HOME > 告知 > 【ご案内】12月1日<いわてNPO災害支援ネットワーク研修会>「災対法・救助法改正と今後の支援のあり方を岩手で考える」

告知


いわて連携復興センターも参画しております、
いわてNPO災害支援ネットワーク(INDS)から研修会のご案内です。

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「災対法・救助法改正と今後の支援のあり方を岩手で考える」
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令和7年5月、災害対策基本法および災害救助法が改正され、被災者支援のあり方が大きく見直されました。今回の改正では、約70年ぶりに災害救助法の救助メニューとして「福祉サービスの提供」が新たに追加され、従来の避難所を中心とした“場所の支援”から、個人を継続的に支える“人の支援”へと軸足を移そうとする方向性が示されました。
また、広域避難時に自治体を超えて個人情報を共有できるようになるなど、平時の社会保障と同様に、被災者一人ひとりの生活を途切れなく支援する仕組みが整備されつつあります。さらに、被災者援護協力団体の登録制度が創設されたことにより、行政だけでなく民間団体とも連携して災害対応を進める“官民協働”の体制づくりが制度面でも明確化されました。

しかしながら、こうした法改正の趣旨や新たに可能となる支援の内容が、現場の実務者間で十分に共有されているとはいえず、実際の運用に向けた理解や準備はまだ途上にあります。制度の目的を正しく理解し、各地域の実情に即した形で実践へとつなげていくことが、今後の大きな課題といえます。

本勉強会では、改正のポイントを法制度の観点から整理するとともに、過去の災害対応に携わった行政・支援団体・福祉関係者の経験を踏まえ、改正法を手がかりに「これからの被災者支援のあり方」を多角的に考える機会とします。

セミナーの概要については以下の通りです。
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◆ 災対法・救助法改正と今後の支援のあり方を岩手で考える◆

◾️主催:いわてNPO災害支援ネットワーク

◾️日時:2025年12月1日(月)16:00~17:30

◾️会場:キオクシア アイーナ(いわて県民情報交流センター)5階 会議室501(ハイブリッド開催)

◾️対象:岩手県内の行政、社会福祉協議会、NPO、福祉関係者 等

◾️参加費:無料

◾️定員:30名(定員に達し次第、申込みを締め切る場合があります)

◾️講師:
○大阪公立大学大学院文学部 准教授 菅野 拓 氏
○内閣府 政策統括官(防災担当)付 参事官(避難支援担当)付 参事官補佐 木村 圭佑 氏

◾️内容:
①講演:これまでの制度を変える理由
②解説:制度改定についての解説
③質疑応答・グループディスカッション
詳細はINDSのHPをご確認ください。
https://iwate-inds.jp/inds-news/1884/

◾️申込み:いずれかの方法でお申込み下さい。<申込締切:11月28日(金)まで>
①参加申込フォームからのお申込み
https://forms.gle/4LsoDopuZkSssH8U7
②件名を「INDS研修会申込」として、「参加者」、「所属団体名」、「参加形式(会場orオンライン)」を記入のうえ、メール(kawahara@ifc.jp)でお申込みください。

◾️お問合せ:いわてNPO災害支援ネットワーク(INDS)事務局
特定非営利活動法人いわて連携復興センター(担当:川原)
〒024-0061 北上市大通1-3-1おでんせプラザ南館7階
TEL 070-4765-7930(携帯)/ FAX 0197-72-6201/ Mail kawahara@ifc.jp

※本研修会はINDS会員団体であるいわて連携復興センターが、日本財団「災害対策ローカルネットワークの構築事業」の助成を受けて実施します。