第8回仮設分科会を開催しました。
活動の記録 - 2012年05月08日
	4月17日、ジャパンプラットフォーム(JPF)と、いわて連携復興センター(IFC)の共催で
	第8回仮設分科会が行われました。
	各出席団体の活動情報共有、団体が活用可能な政府予算の説明、
	そして助成金とは何かという考察、パーソナルサポート事業の説明など、
	濃密な時間となりました。
 
まず参加団体からの情報共有です。参加団体30ほど、およそ60名の方々から
それぞれの活動内容紹介、課題などを共有しました。地震・津波から1年がたち、
支援の在り方に変化が求められているといった意見を多くいただきました。
 
	次に復興庁より「NPO等団体が活用可能な政府予算」の説明をしていただきました。
	様々な体系の予算が紹介される中で、助成を受ける団体が能動的に政府に働きかけ、
	助成金をともに作り上げていくような、「提案型」というスタイルの必要性が説かれました。
 
	続いて、一般財団法人地域創造基金みやぎより助成金とは如何なるものか、
	ということについての説明がなされました。
	NPOの財源はどんなものがあるのかという基本事項から、助成金の仕組み、
	どう活用するかといったことを丁寧にお話しいただきました。
	やはり、助成団体から一方的におりてくるだけの助成システムではなく、
	「提案型」の大切さもお話しいただきました。
	またパーソナルサポート事業について、寄り添いホットラインの遠野コールセンターより
	説明がありました。
	被災地からの電話が多いということがある一方で、宮城・福島に比べ岩手沿岸からの
	電話が圧倒的に少ないという報告がありました。
	もし「つながれていない」状況があるとすれば、それを是正するために
	しっかり周知していく必要があるとお話いただきました。
	また、震災以降岩手県において、支援活動に多大に尽力されてきました
	JPFの松永氏が岩手を離れることとなり、
	会議後の交流会ではお別れ会をさせていただきました。松永氏が築いてきた支援や、
	情熱をしっかり汲み、IFCは今後も県内外各団体への支援活動のサポートをしてまいります。
ご参加いただいた皆様、ありがとうございます。
今後ともよろしくお願いいたします。




