん、遠い沖縄県からお越しいただいた平良さん、本当に有難うございました!

本セミナーは、岩手県よりNPO活動交流センター管理運営業務を受託している「いわてソーシャルセクター協議会」が実施しました。
「いわてソーシャルセクター協議会」は、特定非営利活動法人いわてNPOフォーラム21と特定非営利活動法人いわて連携復興センターにより構成しています。

引き続き、地域のニーズに合わせた学びの機会を作っていきたいと思います。


10月19日(土)、雫石町総合福祉センターにて、いわて連携復興センターも参画している
いわてNPO災害支援ネットワーク(INDS)主催で「床下浸水した家屋の泥出し等に関する
基礎知識取得研修」を開催しました。

本研修は岩手県、岩手県社会福祉協議会、雫石町社会福祉協議会、雫石地区地域づくり会議のご協力のもと、真如苑SeRV「市民防災・減災活動公募助成」を活用して開催したものです。

台風19号などの災害が続く中ではありますが、県内外から30名のご参加をいただきました。

研修は風組関東 小林 直樹 氏を講師としてお迎えし、浸水家屋の復旧に関する講義と、床下キットを用いて家屋の構造、釘抜や床板はがし等の実技を行いました。

研修参加者の中には、翌日県内の災害ボランティアセンターを通じ現場で作業いただいた方々がいらっしゃったとのことです。

研修での学びを今後に活かすとともに、目の前の被害に対し少しでもお役に立てるよう引き続き活動して参りたいと思います。



9月30日(月)、10月1日(火)の2日間、企業との交流を生むための専門家との交流会「見つめ直そう!協力者・寄付者とのコミュニケーション!」を開催しました。
認定NPO法人難民支援協会(JAR)理事の石井宏明(いしい ひろあき)氏にお越しいただき、盛岡市と宮古市にて実施しました。

JARの動画放映と「あなたの組織にとって寄付者(協力者)とは?」という問いかけから始まったこのセミナーは、石井さんのJARでの経験を基に
・寄付者になるまでのフェーズ
・そのフェーズごとの施策
・資金調達をする目的
などについてお話しいただきました。



特に、メディア発信の事例や、資金調達の事例、フェーズごとの戦略も具体的にお話しいただけたことで、参加者からも
「フェーズの移り変わりによる、寄付への考え方の変化が参考になりました。」
「今後のビジョンや財政確保においてフェーズで示してもらった点で分かりやすかった。」
「企業と関係をつくり継続して付き合っていくためのノウハウを知ることができました。」
というような感想が出ました。


今回のセミナーは、私たちが日ごろ行なっているNPO活動へ協力や寄付を下さる方々、そして新たに出会った方々との関係づくりについて、改めて見つめ直すきっかけになったと思います。それが、持続的な関係性の構築、さらに連携や協働に向けての第一歩になるのだと思いました。

参加されたみなさん、石井さん、ありがとうございました!


本事業は、令和元年度NPO等による復興支援事業として特定非営利活動法人いわて連携復興センターが岩手県から受託し、事業運営を行っています。