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活動の記録

岩手大学の知的財産と産学官連携ノウハウを活用し、
大学の研究成果の企業への技術移転、
新規創業支援及び研究開発型企業の誘致を推進するため、
盛岡市により建設された「盛岡市産学官連携研究センター(通称:コラボMIU)」では
気楽に研究の話を聞く機会を提供し、楽しみながら新たな出会いと
連携のきっかけ作りの場として「MIUcafe」というセミナーを
不定期開催しております。

その44回目となるセミナーは、
Yahoo!JAPAN 公式マガジン「Yahoo! Internet Guide」の編集者として活躍した後、
新潟のコワーキングスペース「JELLY JELLY CAFE NIIGATA」の設立に参画し、
現在はフリーのWebプランナーとしてノマド・ワーカーのスタイルで全国各地を奔走し、
互いのノウハウや商材をマッチングさせながら、全国展開をサポート、
及び地方の地域活性にWebプランニングを用いていらっしゃる西村治久氏が、
全国の事例を参考に、岩手県のコワーキングスペースの可能性についてお話されました。

現在、いわて連携復興センターでは
「東北未来創造イニシアティブ」の岩手サテライトとして
社会起業家支援を行っておりますが、
当団体が直接支援している社会起業家の他、
内閣府の復興支援型地域社会雇用創造事業により、
岩手県内でも100名以上の方が起業され、
その方々の連携を促進させたいと考えております。

その観点においても、
岩手県におけるコワーキングスペースの可能性を
考えることができたセミナーでした。


平成24年12月17日

特定非営利活動法人NPOサポートセンター主催の『Salesforce 実践研修 
支援者との関係性を深める「会員・寄付管理」』に参加しました。

NPOサポートセンターでは、セールスフォース・ドットコム ファンデーション株式会社ファンドレックス
と連携し、NPOが“支援者”と継続的なよりよい関係性を築くために、Salesforceの導入や活用のサポートを
行っています。

Salesforceとはクラウド型の営業支援・顧客管理アプリケーションです。
名簿管理だけではなく、イベントなどの参加履歴の管理、案内メールの一括配信、
WEBによる申込フォームの作成、寄付の分析などの多様な機能による支援者管理を実現することが
できます。
このサービスをセールスフォース・ドットコム ファンデーションでは、通常1ユーザーあたり
1万数千円するセールスフォースを、一定の基準を満たす非営利団体に対してSalesforce CRMを
無償提供しています。


「Salesforce 実践研修に参加」の続きを読む

バイオディーゼルアドベンチャーの山田周生氏は、
2007年にバイオディーゼルアドベンチャーを立ち上げられ、
廃てんぷら油からバイオディーゼル燃料を作りながら、
約1年をかけて地球一周を達成。その後、2009年からは
日本一周の旅に出発され、その旅の途中の岩手で東日本大震災が起こり、
そのまま岩手に滞在され、お仲間とボランティアの方々と共に
これまで支援を続けていらっしゃいます。

発災当初は物資の運搬や安否確認などの支援をされておりましたが、
現在は「グリーンアースキャラバン」という団体を立ち上げられ、
「菜の花大地復興プロジェクト」として、被災した農地や荒地、
花壇などに菜の花を植えて、景観作り、塩害などの土壌浄化、
地域単位のエネルギー生産のきっかけ作りを目指されています。

その具体的な活動内容としては、
ナタネの種を用意し、雑草刈り、
ガレキ撤去、耕作、種の収穫。
翌年菜の花を咲かせ、食用油を販売し、
その利益を農家や地元に還元することで
被災地復興支援にしたいとお考えです。

支援だけが先走りすることのないよう、
被災した皆様や地元の方々と話合い、
自立できるような形を模索しながらの支援を行っておられ、
現在も引き続き支援を必要とする農地や花壇などを
探されていますので、もしこの支援を
必要とされている方がいらっしゃいましたら、
是非下記までご連絡くださいませ。


菜の花大地復興プロジェクト事務局
mail:contact@greenearthcaravan.com
TEL:090-4473-2336

【協力】
「津波塩害農地復興のための菜の花プロジェクト」東北大学大学院農学研究科
NPO法人 菜の花トラスト in 横浜町、NPO法人 田原菜の花エコネットワーク
NPO法人 愛のまちエコ倶楽部株式会社 エコERC


本ブログでも何度か掲載せていただきました「一歩塾」。
遠野まごころネットさんの主催で、「被災地の課題を、広い視野で考察し、課題解決のヒントにする」ことを
趣旨とし、これまで遠野市で2回開催されてきました。3回目となる今回からは岩手県内を巡業するかたちで、
花巻市まなび学園にて行われました。

講師にはフォトジャーナリストとしてアフリカを中心に活動する傍ら、
被災地支援団体「NPOみんつな」の代表として復興支援に携わっている佐藤慧氏と、
アフガニスタンでの取材活動や従軍活動を通じて様々なメディアで情報を発信しながら、
南相馬でのさいがいFM運営に携わる白川徹氏にお越しいただきました。
まとめとなる座談会では、東日本大震災のことをまだまだ忘れてはいけない、
日本中が震災について考えることが必要との認識を確認しました。私たちも共催団体として
震災の風化という課題をしっかりと考えていきたいと思います。


平成24年12月13日 岩手日日掲載記事


今回の震災では多くの方がボランティアとして岩手の沿岸を訪れ、それが被災地の復興に
様々な面で寄与したといわれています。
陸前高田市のNPO法人P@CTさんが、今後のボランティア・支援をつなぐ為に
「陸前高田市復興サポートステーション」を来年1月より開設されます。

開設にあたり、12月26日に陸前高田市において、開設説明会を行われるとの事です。
「陸前高田サポートステーション」の概要については、P@CTさんの下記ブログをご覧ください!
http://ameblo.jp/rikutaka-pact/entry-11421140935.html
*運営主体は、NPO法人P@CTさんです。

ボランティアさんの誘致に関しては、復興の作業という側面の他に、交流人口の増加や、
復興への関心喚起などという意味合いもあります。地元NPOの自発的な活動ですので、
いわて連携復興センターとしても応援させていただきます!!

●陸前高田市復興サポートステーション 開設説明会
 ○日時:2012年12月26日(水) 10:00~12:00
 ○場所:横田町コミュニティセンター 1階和室
 ○内容:サポートステーションの概要説明・協力団体等からのコメント・今後について等。


一般社団法人SAVE IWATEさんでは、このたび被災地支援活動の一環として
「三陸復興カレンダー」を製作販売しております。
この収益はすべて被災地の支援活動費に充てられるとのことです。
カレンダーを1年間掲げていただくことで、日々被災地へ思いを寄せていただければと思います。
皆様のご協力をお願いいたします。

下記、ご案内文
++++++++++++++++++++++++++++++
このカレンダーは「鎮魂と祈りの民俗芸能」をテーマに製作したカレンダーでして、
三陸にはたくさんの民俗芸能が伝承され、祭りも盛大に行われます。
こうした芸能や祭りには、自然に対する感謝や畏敬の念が込められ、
また、亡くなられた方々を供養するものでもあります。

大災害が起きたこうした時だからこそ芸能や祭りの持つ意味合いは大きなものがあります。
被災地では住民の方々が散り散りになって暮らしていますが、芸能や祭りが人々をひとつにまとめる役割を
担っています。
カレンダーを1年間掲げていただくことで、日々被災地へ思いを寄せていただければと思います。
芸能が奉納される祭りの日程も記載してあります。ぜひ被災地に足を運んでいただければと願っています。
岩手県の三陸沿岸はちょうど12の市町村がありますので、各市町村からひとつずつの芸能や祭りを選ばせていただいています。
1部1,000円です(税込み)。収益はすべて被災地の支援活動費に充てられます。
詳しくはこちらです。http://sviwatecal.jimdo.com/
ぜひともご協力をいただきたく、お願い申しあげます。


「SAVE IWATE「三陸復興カレンダー」製作販売」の続きを読む

起業家・経営者が集い、
新しい東北・日本を作っていく拠点を目指し、
コワーキングスペース「cocolin」が、
今年の8月、仙台市にオープンしました。

こちらは仙台市を拠点とされている一般社団法人MAKOTOさんと
株式会社 仙台ソフトウェアセンター(愛称:NAViS)さんが
共同で運営されています。

世の中を良い方向に変えて行こうという志を持ってチャレンジする人々が集い、
Linkしていく場とするために、シェアオフィス的な場に留まらず、
セミナーなどのイベントもこちらで開催されています。

内装もシンプルでありながらもスタイリッシュで、
落ち着いて仕事に取り組める空間になっております。


ここを拠点に法人登記することも可能ですし、
これから仙台市で起業をお考えの方はもちろん、
他県にお住まいの方でも仙台に拠点を持ちたいとお考えでしたら、
是非選択肢の一つにしていただけたらと思います。


東北ろっけんパークは、仙台市中心部商店街の振興と、
東北の観光や産業の復興をバックアップする施設です。

その1階では東北の復興商店街の情報やグッズ、名産品などを紹介・販売しており、
2階には、新たに事業を立ち上げ、店舗出店を目指す方を対象とした
「TRY6チャレンジショップ&チャレンジボックス」が設置されており、
接客から動員販促まで、様々な実践経験が得られるスペースになっています。

そして3階は「創業スクエア」として、
起業や創業をめざす方々への相談受付やアドバイスのほか、
各種セミナーの開催、支援情報の発信などを行っています。

仙台に行かれる方はもちろん、
新たな事業や起業をお考えの方なども
ご興味のある方は是非一度お立ち寄りください。


11月28日(水)、大槌町にて
「伝えるコツ ~NPOのための広告スキルアップセミナー~」が
開催されました。

【共催団体】
特定非営利活動法人 いわて連携復興センター
認定特定非営利活動法人 日本NPOセンター
株式会社 電通
一般社団法人 おらが大槌夢広場

【協力】
NPO広報力向上委員会
おおつちさいがいFM

講師には株式会社バッテリー(電通グループ)の
クリエーティブ・ディレクターでらっしゃる友塚琢也氏、
株式会社 電通の間宮孝治氏と坂本陽児氏をお迎えし、
「伝えるコツ」の他、「プレゼンのコツ」、
「イベントマネジメント」についてご講義いただきました。

午後に行われたワークショップでは、
教えていただいたコツを参考に、
ご参加いただいた皆様がスケッチブックを用いて、
各所属団体等のプレゼンを行いました。

また、「イベントマネジメント」では
今年、盛岡にて行われた「東北六魂祭」を例に、
イベントの企画・運営方法などを教えていただきました。

今回ご教授いただいた全てのコツは、
今後、NPOの活動を少しでも多くの方々に知っていただくためにも
必要なノウハウやスキルだと感じました。


岩手県内でも復興に関する支援団体の様々な情報共有の場が設定されております。
そのなかでも市町村をまたぐ双方向の議論の場として「地域活性化ミーティング」が行われております。
これはジャパンプラットフォームといわて連携復興センターの共催で、昨年から「仮設分科会」として
開催されてきましたが、仮設住宅に限らない様々な課題が浮き彫りになる中で、
地域活性化ミーティングと名称を変更して今回(11月29日)が第2回となりました。

前段では復興庁西田氏より「来年度NPOが使えそうな政府予算説明会」として、
政府とNPOの協働へ向けた道筋が示されました。その後前回の会議の際に課題として挙げられた点が、
どのように取り組まれているかを各団体からご発表いただきました。また、仙台から
「地域活性化仕掛人」と呼ばれる㈱ハリウコミュニケーションズ代表の針生氏にお越しいただき、
地域コミュニティへの市民参加方法などをお話しいただきました。

今後も岩手県内各支援団体の地域活性化へ向けた取り組みを支えていきたいと思います。


12月9日花巻市にて、遠野まごころネット主催、
いわて連携復興センター共催で第3回一歩塾を開催いたします。

一歩塾は東日本大震災からの復興の中で、地域において浮き彫りになってきた課題が、
必ずしも被災地の課題ではなく、日本の縮図となっているという認識から開催しております。
広い視野で課題解決の方策を探ることも目的としていますが、
同時に今後求められる市民力を高めていくためにも、「市民参加の入り口」として
多くの方々にご参加いただきたいと思っております。

今回は国際的に活躍するジャーナリストの方々をお呼びし、
海外の貧困や紛争の問題、そしてそこに重なる被災地の課題をご講演いただきます。

お二人とも岩手では初の講演となります。
ぜひとも岩手の方々に聞いていただきたい話でしたので
お忙しい合間を縫って来ていただくことになりました。

内容と詳細は下記をご覧ください。
http://tonomagokoro.net/archives/37034

みなさまのご参加をお待ちしております!


11月27日 ゆいっこ花巻さんの事務所(花巻市)をお借りし、
第3回内陸避難者支援ネットワーク会議を開催しました。

第3回目となる今回は「サロン等のイベントについて」話し合われました。
参加団体から、各団体や地域でこれまで取り組まれたサロンやイベント等についての成功談や
失敗談等の情報提供を頂きました。
このように、地域を越えてより良い場づくりや方法を共有出来た機会になれたと思っております。

今後もこのような繋がり・情報交換の場が必要であるとの意見で一致し、
次回は平成25年1月17日15:00~ 当法人の北上サテライト事務所にて開催いたします。
内陸避難者支援を行っている支援団体の皆様のご参加をお待ちしております。

※日程変更のお知らせ
次回会議は、参加団体の皆様のご都合が合わないこともあり、
大変申し訳ございませんが、平成25年2月27日(水)15:00~
に今回の会議は延期させて頂きたいと思います。
場所は、同様に当法人の北上サテライト事務所にて行います。


文化芸術による大槌町まちづくりゼミ「ひょっこりひょうたん塾」より、
12月15(土)16日(日)に行われる「第五回 文化芸術まちづくりゼミ」のご案内です。
(いわて連携復興センターも本事業に関わらせて頂いております)

第5回目を数える今回は、十和田市現代美術館副館長 藤浩志氏を講師に迎え、
「アートで 人が 街が 動き出すということ」をテーマに、
藤さんが各地で展開してきた文化プロジェクトの事例紹介を通じて、
大槌町の復興に関わるコミュニティがより自発的に動き出す仕組みについて語り合います。

詳細とお申し込みはこちらをご覧ください。
http://hyotanjuku.jimdo.com/2012/11/21/第五回-文化芸術まちづくりゼミ/
みなさまのご参加をお待ちしております。

-第五回 文化芸術まちづくりゼミ-
【日時】12月15日(土)14:30 開始  16日(日)12:30 終了

【会場】シーサイドタウン マスト2階 マストホール
    (岩手県上閉伊郡大槌町小鎚第27地割3-4)

【タイムスケジュール】
■15日(土)
 14:30~16:30 おおつち お散歩会(※終了後、交流会あり)
「野点」に関わったメンバーとともに、大槌町の様々な地域や町民の取り組みを訪ねるツアーです。

■16日(日)
 9:30~12:30 レクチャー&座談会
 藤さんが各地で展開してきた文化プロジェクトの事例紹介を通じて、
 大槌町の復興に関わるコミュニティがより自発的に動き出す仕組みについて語り合います。

【参加費】無料
(交流会、食事、宿泊費は各自実費負担)

【お申し込み】
「お申し込み・お問い合わせ」ページより、
 必要事項を確認し、Eメールまたはハガキにてお申し込みください。

【お問い合わせ】ひょっこりひょうたん塾 事務局
〒028-1131
岩手県上閉伊郡大槌町大槌24-24-2
E-mail : hyotanjuku@gmail.com
Tel : 090-6229-4621


いわて・みやぎ・ふくしまの連携復興センター(3れんぷく)で復興庁を訪問し、
復興のためのコミュニティ形成を支える新たな基金と支援メニューづくりについて意見交換を行いました。


これまで、「3れんぷく」では、今後の復興にむけて
被災地のニーズに柔軟に対応するための新たな基金とその枠組みが必要であるとの認識から、
議論を重ねきており、「官民協働型復興基金」の実現に向けて準備を進めてきました。
今回の会議では、復興庁、企業、財団などの復興支援関係者から「官民協働型復興基金」についての
意見交換を行い、それぞれの視点から、アドバイスをいただきました。
今回の会議での意見を元に「官民協働型復興基金」の実現に向けて取り組んでいきます。



ファイルイメージ

3連復提言骨子


いわてゆいっこ花巻さんは、震災後から花巻市内に避難されている方々への物資提供や
訪問活動、交流促進活動に取り組まれてきました。
この度、10月9日にゆいっこ花巻の事務所内(花巻市一日市)に、被災者同士の情報交換する拠点として
「ゆいっこカフェ」をオープンしました。

民間助成金を活用して大型のカウンターなどを整備し、「避難生活を送る人たちが気軽に集まり、
くつろげる場所」をコンセプトに、運営にあたる方も被災者とのことです。
*開店は、毎週火、水、木曜日の午前10時~午後3時の予定。

被災者同士だけでなく、市内で生活する人との交流促進にも期待されています。


被災地には被災者自身がたちあがり被災者を支援していこうという支援団体NPOも多く存在しています。
大船渡市にある絆プロジェクト三陸もそのひとつです。
代表の佐藤氏は自身も避難所生活及び仮設住宅生活の中で、さまざまな状況を経験し、
それを活かした支援活動を展開しています。
避難所や仮設住宅で、少しでも被災者が外に出る必要性を感じてのお笑い公演や、こども支援にはじまり、
起業家支援、さいがいFMの運営、ソーラー発電設置支援、復興支援商品の作成、
ボランティアニーズマッチングなど、非常に多岐にわたる活動をしております。

先日開催された第5回JCN現地会議の際には現地NPOとしてご登壇いただき、活動を始めた経緯から、
人材育成や活用に関するお話をいただきました。
地域の団体ならではの強みを活かし、地元では絶大な力を持つ「お母さんのネットワーク」を
利用した活動や、SNSを積極活用してのリアルタイム情報発信を徹底し、人材活用につなげています。
地域のNPOとして地域に根差し、多彩な活動を展開されています。


11月18日、あえりあ遠野にて、遠野まごころネット主催の「一歩塾」が開催されました。
いわて連携復興センターでは共催として、広く県内に告知の面でご協力させていただきました。
この一歩塾は震災復興の中で、被災地の課題が必ずしも被災地に限ったものではなく、
日本全体の問題としてとらえるために、全国でさまざまな課題解決を経験してきた方々を講師としてお呼びし、課題解決のヒントを探るものです。
今回は環境をテーマとして、森林と水と土と生命に焦点を合わせ、森林インストラクターの横路氏から
自然との共生の方法や重要性が語られ、岩手県職員として林業分野に携わってこられた深澤氏から、
震災後の吉里吉里における入浴支援にはじまるNPO法人吉里吉里国についてお話しいただきました。
環境、自然を通した復興への道筋が示されとても素敵な会となりました。

次回は12月19日、花巻にて開催されます。
国際ジャーナリストの方々から、世界的な視野での課題解決・行動についてお話しいただき、
参加者とともに考えたいと思います。
詳細は追ってアップしますのでよろしくお願いします!


11月17日、いちのせき市民活動センター主催の「みちのくワークショップフォーラム」に
参加してきました。
一日を通して3つの教室があり、さまざまなプログラムの中から自分が興味のある分野を選び
受講することができます。
今回の中身としては、会議系ワーク、教育系ワーク、プレゼンテーション、PDCA、アイスブレイク、
神経言語プログラミング、色彩心理ワーク、人間関係作りワーク、ファシリテーショングラフィック、
チームビルディング、コミュニケーションワーク、ブレインストーミング・・などさまざまな種類で、
非常にバラエティーに富んだ内容でした。参加された方も、NPO関係者から行政関係者、
興味があったからという一般参加者含め、多方面に及びとても活気のある場となりました。



「みちのくワークショップフォーラム」は来年も継続して行われるとのことです。
今回のフォーラムでは、被災地でのコミュニティ形成など、様々な場面で活用可能な手法を学ぶことができ、
とても有意義な時間となりました。


11月12日と14日の両日、宮城県と福島県にて、
「仮設住宅支援事業事例共有セミナー」を開催しました。

■主催/公益財団法人 日本財団、特定非営利活動法人 いわて連携復興センター
■共催/みやぎ連携復興センター(宮城開催)
一般社団法人 ふくしま連携復興センター(福島開催)
■後援/復興庁、宮城県(宮城開催)、福島県(福島開催)、岩手県
■特別協賛/ジョンソン・エンド・ジョンソン社会貢献委員会

このセミナーは、宮城県、福島県の被災地支援に携わる自治体の皆様と共に、
岩手県で行われている仮設住宅支援事業の成果及び過程と、
宮城県、福島県の取り組み事例について共有することにより、
現行の仮設住宅団地で行われている支援の拡充とコミュニティ形成、
また今後の災害に備えた仮設団地運営の施策に繋げていくことを
目的として開催させて頂いたものです

12日は仙台市にて行い、
はじめに岩手県の事例として、北上市沿岸地域被災者支援室担当の小原学氏より、
北上市が大船渡市・大槌町で実施している「仮設住宅支援事業」概要説明、
そして特定非営利活動法人いわてNPO-NETサポートの事務局長菊池広人氏より、
事業の運営をサポートする側として、「アセスメント調査と事業におけるNPOの役割」という
テーマで事例紹介をしていただきました。
また、宮城県からは、東松島市地域包括支援センターの真籠しのぶ氏より、
東松島市で行っている支援の現状について事例紹介をしていただきました。

プログラム後半のパネルディスカッションでは、
コーディネーターを特定非営利活動法人 せんだい・みやぎNPOセンターの代表理事紅邑晶子氏に
務めていただき、事例発表者と参加者双方から支援する側の現状や課題を伺いながら、
よりよい支援の方向性について理解を深めていくことが出来ました。


14日は福島市にて行い、岩手県からは宮城開催に引き続き、
小原(代理:高橋氏)・菊池両氏に事例紹介いただき、
福島県からは富岡町生活復興支援おたがいさまセンターの吉田恵子氏より
事例紹介をしていただきました。
また、厚生労働省地域福祉専門官の中島修氏より、
「地域コミュニティ復興支援事業」についてお話いただきました。

福島では、パネルディスカッションのコーディネーターを
一般社団法人 ふくしま連携復興センターの理事でらっしゃる
中鉢博之氏に務めていただきました。


両日ともに、各方面よりたくさんの方々にご参加をいただいたことにつきまして、
改めてお礼を申し上げるとともに、今回のセミナーで共有されたそれぞれの事例が、
各地域で行う事業に少しでも参考になる部分があり、
より良い支援に繋がっていければと思っております。


11月15日、いわて連携復興センター 北上サテライトにて、
きたかみ震災復興ステーション「企業復興支援室交流会」が
開催されました。

主催は「きたかみ復興支援協働体」でして、
いわて連携復興センターもその一員として
協力させていただきました。

この交流会は、東日本大震災に伴い、
復興支援を行う大手企業と地元自治体、
地元企業との連携を促進し、被災地の復興に向けた動きを
促進することを目的としており、今回は10社、
28名の方にお集まりいただきました。

今回のテーマは「被災地の現状」

情報提供として、釜石市副市長の嶋田賢和氏、
大槌町の企業、株式会社 山岸産業さんに
それぞれ現状についてのお話をいただきました。

山岸産業さんでは、被災後、一時的に花巻に工場を借りて、
被災経験をもとに、アシスト付き三輪車(野菜コンテナが8つ程度積める荷台付き)や、
ガソリンとプロパンガス両方で発電できる発電機等を開発されています。

この度は、大槌町吉里吉里地区に新たに完成した工場の引き渡し式の後、
駆けつけていただき、当時のお話やこれからの展望や想いをお話いただき、
嶋田氏からは企業との協働事例や現在の課題などをお話いただきました。

今回も被災地の地元企業と大手企業のマッチングの可能性や方向性などを
摸索することができた交流会になったと思います。