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活動の記録

NPO法人ボランティアインフォさんと
日本ジャーナリスト教育センターさん(JCEJ)が、
7月30日、大槌町の「きらりベース」に
町や地元商店街、地域で活動するNPOの協力を得て、
大槌地域の復興を支える情報発信・教育拠点
「News Lab♡ おおつち」を開設されました。

こちらには、元茨城新聞メディア事業部長で司法・経済・県政記者、
デスクの経験を持つ松本裕樹氏が現地責任者として常駐され、
住民とともに地域新聞(大槌みらい新聞)を発行、
Facebook、Twitter、ブログといったソーシャルメディアを活用し、
大槌の情報を世界へ向けて発信する予定だそうです。

取材活動だけでなく、JCEJさんが募集する全国のボランティア記者や
クリエイターによる取材や地域住民への教育支援を行い、
発信者を育成する活動されております。

その一環として、
現在、下記募集をされおります。

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情報求む!新聞を一緒につくる方募集!
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日常のニュースを一緒にお届けしてくれる方を募集しています。
小・中・高校生、おじいちゃん、おばあちゃん、どなたでも大歓迎です!

例:
隣の家に赤ちゃんが生まれた
今日はお茶っこの会が行われる
7日日に食べる「あずきばっとう」の紹介
吉里吉里で行われた御霊祭りの紹介…などなど

大槌のこと、大槌で起きていることを教えてください!

電話でもファックスでも直接でも受け付けます。

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【お問い合わせ】
電話:090-8593-3131(松本)
ファックス:020-4662-9611(松本)
メール:otsuchinews@gmail.com
活動場所:旧大槌北小学校(きらりベース)3年1組教室
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ご興味のある方は是非ご参加ください。


8月21日に釜石市青葉ビルで行われた
「東の食の会 岩手会合」に参加してきました。

東の食の会とは、東日本の食の復興と、
創造を長期的に促進すると同時に、自然と共存し、
森羅万象から感じとる豊かな感性に基づいた日本の食文化を育み、
世界に誇れるブランドとして確立することを目的とした、
東京に拠点を持つ団体様で、そのメンバーには一流企業の代表や国会議員など、
そうそうたる方々が名を連ねております。

具体的な活動内容として、

1.東日本の食の安心・安全を促進するための活動
2.東日本の食の販促・イベント活動
3.東日本の食の生産者と支援企業のマッチング活動
4.東日本の食への資金的支援活動
5.東日本の食に関する政策提言活動

この5つを掲げられていて、今回の会合は、
1~3の情報・意見交換がメインの内容でした。

すでに東の食の会さんがマッチングされた東北の業者さんも多数あり、
その業者さんや、これから商品提案を検討している業者さんなども
参加されていました。

インフラや販路、人材や風評被害などの現状を共有し、
それに伴った対応を話し合いました。

全体を通して、インフラと販路に関しては大方復旧しているようですが、
人材に関しては不足しており、風評被害は特に第一次産業には
色濃く残っているようです。

それを受け、東の食の会さんからはマーケティングや人材面において、
出来る限り協力いただけるとのことでしたが、
業者側からも積極的に様々な提案をいただきたいとのことでした。

東北にはまだ全国的に知られていない素晴らしい
食材や食品がたくさんあります。

それを一つでも多く、たくさんの人たちに知っていただき
食べていただくことも一つの復興の形だと思いますので、
今後とも東の食の会さんとの連携を深めていきたいと思っております。


8月11日に行われた「LIGHT UP NIPPON 2012」の
お手伝いをしてきました。

ご存知の方も多いかと思いますが、
追悼と復興への祈りを込めて複数の被災地から
一斉に花火を打ち上げるイベントです。

昨年は10カ所での打ち上げでしたが、
今年は13カ所に増え、お手伝いさせていただいたのは
昨年に引き続き行われた大船渡市の越喜来会場です。

お昼の12時からスタートし、
日が暮れるまではダンスや歌、バンド、DJなどの
ライブパフォーマンスが繰り広げられ、
前半は主に若者たちで盛り上がっていました。

夕刻になっていくにつれ、
家族連れやカップルなど老若男女が増えていき、
打ち上がる直前にはなんと、
サンプラザ中野くんさんがサプライズで登場し、
代表曲である「ランナー」を熱唱していただき、
会場の盛り上がりがピークを迎えた時に
花火が打ち上がりました。

たくさんの人が、違う場所で、
同じ時間に同じ空を見上げていると思うと
不思議であり感動的でした。

地元住民の方々は、このイベントを震災でお亡くなりになられた方々の
三回忌までは続けてほしいと願っておられるようですが、
出来ることならばその後も是非続けていただき、
震災の記憶を風化させない一つのきっかけになってほしいと
勝手ながらに思います。

来年も是非お手伝いさせていただきたいです。


8月23日(木)の14時~岩手県産業会館(サンビル)7階
にて「改正特定非営利活動促進法に関する説明会」が開催されました。

主催:内閣府、岩手県

この説明会はNPO法人への指導助言を行っている行政担当者、
公認会計士・税理士等の専門家、中間支援NPO法人等を対象とし、
制度の詳細について理解を深めることが目的でした。

当日は約70名の参加者があり、初めに内閣府よりNPO法人の現状等について
岩手、宮城、福島ではNPO総数が増加している事、認定NPO法人制度の認識割合
をグラフを使用しながら説明がありました。

次に、認定NPO法人申請の際の注意点・書き方について手引きを使用して教授頂き、
最後に、各個人において実際に申請書を作成し、確認を行い理解を深めました。
個別の質問に対しても分かりやすく解説いただきました。

今回の説明会では電卓を持参し、実際に記載していく事で不明確な部分が
分かり、より具体的に理解を深めることができました。
ありがとうございました。


昨年5月に宮古市に開設された「あすからのくらし相談室」が
今年の7月より釜石市にも開設されました。

こちらでは生活に困窮する被災者や、
生活をする上で何らかの困窮を抱えた方々から、
相談支援員さんが相談を受け情報提供する他、
自立した生活を目指す方には、生活の立て直しやその他の生活課題など、
当事者の問題全体を構造的に把握した上で、支援ニーズに合わせてオーダーメイドで
個別的・継続的・制度横断的、寄り添い型、伴走型の生活再建支援をされています。

この支援事業を市民の方々に理解していただき、
市民の皆様から広く支援を獲得するためにも、
この事業に関心のある市民及び有志を募り、専門知識を提供し、
事業実施において支援者となる人材を育成することを目的とされた
講座が来月開催されます。

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あすくら 支援者養成講座
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【日時】
2012年9月14日(金)・21日(金)・28日(金)
9時50分~12時(受付9時30分から)

【会場】
青葉ビル 研修室(〒026-0024 釜石市大町3-8-3)

【内容】
個別的、継続的、制度横断的に寄り添う
伴走型の生活再建支援サービスを実施する上で
必要な各分野の知識を専門家を招いて学ぶ。
具体的には、DVと児童虐待、
障がい者への相談・就労支援、
あすからのくらしと社会包摂~寄り添い型支援手法、
訪問介護の現状、生活保護について、債務整理についてを
1コマ50分、1日2コマの開催。

【対象者】
関心のある方はどなたでも

【申込み方法】
下記電話、ファックスまたは電子メールにて、
2012年9月7日までに参加する方のお名前・所属(あれば)を
書き添えてお申込み。先着50名を受付。
受講決定通知はしないので、申し込んだ方は当日直接会場へ。

※受講料は無料。
※無料の駐車場はないので公共交通機関等のご利用をお願いいたします。

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【お申込み・お問い合わせ】
あすからのくらし相談室・釜石
〒027-0034 釜石市中妻町1-4-20 第一豊後(ぶんご)ビル 1階
電話:0193-55-5345 ファックス:0193-55-5344
メール:ks@yorisoi.jp
受付時間:月~金曜日までの10時から17時まで(祝祭日を除く)
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ご興味のある方は是非ご参加ください。


盛岡市三ツ割の「八百よろず屋ちいさな野菜畑」内に放射性物質の測定器を備えた研究所が6月開設しました。
今回の東日本大震災で岩手県でも津波による甚大な被害だけではなく、
放射性物質による被害も存在し、市民の放射能・放射線量被爆への関心は高まっています。

岩手県内の汚染状況は、地域により様々ですが、特に岩手県南部の一関・平泉・前沢・水沢などの地域には、
比較的高線量が計測される地帯があります。
こうした中、住民の有志らで出資し「EMF211型ガンマ線スペクトロメータ」という測定器を導入し測定を開始。現在は、一般の消費者や生産者を広く受け入れ、持ち込まれた食品や農作物の放射性物質を測定サービスを始めている他、岩手県内の農産物や土壌などを日々測定しています。一般市民や農家の個人などから測定しています。
測定には要予約で、牛乳パック1本分(1リットル)以上の細かく切り刻んだものが必要とのことです。
測定結果は団体HPを通じて公表しているそうです。

問い合わせは、「八百よろず屋ちいさな野菜畑」内 いわて食と農の情報室 019-661-7170

※いわて食と農の情報室→http://www.foodagrism.net/about/


宮城県内に拠点つ民間助成団体の一般財団法人地域創造基金みやぎさんより、
「子どもの参加・推進フォーラム」のご案内を頂きました。
このフォーラムは、こども☆はぐくみファンドの事業の一環として、子どもの参加の実践を広げるために、
東北3県(福島県、宮城県、岩手県)でフォーラムを開催。
他地域で取り組まれている子ども参加型の事例を共有すると共に、子どもたちが復興において果たせる
役割について考えるとのことです。なお、当法人も本フォーラムに後援させて頂いております。

現在募集中の助成金「こども☆はぐくみファンド」「フクシマ ススム ファンド」のご説明もあるとのことです。皆さまお誘いあわせの上、ご参加ください。

【詳細】
日時:8月29日(水)12時30分~16時30分
場所:岩手県民情報交流センター(アイーナ)
対象:0歳~18歳までの子どもの支援活動に従事しているすべてのNPO・任意団体(分野を問わず)や、
   児童館・学校・教育委員会や子供関係機関等
主催公益社団法人 セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン
問い合わせ
一般財団法人地域創造基金みやぎ tel. 022-748-7283(鈴木/根本) 
※詳しくはこちら⇒http://www.sanaburifund.org/2012/08/5306/


いちのせき市民活動センターより、9月9日に行われる「一関市民フェスタ」のご案内を頂きました。
「一関市民フェスタ」とは、市民活動団体などによる展示、活動紹介、アトラクション等により、
市民のまちづくり参加や交流を図り、市民主体による地域社会の活性化を目指して開催されます。

当日は、一関市内の市民活動団体の演奏やステージ、活動内容の展示や体験コーナーの他、
全国の市民活動や地域作り活動の事例などを発表・閲覧できる「全国地域事例トレーディングパーク」も
開催されます。また、今回は「食と農から東北の未来を考える」というテーマのもと、東日本大震災直後から
約2万食の炊き出しを行い、現在は復興に向け新たな雇用と、東北の再生モデルの創出を目指している
島田昌幸氏の基調講演も行われます。
食ブースでは復興グルメとして、大槌町の一般社団法人おらが大槌夢広場さんの復興食堂も出店予定とのことです。
なお、いわて連携復興センターは、「全国地域事例トレーディングパーク」にて事例の発表をさせて頂きます。
皆さまお誘いあわせの上、ご参加ください。

【ご案内】
●名称:市民フェスタ12/全国地域事例トレーディングパーク
●主催:いちのせき市民活動促進会議インアーチ
●日時:平成24年9月9日(日) 10:00~15:00
●場所:一ノ関駅東口交流センター
●電話:0191-26-6400
●詳細についてはこちら→http://p.tl/-8Zv
●チラシはこちらからダウンロード
 ↓↓↓


ファイルイメージ

市民フェスタ12ポスター


ひょっこりひょうたん塾(主催:ひょっこりひょうたん塾、大槌町、東京都、東京文化発信
プロジェクト室(公益財団法人東京都歴史文化財団)、特定非営利活動法人いわて連携復興センター)による
第二回文化芸術まちづくりゼミは、
「人が交わるイベントからまちづくりへー「おおつちありがとうロックフェス」や各地事例からー」と題し、
講師に毎日新聞記者の手塚さや香氏、現地ゲストには、
大槌STANDING STANDING(スタンディング スタンディング)メンバーをお招きします。

手塚氏は、これまでアートプロジェクトやコミュニティデザインなどに関する取材を数多く行ってきました。
これらの芸術文化イベントがもたらす、町と人々の関係性の変化や多くの人たちがイベント参加していく
プロセスなど、取材事例を通して話題を提供していただきます。

現地ゲスト大槌STANDING STANDINGは、震災後、大槌の若者を中心に結成されました。
「おおつちありがとうロックフェスティバル」を町全体のイベントとして提案し、
6月30日に実行しました。その報告を交えながら今後の大槌町の明るい未来について語り合います。

両ゲストの事例と共に、文化芸術的なイベントがもたらす住民や町への影響など、
これからのまちづくりへの視点等について展開していきます。

どなたでも参加できる場づくりを心がけています。
今後の大槌町の復興を考える上でのひとつのきっかけとして、是非ともご参加ください。

【日時】8月25日(土)15:00 開始  26日(日)13:00 終了
【場所】赤浜小学校 体育館  (〒028-1102 岩手県上閉伊郡大槌町赤浜1-2-12)
【タイムスケジュール】
25 日(土)
14:30 おらが大槌復興食堂にて受付開始
15:00 主催者あいさつ、ゲスト紹介
15:30~17:30 大槌学フィールドワーク演習(復興ツーリズム)
18:00~21:00 大槌学トーク+交流会

26 日(日)※赤浜小学校体育館にて
9:00 主催者あいさつ
9:10~10:20 講師プレゼン+質疑応答
10:30~11:00 現地ゲストプレゼン
11:00~11:50 全体での対話
12:20~ 振り返り+昼食
13:00 終了
※タイムスケジュールは変更の可能性があります。
※途中参加、途中退出可能です。

【参加費】無料
(交流会、食事、宿泊費は各自実費負担)

お申込みや、詳細は下記のURLからどうぞ!
http://hyotanjuku.jimdo.com/


第6回「NPOを磨く15の力」を
8月6日、盛岡市のいわて県民情報交流センター(アイーナ)と、
8月7日、遠野市のあえりあ遠野で行いました。
主催:特定非営利活動法人日本NPOセンター
協力:特定非営利活動法人ワールド・ビジョン・ジャパン
※いわて連携復興センターはメンバーが岩手事務局をさせて頂いております。

岩手・宮城・福島の被災3県で市民活動団体の組織基盤強化を目的として
人材育成を行うこのプロジェクトも今回が最終回となりました。

第1回「基礎編」、第2回「事業編」、第3・4・5回「組織編」と続き、
最後を締めくくる今回は「コミュニケーション編(伝える力・拡げる力)」

講師には、株式会社電通 関西支社のシニアクリエイティヴディレクター、
松井薫氏をお迎えしました。

前半はテキストを使用した講習で、
後半は前半で学んだことを元に各団体のポスターを実際に作ってみるという
実践形式のワークショップを行いました。

その後、各自そのポスターのプレゼンテーションを行い、
最後に投票で優秀作品を選ぶという方式だっただけに
会場はやる気に満ち溢れていました。


全体を通しても、電通さんが制作したCMを実例として見ながら
レクチャーいただくなど、非常にわかりやすく楽しい講義で、
真剣ながらも和やかな雰囲気の中で学ぶことができました。

今回でこのプロジェクトは最終回となりましたが、
これまで学んだ15の力は、私たちも含め、参加された皆様の日頃の活動に、
大いに役立つものだったと思います。
是非またこのような機会をいただきたいと思いました。

主催の日本NPOセンターさん、ご協力いただいたワールド・ビジョン・ジャパンさん、
そしてこれまでご講義いただいた講師の皆様、本当にありがとうございました。



LIGHT UP NIPPON

梅雨も明け、岩手でも暑い日が続いています。夏は祭りの季節。
岩手の沿岸部各地でも様々なイベントが企画されています。
もちろん東日本大震災以前から行われている地域のお祭りもありますが、
震災以降さまざまな思いの中から企画されたものもあります。
 「LIGHT UP NIPPON」もそのひとつです。
昨年の震災以降多くの祭りが自粛という中で活気を失っていました。
そんな中また立ち上がり花火を打ち上げたいと思う地域の人々を主体として、
世界中から募金を集め、東北10か所で同時に花火を打ち上げるプロジェクトが、
この「LIGHT UP NIPPON」です。

今年も昨年に引き続き、8月11日に13か所で開催されます。
岩手では北は野田村から南は陸前高田市まで7か所で開催されます。
本来花火には鎮魂・慰霊・復興という意味も込められているそうです。
その思いをもって、各地で地域の方々が花火を打ち上げようと精いっぱい取り組んでいます。
ぜひ、岩手の夜空に咲く花をご覧ください!


小雨舞う釜石市にて、東北に拠点を持つ助成団体「地域創造基金みやぎ」さんによる、
「さなぶりファンド助成金説明会&助成金獲得に向けた企画づくりワークショップ」
に参加(協力)してまいりました。

県内外から様々なジャンルの団体の多くの方々が参加され、
会場の「みんなの家・かだって」は満席状態でした。

説明会は岩手県・宮城県・福島県で実施される0歳~18歳までの子どもに関わる事業が
対象となる「こども☆はぐくみファンド(短期支援事業、単年度支援事業)」と
復興支援事業全般が対象となる「ローズファンド」、また、福島県から避難してきた
子どもを対象とした事業が対象となる「フクシマススムファンド」の3つの助成金の
説明から始まり、その中で資金を提供する側の想い、
助成金申請の考え方なども伝えていただきました。

その後に行われたワークショップでは実際に助成金を申請することを想定し、
各々の考えている事業などを紙にまとめ、それを元に各テーブルでグループワークを行い、
和気あいあいとしながらも熱い想いが飛び交う活気あふれる雰囲気となりました。

その後、個別の相談会を行い全プログラムが終了。
全体を通して助成金の理解を深め、また参加者同士の交流も深めることができた
非常に有意義な説明会とワークショップでした。

いわて連携復興センターでは被災地に必要な資源の一つとして、
今後も協力させていただきます。

地域創造基金みやぎさん、有難うございました。


5月から始まった、市民活動団体(NPO)育成・強化プロジェクト
『NPOを磨く15の力』の集合研修も、いよいよ次回が最終回となりました!
第14・15回の講座は、広告大手の電通さんと、日本のNPOの英知を結集してつくったプログラムです!
今回は、コミュニケーション編で、「第14回:伝える力・組織を伝えるコミュニケーション」
「第15回:拡げる力・組織を拡げるコミュニケーション」と題し、
株式会社電通シニア・クリエーティブ・ディレクターの松井薫さんを講師に迎え、
盛岡・会場の2つの会場で実施します。
自分たちの活動をいかに発信し、伝えるか。自らの団体のミッションを的確に把握し、
ビジョンを明確にして、端的に理解する技術と、発信の手法を学ぶ講座です。
大手広告代理店・電通さんのNPO支援プログラム「伝えるコツ」の
プログラムが中心となった魅力的な内容となっています。
NPOや市民活動をなさっている方はもちろん、行政でNPO支援に携わっている方にも
おすすめの講座です。みなさまぜひご参加ください!

『NPOを磨く15の力 第14回・第15回』
*同じプログラムを県内2会場で一日づつ行います。

(盛岡会場)
日時:8月6日、10:00~17:00
場所:いわて県民情報交流センター(アイーナ)団体活動室2
   (盛岡市盛岡駅西通一丁目7番1号)

(遠野会場)
日時:8月7日 9:00~15:30
場所:あえりあ遠野
   (岩手県遠野市新町1-10)

参加費:1000円

申込:日本NPOセンター(NPOを磨く15の力)の
   応募フォームからお申し込みください。
   http://www.jnpoc.ne.jp/form/15.html 
   
≪伝えるコツとは?≫
「伝えるコツ」はNPOの課題の一つである広報力の向上をめざし、
電通の社会貢献活動の一環として、NPOとともに取り組んでいるプロジェクトです。
広報活動をしていく上での「伝えるコツ」をまとめたオリジナルのテキストをつくり、
電通のクリエーティブスタッフを中心とした講師が、
全国でセミナーを開催しています。
「うまく伝える」ことがきっかけとなり、
日本のNPO活動がもっと広がることを願って、活動をつづけています。

NPOを磨く15の力のHPはコチラから!
http://www.jnpoc.ne.jp/?page_id=2662


8月3日、釜石市にて、東北に拠点を持つ助成団体「地域創造基金みやぎ」さんが、
「さなぶりファンド助成金説明会&助成金獲得に向けた企画づくりワークショップ」を実施されます。
助成金についての考え方など、参考になるところが多いと思います。
みなさま奮ってご参加ください!

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さなぶりファンド
助成金説明会&助成金獲得に向けた企画づくりワークショップ
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さなぶりファンド(一般財団法人地域創造基金みやぎ)が行う助成事業について、
7月からの支援事業公募に先立ち、助成プログラムの説明会と助成金獲得に向けた
企画づくりワークショップを行います。
2013年1月からの事業実施に活用できる資金調達をお考えの団体の方、
ぜひご参加ください。

○日時:2012年8月3日(金)13:30~16:30

○場所:「みんなの家・かだって」
    岩手県釜石市只越町1-3-2

○内容:13:30~14:00 助成金説明会
    14:05~15:35 助成金獲得に向けた企画づくりワークショップ
    15:40~16:30 助成金担当者への個別相談会

○参加申込:不要

○説明予定の助成金
・子ども☆はぐくみファンド(短期支援事業、単年度支援事業)
・ローズファンド
・フクシマススムファンド

○主催:一般財団法人地域創造基金みやぎ
〒980-0804 宮城県仙台市青葉区大町1-2-23桜大町ビル303
TEL: 022-748-7283 FAX: 022-748-7284 URL: http://www.sanaburifund.org

詳しい内容は下記をご覧ください!


ファイルイメージ

8月3日釜石助成金説明会&助成金獲得に向けた企画づくりワークショップ詳細


岩手県沿岸被災地の各市町村ではさまざまな支援団体が、今も復興に向けて活動をされています。
発災からまもなく、仮設住宅が各地に建設されたころは目の前の課題の大半が仮設住宅支援に
関するものだったことから、いわて連携復興センターではジャパン・プラットフォームと共催し、
市町村をまたいでの課題解決・議論の場として、これまで8回「仮設分科会」と題し、
企画・実施いたしました。しかし、フェーズとともに課題も移り変わり、
現在では単に仮設住宅だけの問題ではなくなっている中、これまでの仮設分科会を引き継ぎ、
仮設のみにとらわれない広範な課題解決の場として、「地域活性化ミーティング」と名称を変え、
7月30日、おらが大槌復興食堂さんを会場に開催いたしました。


当日は、約20団体、50名程の参加を頂き、会議では参加団体からの活発な意見交換がなされ、
有意義な議論の場となったとともに、市町村をまたいでの情報共有・ネットワーキングもなされました。
これから解決していかなければならない問題や、今後取り組む議題もあげられ、
いわて連携復興センターへの宿題も多く挙げられました。
ご参加いただいた皆様ありがとうございます。今後ともよろしくお願いいたします。


岩手県内でも東日本大震災以前から、生活相談や就労支援といったいわゆる
パーソナルサポートの取り組みがされてきました。
震災以降は被災地でのニーズが増大することが予想され、
その取り組みがいっそう手厚くされてきています。
いわて県南パーソナルサポートセンターでは岩手県奥州市の複合施設メイプルに拠点を設け、
沿岸部でのニーズ掘り起こしや、周知・告知、また、寄り添い型の生活相談や、就労支援を行っています。

震災からある程度の時が流れ、被災された方々はもちろん、
支援する側の方々もさまざまな課題や問題に直面し、悩みを抱えている状況です。
「悩みを抱えている方々を直接救えるわけではないかもしれないが、
面談し、ともに寄り添い、一緒に自立することや立ち直っていくことを目指しています」と、
同センターのスタッフの方が語っておられました。
こういった震災以前からの確かな活動が、復興へ寄与していることを強く感じました。


被災地各地に建設された応急仮設住宅。その団地ごとに、徐々にではありますが、
とりまとめる自治会が立ち上がり、支援員などの制度ができあがってきております。
いわて連携復興センターでは、大船渡、釜石、大槌の仮設支援事業の事務局が一堂に会し、
それぞれ抱えている課題や、その取り組みなどを共有していくミーティングを
1か月に一度程度開催しております。

仮設住宅は設立当初から時間が経つにつれ、住民・地域の中でもその問題や課題は細分化しており、
よりきめ細やかな対応が要求されております。
そんな中でも支援員と呼ばれる方々の悩みも顕在化してきております。
市町村ごとの状況を分かち合い、各地区の事例を共有することは、
よりよい仮設住宅支援事業のためにも必要な場だと感じております。


平成24年7月28日(土)、いわて連携復興センター(IFC)では、
盛岡市を拠点に岩手県内の小中学校等でキャリア教育を通した活動を行っている
NPO法人未来図書館と共に、現在大槌町にて「被災地の放課後学校 コラボ・スクール 大槌臨学舎』を
運営しているNPO法人カタリバの代表理事・今村久美さんをお呼びし、
盛岡市にてミニ講演会&交流会を開催いたしました。

なお、この事業はIFCが主催になっていますが、
NPO法人未来図書館さんと、カタリバさんの交流のお話を未来図書館さんにしたところ、
IFCが主催ならばぜひというお話もございまして、
主催団体に名前を記させていただいたという経緯がございます。
また、この事業につきましては、今年度IFCが実施している平成24年度新しい公共支援事業の、
官民、官官、民民連携の促進(ノウハウ移転)の位置付けとして実施いたしました。


NPO法人カタリバの代表理事・今村久美さんは、
東京を拠点に全国各地でキャリア教育に関する活動を行っており、
岩手県では、大槌町で「大槌臨学舎」という放課後の学習支援を行っています。
大槌町での活動から、キャリア教育に関する先進事例まで、今村さんの生のお話が聞ける
貴重な機会となりました。
交流会においても、未来図書館の会員さんや、一般参加の方の交流も活発に行われ、
意義のあるものとなりました。
講師の今村さん、ご参加頂いた皆さん有難うございました。


岩手の被災地にも大学教授をはじめとする学識経験者や専門的知識を有するいわゆる専門家が、
復興へ向けて尽力し、確かな存在感をもっています。
7月25日釜石市にて、きたかみ震災ステーション出張復興サロン
「コミュニティにおける意思決定に関わる専門家」の役割と題しての
情報提供・情報交換会が行われました。

東日本大震災以降奥尻島の津波からの復興について研究をまとめ、
奥尻シートを発表した森傑氏(北海道大学工学部教授)を講師として、
専門家の果たすべき役割についてお話しいただきました。
森先生は奥尻シートが気仙沼市小泉地区に提供されたことをきっかけに同地区に入り、
住民の方とともに小泉地区の防災集団移転を進めております。

復興には様々な人たちの力が必要になります。
それぞれができることを、息長く続けて被災地に関わり続けていくことがとても大切だと感じました。


7月24日、花巻市の岩手県生涯教育推進センターで行われた「平成24年度被災者支援力向上セミナー」に
参加してきました。(主催:岩手県教育委員会)

このセミナーは、東日本大震災の被災者支援の現状について、様々な実践事例をもとに理解が深められたり、社会教育による支援の手法を学習したりすることにより、生涯学習・社会教育関係者や関係団体等の被災者支援力の向上を図ることを目的として開催されました。
当日は、市町村教育委員会、社会教育関係職員、公民館職員、被災者支援団体(社協、NPO)など、約30名の参加がありました。

はじめに基調報告として、北上市企画部政策企画課 課長補佐 小原氏より、
「被災者支援の現状と課題~きたかみ復興支援協働体の取り組み~」と題し、
震災直後から取り組んでいる被災者支援活動について発表がありました。
このきたかみ復興支援協働体には、当法人も構成団体として参画しており、
様々な支援者が持っている情報を繋ぎ、効果的支援活動を展開するためのサポートを行っております。

次に、「被災者支援から学ぶ社会教育の取組」として、
一関市立室根公民館 主査 吉田氏より、「青年ふれあい塾事業の取組」と
盛岡市中央公民館 社会教育指導員 川村氏より、「生涯学習ボランティア講座の取組」
について事例発表がありました。

午後からは、「傾聴ボランティアの実際」と「心をつなぐ絵手紙講座」の選択セミナーがありました。

今回のセミナーは、他地域で取り組まれている復興支援活動を知るきっかけとなり、今後の活動にとても参考となりました。有難うございました。