4月24日(火)、陸前高田市コミュニティホール 中会議室にて下記の勉強会を行います。皆様のご参加をお待ちしております。
【開催背景】
東日本大震災から8年目。これまでは多くの方の想いや志からの民間助成金、そして行政の補助金のような財源が広く活用されてきました。しかし、そういった資金は減少していく一方、被災地においては、少子高齢化、地域課題解決の担い手不足、再建後の生活不安などの課題が山積しており、NPO等民間で公益サービスを担う必要性が議論されています。被災地以外において、現在、様々な地域の課題解決の為の循環する資金について議論されており、それを是非岩手でも学ぶ必要があります。
【目的】
現在、全国的に、コミュニティ財団、ふるさと納税の活用、遺贈寄付、休眠預金など様々な地域の課題解決の為の市民の意志を反映させる循環する資金について議論されています。復興、地方創生、元々の地域課題の改善解決などの担い手である、行政、NPO、企業、社協など地域の皆さんに是非こういったキーワードについて触れて頂き、岩手における資金循環について考える機会となることを目的とします。
【対象】
地域で活動するNPO、企業、行政などの担当者 30名程
【日時・場所】
平成30年4月24日(火) 14時~16時
陸前高田市コミュニティホール 中会議室
http://www.city.rikuzentakata.iwate.jp/kategorie/fukkou/community/hall/hall.html
【内容】
地域の課題解決の循環する資金の仕組みとしての「コミュニティ財団」「ふるさと納税」「遺贈寄附」「休眠預金」の全国的な状況についてを講師からご紹介頂きます。岩手県、そして市町村単位で取り組める仕組みについてのヒントを得て、考える場とします。
【講師】
公益財団法人地域創造基金さなぶり 常務理事 鈴木祐司氏
1977年千葉県生まれ。小学5年生の時に不登校。東京都内の不登校の子どものための居場所(NPO)で過ごし、97年に米国を本拠地とする青少年を支援する財団の日本事務局に入局。企業のCSRとして実施するNPO向けの助成事業 の企画・運営を担当、5年で1億円弱の資金を仲介する。06年に退職後、都内私立大学の非常勤講師等をへて教育系NPOに勤務。震災後に新しいコミュニティ財団の設立業務に従事し、現職。発災後5年が経過し、NPO支援と創業支援事業に計16億円弱の資金を調達・支援。今後はオープンデータや多機関連携型事業の推進、及び次の10年を支える資金調達に奔走している。全国コミュニティ財団協会の副会長も務める。
【主催・共催】
主催:NPO法人いわて連携復興センター
共催:公益財団法人地域創造基金さなぶり 岩手県NPO活動交流センター
協力:陸前高田NPO協会
【申し込み/お問合せ】
特定非営利活動法人いわて連携復興センター 担当:高田
〒024‐0061 岩手県北上市大通り1-3-1 おでんせプラザぐろーぶ4F
mail: takada@ifc.jp TEL:0197-72-6200
※お名前・ご所属・ご連絡先を明記ください。
名称 | いわて希望応援ファンド地域活性化支援事業 |
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内容 |
いわて産業振興センターでは「岩手希望応援ファンド地域活性化支援事業」の募集をしています。
中小企業者等の革新的・個性的な取組みにより地域経済の活性化を図るため、起業、経営革新、農商工連携、商店街活性化等に向けた取り組みに対して、助成金交付による総合的な支援があります。若者や女性等による取り組みは助成率が優遇されます。
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支援内容 |
1.新事業活動支援事業
【内容】新商品開発や経営の革新する中小企業者等の取り組みを支援
【対象者】中小企業者、NPO法人、農事組合法人等
【助成対象経費】新商品、新技術、新役務の開発または事業化、販路開拓、
及びそれに伴う市場調査・動向調査、人材養成等
【助成率】申請枠に応じて、助成率・助成金額が変わります。
2.創業支援事業
【内容】創業・起業を支援
【対象者】県内で創業・起業する者等、創業・起業後1年以内の県内中小企業者等
【助成率】2分の1以内(助成限度額150万円)
3.商店街等活性化支援事業
【内容】中心市街地や商店街の活性化に向けて革新的な取組を支援
【対象者】組合・団体(詳細を公募要領でご確認ください)
【助成率】2分の1以内(助成限度額100万円)
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申込締切 |
平成30年4月20日(金曜日)午後4時まで
ただし、4月13日までに事前相談の実施が必要です。
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問合せ先 | 公益社団法人いわて産業振興センター 産業支援部 |
URL | http://www.joho-iwate.or.jp/fund/index.html |
名称 | 東北3.11基金 |
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内容 |
東日本大震災の被災地では、住宅再建や産業復興が優先され、子どもの日常を回復する活動が後回しになってきました。本助成は、福島、宮城、岩手の子どもたちをめぐる課題を解決し、子どもたちが自らの力で未来を切り開いていく活動を支援します。
<2018年募集内容>
□ 助成対象
岩手、宮城、福島の被災3県の子どもたちの支援を行っている団体。法人格の有無は問いません。ただし、次の団体は除きます:国、地方自治体、宗教法人、 個人、営利を目的とした株式会社、有限会社などの組織、趣旨や活動が政治・宗教・思想・ 営利などの目的に著しく偏る団体。
□ 対象となる活動
子どもの電話相談、子育ての家庭訪問、子どもの居場所づくり、遊び場づくり、学習支援、広域避難者支援など、岩手、宮城、福島の子どもたちが自らの力を切り開いていく活動
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支援内容 |
総額:80万円
1団体あたり助成額:上限40万円
使途:上記事業にかかわる事業費、人件費、管理費、等。
※奨学金や生活費補助など特定個人への金銭授与を主たる目的とする事業は対象となりません
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申込締切 |
2018年4月2日~5月1日必着
arai.toshinobu@public.or.jpまで電子メールでお送りください。
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問合せ先 | 公益財団法人パブリックリソース財団(担当:新井) |
URL | http://www.public.or.jp/PRF/news/dt_146.html |
2018年3月17日~18日に東京で開催された「ファンドレイジング・日本2018(FRJ2018)」の振り返り会を岩手県花巻市で開催します。東北チャプターから参加したメンバーによる報告と情報交換のセッションを行い、今回参加した方はもちろん、参加できなかった方、ファンとレイジングに興味がある方に共有する為の場になればと思います。初めての方の参加も大歓迎ですので、どうぞご参加下さい!
【日時】
2018年4月13日(金)13時30分~15時30分
【場所】
花巻市定住交流センター なはんプラザ
(岩手県花巻市大通り1丁目2番21号)
* 花巻駅(新幹線は止まらない駅です)から徒歩2分。
車でお越しの方、駐車場は近隣の有料駐車場をご利用下さい。
【内容】
FRJ2018参加レポ発表会・意見交換
*認定・准認定ファンドレイザーの受験資格、資格更新に必要な選択研修のポイントを2ポイント取得できます!
【参加費】
500円(当日現金でお支払い下さい)
【主催】
日本ファンドレイジング協会 東北チャプター https://www.facebook.com/jfra.tohoku/
【共催】
NPO法人いわて連携復興センター
【申込先】
電話、FAX、メールにて下記へお申込みください。
【NPO法人いわて連携復興センター (担当:大吹)】
〒024-0061
岩手県北上市大通り1-3-1 おでんせプラザぐろーぶ4階
TEL (0197)72-6200 FAX (0197)72-6201
E-Mail obuki@ifc.jp
3月23日(金)、仙台市にて「現地会議in東北-私が東北に描く未来―」を開催致しました。
いわて連携復興センターは、JCNと協働し、岩手担当として参画しています。
当日は、岩手・宮城・福島で活動する方々を中心に20団体31名のご参加をいただきました。
これまで現地会議は、岩手・宮城・福島の3県各地で行なわれてきました。
今回の現地会議in東北では、各県で共通のキーワードとなっている「次世代」というテーマに着目し、3県各地で活動に取り組んでおられる方々(スピーカー)から、 それぞれが持つ「東北に描く未来(ビジョン)」を共有していただきました。
スピーカーは以下の6名です。スピーカーの発言内容も一部抜粋して掲載させて頂きます。
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「私が東北に描く未来」
1.下向理奈氏(NPO法人のんのりのだ物語代表理事)
・なにかやってみたいという気持ちを広げていきたいと思っている。そこに表現のあり方を考えるようになった。
・当事者として頑張っている人たちが増えている。地元の人達も頑張ろうという兆しが見えてきた。そういうものを可視化することをしていこうと思っている。
・NPOだから表現できることがあるはず。そういうものを伝えたい。
2.菊池広人氏(NPO法人いわてNPO-NETサポート事務局長)
・様々な制度、しくみが重なるところ。そういうところにいろんなことが生まれると思う。本来ははっきりしない分野や領域=「間」が大事である。
・未来をしっかり描き、課題を解決していくことが大事だと感じている。そういう思考で社会を見ること。そういうことを知る子どもたちが育っていく環境づくりが必要。
・滅私奉公から活私開公に。楽しく、自分らしい地域との関わり方が広がっていければと思う。
・未来を想定しておくことが大事。想定と違っていればそれにあわせて対応するそういう柔軟性が必要。
3.塩田恵介氏(只見線応援ミーティング/奥会津の地域経済を考える会事務局長)
・全国的にも知られている只見線。全国ローカル線の中でも乗降客が少なく、2011年の豪雨によって本当になくなる可能性が高まったことがあった。
・なくならないだろうと思っていたところが、なくなるかもしれないという危機感から色々なことに取り組むようになった。
・地域づくりのための学習支援や、若者やいろんな人たちと一緒に、自分おこし、地域おこしの講演会を継続して開催していく。
4.霜村真康氏(未来会議副事務局長/菩提院副住職)
・他地域とつながろう連携しようといってきたが、なかなかうまくいかない。だからこそ連なっていればそれでも良いのかもしれない。
・同じ経験をした東北で連なっていられれば良いのかもしれない。
・対話は続けるためにやるもの。続けるために常に問い続ける。次の問を見つけることができたら良い。問を見つけること、東北の文化として持てたら良いだろう。
5.加藤拓馬氏(一般社団法人まるオフィス代表理事)
・気仙沼のために関わる若者の活動人口を増やすことをミッションにして活動している。人口流出ではなく輩出するようにしたい。
・気仙沼のかっこいい大人の背中を見せること。地元の働きがいを知ってもらう。
・コミュニティが将来の夢をしばるのではなく、選択肢を広げることが問われていると思う。
・主体性の前に自己有用感を持ってもらうこと。地元志向・未来志向の両方を持つことが大事になるだろう。
6.渡辺一馬氏(一般社団法人ワカツク代表理事)
・つくりたい未来=困ったことがあっても困らない東北。
・デビューする人を増やすための環境づくり。若者が育つ、バッターボックスづくりをしていると思っている。地元の企業、NPOに、しっかり空振り三振する機会をつくる。
・自分たちで課題解決ができるしくみをつくりたい。
・・・
後半は、スピーカーと参加者が一緒になり、グループワークを行ないました。
グループ内で自己紹介とそれぞれの「東北に描く未来(ビジョン)」を共有した上で、そのビジョンを達成するために「壁となる事」を話し合い、主に「ひとづくり」「なかまづくり」「しくみづくり」の3分野で議論を深めました。
グループワークで出てきたキーワードとしては、
「地域住民・外部人材の巻き込み」「持続性の担保」「人材育成と役割分担(適材適所)」「雇用形態の多様化」「機会や場の設定」などがあります。
人口減少社会の中で、地域が地域であり続け、そこで人が暮らしていくためには、社会の変化への対応力や価値を生む力を育み、自分たちで課題解決が出来るしくみづくりや、自分らしい地域との関わり方が大切なのだと思いました。
今回は、岩手・宮城・福島と県を超えての現地会議開催となりました。
復興への状況や地域の課題は様々でありますが、
未来を見据えたときに、壁となっている事や地域への想いというものの、本質的なところはあまり変わらないのかもしれません。
いわて連携復興センターは、今後も地域で活動されている方々へのサポートと、様々な機会の提供をしていきたいと思います。
名称 | 平成30年 東北電力「東北・新潟の活性化応援プログラム」 |
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内容 |
「東北・新潟の活性化応援プログラム」は、平成29年に創設された制度です。東北6県と新潟県内の各地域で、地域産業の振興や、地域コミュニティの再生・活性化、交流人口の拡大など地域課題解決のための自主的な活動を行っている団体を応援することを目的としております。第1回は110団体から応募があり、7団体への助成が決定しております。
【応募資格】
●東北6県と新潟県の団体が主体となっている、同地域での活動であること。
●地域産業の振興や、地域コミュニティの再生・活性化、交流人口の拡大などの地域課題解決に資する活動を2年以上行っており、今後も継続する団体の活動であること。
※なお、自治体の活動、営利を主たる目的とする団体の活動、個人の活動は対象となりません。
【審査の対象となる活動】
地域産業の振興
●地域資源の商品化によるコミュニティビジネスの展開
●伝統産業の伝承と後継者育成事業の展開
●6次産業化による若者雇用創出
●UIJターンのサポート・促進事業の実施
地域コミュニティの再生・活性化
●空き家や廃校を活用した地域交流の場の創出
●地域文化・伝統継承による地元交流の促進
●商店街活性化に向けた交流事業の展開
●農山漁村交流を通じた定住促進事業の展開
交流人口の拡大<活動例>
●地域資源を活かした地域ツーリズム・観光イベントの開催
●観光拠点づくり事業の展開
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助成金 |
特別助成金(1団体)100万円
助成金(6団体)30万円
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応募期間 | 平成30年3月19日(月)~平成30年5月16日(水)必着 |
問合せ先 | 東北電力株式会社 広報・地域交流部 地域共生グループ |
URL | https://www.tohoku-epco.co.jp/sprogram/ |
認定NPO法人イーパーツ様より第16回複合機およびラベルライター寄贈プログラムのご案内です。
以下、転載
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【NPO法人イーパーツ】 寄贈プログラム公募のご案内
第89回リユースPCおよびモニター寄贈プログラム(4/19まで)
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NPO法人イーパーツでは、情報化支援を目的としたパソコンおよび周辺機器の
寄贈プログラムを行なっています。
本日は「第89回リユースPC寄贈プログラム」のご案内です。
この機会にぜひ申請をご検討ください、お待ちしております。
【公募期間】2018/3/19 ~ 2018/4/19
【寄贈内容】
ノート型PC (合計50台、1団体様上限10台まで申請可能です。)
液晶モニター(合計40台、1団体様上限10台まで申請可能です。)
---ノート型PC ---
1)東芝 Dynabook Satellite B550/B および同等機 30台
Core i5 2.5GHz、 メモリ3GB(最大8Gまで増設可能)
HDD200GB、DVD-ROMドライブ付き
有線LAN有/無線LAN有(またはUSBタイプの無線LAN子機)
モニターサイズ15.6HD
マウスは付属しておりません。
寄贈PCには操作説明書マニュアルは付属しておりません。
2)Lenovo x230 20台
Core i5 2.5GHz、 メモリ4GB(最大16Gまで増設可能)
HDD200GB、CD/DVD等の'ドライブなし
有線LAN有/無線LAN有
モニターサイズ12.6HD
マウスは付属しておりません。
寄贈PCには操作説明書マニュアルは付属しておりません。
PCのソフトウェア
・Windows 10/Office 2010 Home&Business
(Word2010,Excel2010,PowerPoint2010,Outlook2010,Onenote2010)
・トレンドマイクロ社 ウィルスバスタークラウド1年分
---19インチ液晶モニター---
DELL 1907FPt、EIZO S1721などの同等機
解像度 1280 x 1024まで
(機種はイーパーツで無作為に選択させて頂きます)
【費 用】
ノートPC 1台あたり7,980円
液晶モニター 1台あたり2,980円
【詳細、申込み方法】URLをご参照ください。
http://www.eparts-jp.org/program/2018/03/89thpc-koubo.html
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【問合せ先】
認定NPO法人イーパーツ
〒154-0024
東京都世田谷区三軒茶屋2-55-8 パレグレイス501
TEL:03-5481-7369(PM1~5) / FAX:03-6805-2728
URL: http://www.eparts-jp.org / E-mail: info@eparts-jp.org
名称 | 2018年度 東日本大震災特別助成募集要項 |
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内容 |
震災復興が長期化するなか、岩手県、宮城県及び福島県の3県域において、住民が犯罪とかかわりなく安全かつ平穏に生活するため、自ら取組む活動に対する支援を行います。
■対象事業
(1)地域安全事業
次の6事業をいいます。
①地域社会との連携による安全・安心なまちづくりを図るための活動
②子どもの安全を図るための活動
③女性を守るための活動
④高齢者を守るための活動
⑤少年の非行防止と健全育成を図るための活動
⑥犯罪被害者を支援する活動
(2)団体基盤整備事業
現に「地域安全事業」を行っている団体の財政基盤を整備する事業をいいます。
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助成金額 | 上限50万円(総額1,000万円) |
募集期間 | 2018年4月2日(月)~4月27日(金)※応募期間最終日の午後5時必着 |
お問合せ | (公財)日工組社会安全研究財団 |
URL | http://www.syaanken.or.jp/?p=9058 |
名称 | 2018年度ニッセイ財団 高齢社会助 |
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内容 |
I.地域福祉チャレンジ活動助成 地域包括ケアシステムの展開、そして深化につながる4つのテーマ のいずれかに該当する活動
II.実践的研究助成(実践的課題研究・若手実践的課題研究)
「実践的研究助成対象分野・テーマ」 に対する課題を明確にした実践的研究
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助成金額 |
I.地域福祉チャレンジ活動助成
最大400万 (1年最大200万) II.実践的研究助成
実践的課題研究:最大400万 (1年最大200万)
若手実践的課題研究:総額451万(1件最大100万)
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募集期間 |
I.地域福祉チャレンジ活動助成
2018年5月31日(木)消印有効 I.実践的研究助成 2018年6月15日(金)消印有効 |
お問合せ | 日本生命財団 高齢社会助成 事務局 |
URL | http://www.nihonseimei-zaidan.or.jp/kourei/02.html |
名称 | 平成30年度 社会福祉施設等の整備に対する助成事業 |
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内容 |
中央競馬馬主社会福祉財団は、社会福祉法人、特定非営利活動(NPO)法人等が運営する社会福祉施設等に対する施設整備等の助成事業を行っています。 主な対象事業は、福祉車両、送迎用車両、特殊浴槽等備品の購入又は施設の設置、増改築及び各種修繕工事等で、各種施設の運営に必要なものとなっています。 この事業の助成金の申請は、各地の日本中央競馬会の競馬場にある馬主協会又は各都道府県共同募金会で受付けていますので、応募等の詳細については、本ホームページを一読のうえ、各馬主協会・共同募金会又は本財団に問合せ下さい。 http://www.akaihane-iwate.or.jp/jyosei/shakaifukushi.html |
助成金額 |
1)保育所 400万円以内(助成率2/3以内)
2)障害者支援施設 750万円以内(助成率3/4以内)
ただし、助成事業対象箇所は施設内の便所及び浴室とする。
3)更生保護施設 1,000万円以内(助成率2/3以内)
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募集期間 | 2018年4月2日(月)必着 |
お問合せ | 公益財団法人中央競馬馬主社会福祉財団 |
URL | http://www.jra-umanushi-hukushi.or.jp/30-jyosei |
3月9日(金)に「震災と貧困 ~地域で支える仕組みを考える~」フォーラムを、
陸前高田市コミュニティホール中会議室にて、開催いたしました。
阪神・淡路大震災記念 人と防災未来センター 主任研究員 菅野氏より
「震災と貧困の相関関係」をテーマに発表頂きました。「被災者一人一人が抱える困難は重層的で多様。
平時の仕組みを拡幅させて、災害ケースマネジメントのような取り組みが、どんな災害でも出来るように
備えておくことが必要である」との言葉がとても印象的でした。
次に、陸前高田市社会福祉協議会 山本氏、 公益財団法人共生地域創造財団 熊谷氏、
特定非営利活動法人フードバンク岩手 阿部氏から事例紹介を発表頂きました。
山本氏からは
「関係団体との協働・関係づくりや制度サービス社会資源につなぐことが大事で、ワンストップ相談窓口、
アウトリーチ(訪問支援)が必要である」とこれからの支援体制構築に向けてお話頂きました。
熊谷氏からは
伴走型支援のもつ、相談者の尊厳を確保すること、他者を理解することについてや、
支援者は当事者が社会に参加しやすくなるように支援することと、
地域にある資源による包括的支援(訪問、総合相談、専門対応、包括対応)についてお話がありました。
阿部氏からは、
食料品回収拠点と、提供先のデータについての解説や、食糧支援利用者の状況について、
また、経済困窮から脱出するには、いろんな支援機関と繋がっていることが大事というお話を頂きました。
事例発表の3者に菅野氏を交え、「貧困世帯支援のこれからを考える」をテーマにディスカッションと
参加者からの質疑応答を行いました。
参加者との質疑の中では、
人が寄り添い合っていく形へ向けた支援で大切な要素は何かという問いに対し、
「まずは信頼関係構築が一番であり。制度説明は後でもよい。」
「1回目は解決に結びつかないこともありうる。しかし、解決が相談の目的ではない。」
「関係性構築するに見通しを出せるといい。よく話を聞く事が大切である。」
「繋がりを途切れさせないような関係づくりを行うには、訪問は辞めずに続ける。」
との回答がなされていました。
最後に、もう少し先を見据えて、登壇者から一言ずつお声をいただきました。
阿部氏、「10年以内に岩手県内の自殺率を半分以下にする目標にした。困窮しきる前に繋がれる。
沿岸ならそれが実現できる可能性ある。」
熊谷氏、「活動する限りアンテナであり発信元である。被災地でのネットワーキングは、
必要に応じてできた内側のものであり、今後もっともっと出来ていったらと考える。」
山本氏、「家と家とのコミュニティーが希薄となっている。社協についてわからない人もいるので、
もう少し福祉に関心が持てるよう、社協の職員が地域に落とし込めるように職員教育をしていく。
地域からの関係性づくりも高めていこうと思う。」
このフォーラムは、
生活困窮者支援を行う団体や、今後の地域福祉を担うであろう団体(行政・社協・NPO)等を対象に、
震災を契機に、被災地域で露わになった貧困という問題を、どのように対処していけばいいのか、
岩手県内外で行っているさまざま支援事例を交えながら考えていくという趣旨で、
特定非営利活動法人ジャパン・プラットフォームさん、特定非営利活動法人フードバンク岩手さんに
ご協力頂き、開催いたしました。
東日本大震災から7年が経ちます。
がれきで埋め尽くされた街は日々整備され、
新たな景色が復興というものを少しずつ感じさせてくれます。
被災地が「復興した」と心から言えるのはどのような状況でしょうか。
そしてそれはいつになるのでしょうか。
心から「復興した」と言える日、そして今よりももっと魅力的な街を目指し、
震災から起因する課題、そしてもともとの地域課題に向きあう人や組織があります。
私たちいわて連携復興センターは、地域に向き合う皆さんの取り組みが、
より前に進むことができるよう、微力ながら引き続き活動を続けて参ります。
それが岩手の復興、そして未来に、そして来年の311は、
一人ひとりが今よりも「復興した」と少しでも心から言えることを願って。
平成30年3月11日
特定非営利活動法人いわて連携復興センター
代表理事 鹿野 順一
3/4(日)、仙台市にて「持続可能な“暮らしの足”を考えるフォーラムin東北2018」を開催いたしました。
主催は、持続可能な”暮らしの足”を考えるフォーラム実行委員会。私共いわて連携復興センターも実行委員として参画しています。
2回目となる本フォーラムは、前回、岩手・宮城・福島の3県ごとに開催しましたが、今回は、3県や他県(山形市)の事例を一度に聴ける機会として仙台にて実施し、企業・行政・NPO等、約80名の方にご参加頂きました。
はじめに、復興庁ボランティア・公益的民間連携班の武隈義一参事官より開会の挨拶の後、
特定非営利活動法人移動支援Reraの村島代表より、昨年度のフォーラムの報告がありました。
第1部では、
吉田樹 氏(福島大学 経済経営学類 准教授)
徳永幸之 氏(宮城大学 事業構想学群 事業プランニング学類 教授)
若菜千穂 氏(いわて地域づくり支援センター 事務局長)
の3名によるミニ講演、
第2部では、
後藤好邦 氏(山形市 企画調整課 課長)
長純一 氏(石巻市立病院開成仮診療所 所長 兼 包括ケアセンター 所長)
の2名と、コーディネーターとして、特定非営利活動法人いわてNPO-NETサポートの菊池事務局長も加わり、トークセッションが行われました。
第2部では、本フォーラムのテーマである持続可能な”暮らしの足”を支える機関・制度の「間」を、量・質・合理性だけでなく、「本当の豊かさ」を実現するための移動とは何か?をキーポイントに議論されました。登壇者からは、「暮らしの足」と言っても、単なる交通手段の足ではなく、公共交通、医療、福祉、地域コミュニティなど、様々な分野であったり、行政と住民であったり、様々な連携が必要であること。また、連携していくために、「強み・弱みをうまく癒合させる」「バラバラではなく、同じビジョンを共有・整理して始める」ことが大事であり、他機関や他分野が連携し取り組んでいくにあたり、「地域で困っている問題を行政課題に挙げていく必要性」が挙げられました。
参加者からは、
「福祉部門と交通部門の連携が大切であることを学んだ。」
「各アクターの認識共有、役割分担、責任などを検討することが必要だと思った。」
「住民が地域で本豊かに暮らしていくための地域公共交通の重要性を改めて考えさせられた。」
などの声が聞かれ、多様な分野の多様な立場が垣根を超えるための考え方や、課題を共有し、考える場になりました。
地域コミュニティの再構築・醸成を支援する際に上がる話題の一つにも「移動」があると思います。
いわて連携復興センターとしても、制度や事例紹介などの学ぶ機会を企画・提供しながら、地域で活動する方々のサポートをしていきたいと思っています。

いわて連携復興センターでは、各市町で活動する復興支援団体が主催する追悼行事の情報をまとめました。
各市町村における東日本大震災津波追悼式典等の開催については、岩手県ホームページにまとめ掲載されております。新しい情報が入りましたら、随時更新いたします。
【岩手県ホームページ】
県内各市町村において、平成30年3月に開催される東日本大震災津波追悼式典等をお知らせします。
(久慈市、野田村、田野畑村、岩泉町、宮古市、山田町、大槌町、釜石市、大船渡市、陸前高田市、盛岡市、遠野市にて開催)
※詳しくはこちら→http://www.pref.iwate.jp/fukkounougoki/event/062224.html
【宮古市】
東日本大震災7周年追悼・伝承企画
日程:
3月3日(土)~11日(日) 津波防災週間 ・フォトラリー: ① 津波文化・遺構めぐり、 ② 避難所めぐり
3月10日(土)前夜祭 ・防浪堤夢あかり(雨天中止)
3月11日(日)・追悼・手つなぎ(防浪堤)
・13 時00 分 三王岩周辺(津波石・神木、田老奇跡の一本松)案内
・14 時30 分 集合:X交点より南側(宮古より)
・14 時46 分 地震発生時間 黙祷、手つなぎ追悼
主催:NPO法人津波田老
※詳細はこちら→https://tunamitarou.web.fc2.com/fukkou.html
【山田町】
3.11ともしびのつどい~流し灯篭とキャンドル文字点灯会~
東日本大震災から7年を迎えるにあたり 亡くなった方々を敬い 復興の願いを込め流し灯篭を行い
ペットボトル灯篭で文字を描きます 沢山の方々のご参加をお待ちしております
日程:平成30年3月11日(日)
16:30 ペットボトル灯篭での文字配置開始
17:30 ペットボトル灯篭点灯
18:00 黙祷・海へ灯篭を流します
会場:山田町大沢袴田地区TFCやまだ付近
主催:やまだ夢プロジェクト、山田町社会福祉協議会
協力:(株)カガヤ、株式会社ティエフシー、ビジネスインやまだ
お問合せ:やまだ夢プロジェクト / TEL 080-2844-9049
【大槌】
3.11集い~灯火~
灯ろうに灯りをともし、震災で犠牲になられた方々の鎮魂と復興への祈りをささげます。
日程:平成30年3月11日(日)午後2時30分~5時
場所:シーサイドタウンマスト1階駐車場(荒天時は、中止となります)
主催:大槌町NPO・ボランティア団体連絡協議会
後援:大槌町、大槌町社会福祉協議会、シーサイドタウンマスト
連絡先:3.11集い~灯火~実行委員会 大槌町社協ボランティアセンター内 /TEL 0193-41-1555
備考:どなたでもご参加いただけます。
【釜石市】
とうほくのこよみのよぶね
釜石アート支援プログラム「とうほくのこよみのよぶね」は、活動を開始して7年目を迎えました。
これまで2012年3月から継続的に毎年釜石・大槌で点灯式およびワークショップを開催してきました。
◎ワークショップ◎
数字の行灯を制作したり、行灯を彩る折り紙かざりをつくるワークショップです✂
日程:2018年3月10日(土)13:00~16:00
場所:TETTOギャラリー チームスマイル・釜石PIT 大町北広場(TETTOとPITの間)
備考:持ち物はありません 参加料は無料です
◎点灯式◎
鎮魂の祈りを込めてつくられた「3・11」の数字の形をした行灯に光がともります。
日程:2018年3月11日(日)16:00~19:00
場所:釜石市鵜住居町 根浜海岸 *荒天の場合、中止
備考:防寒対策をしっかりお願いいたします
※詳細はこちら→http://www.ifc.jp/info/fukko/entry-2253.html
【大船渡市】
3.11Candle Night
1,000のキャンドルに祈りと願いをこめて
日程(点灯):3月8日~11日17:00~20:00頃
場所:キャッセン大船渡 千年広場 街区全体
主催:キャッセン大船渡 / TEL 0192-22-7910
三陸鉄道「震災学習列車」運転
岩手県の太平洋沿いを走る三陸鉄道が、2018年3月11日(日)に「震災学習列車」を運行します。
「北リアス線」と「南リアス線」の2コース運行。
通常は団体ツアーの貸切列車として運行されますが、個人でも参加が可能。列車では三陸鉄道社員によるガイドがあるほか、14時46分には黙祷(もくとう)が行われます。
・北リアス線コース 久慈14時25分発→田野畑15時30分着
・南リアス線コース 盛14時15分発→釜石15時25分着
※詳細はこちら→http://www.sanrikutetsudou.com/?p=9532
【盛岡市】
「祈りの灯火 2018 〜あなたに届けたい〜」
「祈りの灯火」は、2011年3月11日に発生した東日本大震災によって犠牲になられた多くの方々の鎮魂と、被害に遭われた方々の心の平安を祈り、復興への誓いを新たにするための行事です。大震災のあった3月11日に、盛岡市の盛岡城跡公園内「もりおか歴史文化館前広場」をメイン会場として、全国の方々から送られた、約1万個の灯籠に灯りをともして祈ります。
今年は、同日、盛岡市内丸の「岩手県公会堂」を会場として行われる、盛岡広域首長懇談会主催の追悼行事の一環として開催されます。
日時:平成30年3月11日(日)13時〜14時46分(黙祷)〜19時
会場:盛岡城跡公園(もりおか歴史文化館前広場)・櫻山神社・東大通商業振興会各店
主催:盛岡広域首長懇談会
共催:もりおか復興支援ネットワーク
内容:復興マーケット・復興屋台、追悼式典(岩手県公会堂)、黙祷、灯籠点灯式、
ステージイベント、映画上映等
※詳細はこちら→https://inorinotomoshibi.jimdo.com/%E7%A5%88%E3%82%8A%E3%81%AE%E7%81%AF%E7%81%AB-2018/
【県外】
桜ライン311×kanakeno コラボ鉄瓶発売記念イベント「つぎ、つぎ、つぐ」
日時:平成30年3月11日(日)14:30〜17:30
場所:the C(東京都千代田区内神田1-15-10)
※詳細はこちら→http://www.sakura-line311.org/news/info/5637
3月4日、「三陸こどものまち」にボランティアスタッフとして参加させていただきました。これは、釜石市の主催で行われたもので、延べ100名強の参加者がいらっしゃいました。
「三陸こどものまち」は、子どもたちが、職業体験をして仮想通貨の「給料」をもらい、買い物などをすることによって、地域への関心を高め、働く喜びを実感し、社会の仕組みを学ぶというコンセプトで行われたものです。
また、開催場所は釜石市大平町の釜石大観音仲見世通りで、仲見世商店街の賑わいを取り戻すという意味合いも含んでいます。
今回が初の開催で、子どもたちが企画段階から加わり、消防や電力会社、建設会社など地元事業所も協力し、空き店舗が連なる仲見世通りに15のブースが設けられていました。
受け付けに各ブースの求人情報があり、子供達は皿洗いや物品販売、重機操作などの仕事を選択しました。仕事体験を終えると、働きに応じ仮想通貨をもらえる仕組みで、
給料として仮想通貨「ラグビー」をもらい、今度は通りに繰り出して各ブースで買い物や飲食を楽しんでいました。
行商に出る子もいて、通りには元気な声が飛び交っていました。
参加者した児童の一人は、
『ラジオDJとして働いてもらったラグビー(給料)でアクセサリーを買います』と話していました。
子供達にとっては、自分たちが住む地域や社会のことを学べる機会となり、
大人にとっては、こうした機会を通じて交流の場と社会参画の場となり、
また地域活性化へ向けたインパクトが大きかったのではと感じました。
今回の「三陸こどものまち」をきっかけに、釜石市により多くの方々が集まり、交流と学びの機会がさらに増えることを期待しております。また、いわて連携復興センターとしてもその協力が出来ればと思っています。
名称 | 『第35回(平成30年度)老後を豊かにするボランティア活動資金』助成 |
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内容 |
高齢者を主な対象として活動するボランティアグループ及び地域環境の改善につながる活動を行っている高齢者中心のボタンティアグループに対し、活動において継続的に使用する用具・器具類の取得資金を助成します。
■対象となる活動
1)高齢者を対象とした生活支援サービス
食事・清掃・友愛訪問等の生活を援助する活動や住宅補修・庭木の手入れ等の生活環境を改善する活動に必要な用具・機器等
2)高齢者による、地域共生社会の実現につながる活動
高齢者が中心となって行う、こども食堂、学習支援、地域清掃、緑地整備、パトロール等の地域共生社会の実現につながる活動に必要な用具・機器等
3)高齢者と他世代との交流を図る活動
幼児・児童等との交流活動や地域の伝統文化を伝承する活動等に必要な用具・機器等
4)レクリエーションを通じて高齢者の生活を豊かにする活動
高齢者を対象としたレクリエーション活動に必要な用具・機器,楽器、遊具等
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助成金額 | 上限10万円 |
募集期間 | 平成30年5月25日(金)必着 |
お問合せ | (公財)みずほ教育福祉財団 福祉事業部 |
URL | http://www.mizuho-ewf.or.jp/appli1.html |
名称 | 大塚商会ハートフル基金 復興応援プロジェクト2018年募集案内 |
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内容 |
間もなく東日本大震災発生から7年を迎えます。しかし、被災地では復興活動や被災者支援の活動は続いており息の長い支援が求められています。大塚商会では今年も「大塚商会ハートフル基金 復興応援プロジェクト」による支援を実施します。
「大塚商会ハートフル基金 復興応援プロジェクト」は、社員と会社のマッチングギフトとして長年さまざまな支援活動に活用してきた「大塚商会ハートフル基金」から、被災地の復興につながる活動をしている非営利団体に支援金を贈ろうというもので、2014年から継続しています
■支援対象
東日本大震災の被災地復興につながる活動、または被災者支援につながる活動
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助成金額 | 最大6団体に対し、50万円を支援(総額300万円) |
募集期間 | 2018年3月1日(木)~4月8日(日) |
お問合せ | 「大塚商会ハートフル基金 復興応援プロジェクト」事務局 |
URL | https://www.otsuka-shokai.co.jp/corporate/csr/news/2018/180301.html |
いわて連携復興センターでは、下記のとおり震災から起因した地域課題を考えるフォーラムを開催します。
今回のテーマは「震災と貧困」です。
この地域課題に対し、行政・社協・NPOなどの支援機関はどのように対処していけばいいのか、
岩手県内外で行っているさまざま支援事例を交えながら考えていきます。
皆様のご参加をお待ちしております。
趣旨
生活困窮者・貧困…。これらのフレーズは、東日本大震災前の岩手県においてはあまり耳にすることが多くはなかった印象があります。これまで生活が厳しい家庭においては、生活保護をはじめとする行政施策や、地域の共助の枠組みで何とかサポートされてきました。しかし東日本大震災後、これまでの地域コミュニティは崩壊し、また仮設住宅や災害公営住宅の入居を繰り返すたびに、コミュニティは崩壊と結集を繰り返すことになりました。その結果、生活困窮者を地域のみで支えるということは難しくなり、生活困窮者・貧困世帯と呼ばれる方は、行政や地域コミュニティ以外の支援やサポートがなければ、日常生活を送るには難しい現状が見えてきました。震災を契機に、被災地域で露わになった貧困という問題を、地域の行政・社協・NPOなどの支援機関はどのように対処していけばいいのか、岩手県内外で行っているさまざま支援事例を交えながら考えていきます。
■日時:平成30年3月9日(金)13:30~15:30 (13:00開場)
■場所:陸前高田市コミュニティホール中会議室
■対象:生活困窮者支援を行う、またこれから支援を行う予定の行政・社協・NPO等の皆様
■定員:30名
■プログラム
・問題提起:「震災と貧困の相関関係」
阪神・淡路大震災記念 人と防災未来センター 主任研究員 菅野 拓 氏
・地域の取り組み:「震災前から行う貧困世帯支援について」
陸前高田市社会福祉協議会 山本 潤也 氏
・NPOの取り組み:「震災起因の生活困窮者支援の現状」
公益財団法人共生地域創造財団 熊谷 新二 氏
・NPOの取り組み「フードバンクの取り組み」
特定非営利活動法人フードバンク岩手 副代表理事/事務局長 阿部 知幸 氏
・パネルディスカッション:「貧困世帯支援のこれからを考える」
菅野氏×山本氏×熊谷氏×阿部氏 *(会場との質疑込)
主催:特定営利活動法人いわて連携復興センター
協力:特定非営利活動法人ジャパン・プラットフォーム
特定非営利活動法人フードバンク岩手
参加をご希望の方は、氏名・ご所属・連絡先(メール・電話)を明記の上、FAX:0197-72-6201 もしくはmail: obuki@ifc.jp までお送り下さい。また、いわて連携復興センターのスタッフに直接お伝えいただいても結構です。
2/28~3/2の2泊3日で、JCNツアーin東北「答えは、東北にある。」が行なわれました
これは、東北の今を現場で学び、感じ、東北へそして自分たちの地域で何ができるのかを考える機会ということで、岩手、宮城、福島の3県の団体との対話、そして現場を視察するツアーです。
2/28:第1日目@岩手
3/1:第2日目@宮城
3/2:第3日目@福島
という流れで、地域で活動されている団体との対話と視察を行ないました。
いわて連携復興センターは、東日本大震災支援全国ネットワーク(JCN)と協働し、岩手担当として今回のツアーに参加しています。今回は、第1日目岩手県での内容をご報告いたします。
復興支援等で関わっている企業やNPO関係者、岩手県内から参加者が集まりました。
北上駅を出発し、釜石市の「一般社団法人三陸駒舎(さんりくこましゃ)」さんへ。
三陸駒舎さんは、釜石市の橋野地域で馬を通じた子ども達の心のケアなどの活動を展開しています。
地域の方々お手製の昼食を頂き、釜石の状況や三陸駒舎の活動についてお話しを伺いました。
次に、釜石の復興と国際化に向けて活動されている「NPO法人かまいしリンク」さんと合流し、建設中の釜石鵜住居復興スタジアム(仮称)を視察しました。
スタジアムを後にし、「ラグビーカフェ釜石」にもお邪魔しました。
※「ラグビーカフェ釜石」は、RWCの誘致が決まった後、ラグビーの魅力を広く知ってもらうため、市民と行政が共同で運営を開始しました(ラグビーワールドカップ2019™釜石開催支援連絡会)。釜石駅に隣接する「シープラザ釜石」2階にあり誰でも気軽に利用できる交流スペースです。
その後、陸前高田市へ移動。
「若興人の家」にお邪魔し、「一般社団法人SAVE TAKATA」「NPO法人SET」のお二人から、お話しを頂きました。
一般社団法人SAVE TAKATAさんは、地域課題を解決するしくみ(手法・チーム)をつくることを目的とし、地域の持続性に挑戦する団体です。
NPO法人SETさんは、学生から社会人までが所属しており、陸前高田市広田町を拠点に、町の方々と共に「まちづくり」に挑戦している団体です。
今回のツアー(@岩手県)に参加した県外の企業さんや団体の方からは、
地域の為に活動している団体から直接話が聞けたことで、
「被災地が今、どんな状況なのかがわかった」「実際に岩手に来て、見ることができて良かった」などの声が聞かれました。
メディアを通じてではなかなかわからない生の声を聞き、復興の状況を自分の目で見る事は、きっかけや機会がないとなかなか難しいことだと思います。
今回がそのきっかけとなり、継続的に被災地へ関心を持つ、被災地を応援する、そして自分の地域で何ができるのか考える機会にしていただければ幸いです。
私たちも、岩手の復興やその先のまちづくりの活動について、もっと広く発信していき、人や地域、様々な資源をつなぎ、岩手の復興とその先に向けて活動していきたいと思っています。
いわて連携復興センターも参画させていただいております、
釜石アート支援プログラム「とうほくのこよみのよぶね」のご案内です。
10日はワークショップ、11日は点灯式が行われます。
皆様のご参加をお待ちしております。
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とうほくのこよみのよぶね
3月11日を忘れない。海を見つめる。
海には私たちの記憶がある。だから・・・
これまでの時を想うように、
そして、これからの時を想うように、海を見つめる。
釜石アート支援プログラム「とうほくのこよみのよぶね」は、活動を開始して7年目を迎えました。
これまで2012年3月から継続的に毎年釜石・大槌で点灯式およびワークショップを開催してきました。
◎ワークショップ◎
数字の行灯を制作したり、行灯を彩る折り紙かざりをつくるワークショップです✂
●開催日:2018年3月10日(土)
●時 間:13:00~16:00
●場 所:TETTOギャラリー チームスマイル・釜石PIT 大町北広場(TETTOとPITの間)
▷▷持ち物はありません 参加料は無料です
◎点灯式◎
鎮魂の祈りを込めてつくられた「3・11」の数字の形をした行灯に光がともります。
●開催日:2018年3月11日(日)
●時 間:16:00~19:00
●場 所:釜石市鵜住居町 根浜海岸
*荒天の場合、中止
▷▷防寒対策をしっかりお願いいたします
◎お問合せ先◎
こよみのよぶね実行委員会代表 日比野克彦事務所
株式会社 ヒビノスペシャル
mail:cafe@hibino.to
FAX:03-5826-4463
監修:日比野克彦
主催:特定非営利活動法人いわて連携復興センター
東京都 アーツカウンシル東京(公益財団法人東京都歴史文化財団)
協力:こよみのよぶね実行委員会 宝来館 三陸ひとつなぎ自然学校
釜石まちづくり会社 一般社団法人チームスマイル
特定非営利活動法人@リアスNPOサポートセンター
*本事業は、Art Support Tohoku-Tokyo(東京都による芸術文化を活用した被災地支援事業)です。
下記イベントページもご覧ください。
https://www.facebook.com/events/2087026471533943/