1月19日キャッセン大船渡コミュニティスペースにて、
このまちにもっと人に来てもらうために~「関係人口」をつなぐ、「広域連携」をつくる、「地域」を担う~を開催しました。
本交流会は、以下の2つを目指すことを目的に実施しました。
・各地の移住、定住、観光等の取り組みを共有し、広域連携という手法を取り入れることで、被災地に関わる人(関係人口)を増やすこと。
・被災地内外の資源循環という相互作用により、NPOなどの体制強化等が図られ、さらには被災者支援の充実、被災地の現状発信で風化防止等につなげること。
当日は、参加者の自己紹介から始まり、情報提供、事例共有、個別検討という流れで実施しました。
情報提供では、
復興庁岩手復興局松浦和宏氏、みずほ総合研究所株式会社晝間友仁氏のお二方より、三陸地域の関係人口に関する調査と今後について
岩手県からは鈴木暁之氏より2019年開催予定の「三陸復興博」について
三陸鉄道株式会社中村一郎氏からは沿岸市町村同士の交流の必要性と三陸鉄道の役割について
お話しを頂きました。
事例共有では、各地域での取り組みについてご紹介頂きました。
一般社団法人マルゴト陸前高田 大久保光男氏 (陸前高田市)
みちのくダイビングリアス 佐藤寛志氏 (大船渡市)
NPO法人かまいしリンク 遠藤ゆりえ氏 (釜石市)
NPO法人アラマキ 吉野和也氏 (大槌町)
宮古観光創生研究会 花坂雄大氏 (宮古市)
NPO法人のんのりのだ物語 下向理奈氏 (野田村)
個別検討は、情報提供や事例共有で登壇された方々も含めた参加者の皆さんで行ないました。
二人一組になり、実際に自分たちが連携しどのようなことが出来るのか?のアイディア出しをしました。
広域での連携というのは、まず各地域での取り組みがあって、その先を考えたときに大事になってくるのではないかと思っています。
今がまさにそのタイミングではないかと思い、関係人口×広域連携で開催させて頂きました。
まだまだ岩手には地域で取り組まれている方がたくさんいます。いわて連携復興センターとしても、さらに交流を深めていただくような場を考えていきたいですし、地域連携に向けたサポートが出来ればと思います。