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8月9日の記録的な集中豪雨に伴い、岩手県内各地に大きな被害が出ています。
現地の状況としては、盛岡市・雫石町・矢巾町に災害ボランティアセンターが設置されております。
また、SAVEIWATEさんをはじめとする支援団体も活動を始めております。
いわて連携復興センターではHP上にて、災害ボランティア募集の情報を中心に
お伝えしていきます。

各団体の状況は下記のとおりです。

・盛岡市社会福祉協議会(ボランティア募集中)
http://www.morioka-shakyo.or.jp/

・雫石町社会福祉協議会(ボランティア募集中)
http://www.shisha.or.jp/pg65.html

・矢巾町社会福祉協議会(ボランティア募集中)
http://www13.ocn.ne.jp/~yasha/

・岩手県社会福祉協議会(ボランティアセンター情報とりまとめ)
http://www.iwate-shakyo.or.jp/index.html

・一般社団法人SAVEIWATE(ボランティア募集中)
http://sviwate.wordpress.com/


平素は格別のお引き立てを賜り厚く御礼申し上げます。
特定非営利活動法人いわて連携復興センターでは、
下記日程を夏季休暇とさせていただきます。
皆様にはご不便をおかけ致しますが、何卒ご了承いただきますよう、
よろしくお願い申し上げます。

【夏季休暇】
平成25年8月13日(火)~8月18日(日)


8月になりいよいよ夏本番。心配されていた長引く梅雨による雨も、落ち着きを見せつつあり、
各地で地域をあげての祭りが本格化しています。

大船渡の中心地のひとつである盛町では伝統的な七夕まつりが催されました。
日中からこどもたちの元気な踊りが披露され商店街を中心ににぎわいを見せています。
夜にはきれいな山車が繰り出し、まちを明るく彩ります。東日本大震災から間もなく2年半。
伝統定な行事である祭りは人々を一つにし、まちに活気をもたらします。
復興へ向けて、特に賑わいをみせるこの季節だからこそ、
これからの地域を考えるいい機会になると感じました。


8月3日、大船渡に復興グルメフェスティバルが開催されました。
大船渡で毎年開催されている祭りに合わせて、大船渡内外から25のご当地グルメが軒を連ね、
グランプリを競いました。会場には多くの観客が集い、とても賑やかなイベントとなりました。
ゲストには歌手のサンプラザ中野くんや、ダイアモンドユカイさんが招かれ、ミニライブを催し、
会場を大いに盛り上げてくれました。グランプリは観客の投票で決められ、
たくさんの復興グルメに集まった人々は舌鼓をうちました。

夏を迎え、さまざまなイベントが開催されています。
少しずつまちもにぎわいを取り戻してきたように感じました。


陸前高田市の復興支援団体である一般社団法人SAVETAKATAさんでは、
この度7号目となる「陸前高田市復幸マップ」を発行されました。
このマップは震災後、市内の店舗がさまざまな場所で再開する中、どこにどの店があるかわからない、
という地域ニーズにこたえる形で発行されてきたものです。

今回は冊子型となり飲食店などのクーポン券も付けたほか、電話番号や営業時間、定休日なども網羅し、
一層内容が濃くなりました。今後の復興していくまちのアーカイブにもなるマップは、
市内外から多くの人に活用されています。


●タイトル:元気ファンド 2013年度 東日本大震災市民活動支援
●助成内容:復興・あらたな街づくり・被災者支援活動を行っている市民団体に助成
      >生活支援活動
       生活基盤や環境を取り戻すために、住民と協働した生活支援活動
      >復興支援活動・街づくり活動
       一人ひとりの生活の質を高め、街の再生や活性化をはかるための
       住民と協働した街づくり活動
●助成金額:上限50万円
●締め切り:平成25年10月31日(木)
●問い合わせ:市民ネットワーク千葉県元気ファンド事務局
※詳しくはこちらhttp://www.ken-net.gr.jp/fund/2954/


●タイトル:「新しい東北」先導モデル事業
●助成内容:復興推進委員会の中間とりまとめⅣで示された以下のテ2ーマ(分野)について、
     「新しい東北」に資する先導的な幅広い取組に関する提案を募集します(複数の分野の横断も可)
     ・元気で健やかな子どもの成長を見守る安心な社会
     ・「高齢者標準」による活力ある超高齢社会
     ・持続可能なエネルギー社会(自律・分散型エネルギー社会)
     ・頑健で高い回復力を持った社会基盤(システム)の導入で先進する社会
     ・高い発信力を持った地域資源を活用する社会 等"
●助成金額:予算規模は9億円、選定件数は、60件程度
●締め切り:平成25 年8月21日(水)17:00
●問い合わせ:株式会社日本経済研究所 調査本部 政策調査部
      (担当)川島・河野瀬・中村
●提出先:〒107-0052東京都港区赤坂1-9-13三会堂ビル6階
     復興庁総合政策班 原田、砂場
※詳しくはこちらhttp://www.reconstruction.go.jp/topics/main-cat9/sub-cat9-1/20130723093423.html


東北、東日本大震災の被災地には多くの課題が複雑に絡み合っています。
そのような課題をいかにアプローチできるか、NPOとしても何が果たせるか等の
ヒントとなるのが復興庁がまとめた「新しい東北」です。
この「新しい東北」の創造に向けた説明会をいわて連携復興センター主催で、
去る7月29日に開催をさせていただきました。

当日は多くの行政関係者、NPO等関係者に参加を頂き、復興庁参事官海堀氏より、
『新しい東北」の創造に向けて中間とりまとめ』と『「新しい東北」先導モデル事業』について、
ご説明をいただきました。
被災地で活動する団体・行政・企業にとって、今何が東北に必要とされているのか、
どのようなことができるのかを共有し、今後の支援策を考えるいい機会となりまました。


『「新しい東北」の創造に向けて中間とりまとめ』の詳細は下記をご覧ください。
http://www.reconstruction.go.jp/topics/main-cat7/sub-cat7-2/20130606195401.html
『「新しい東北」先導モデル事業』の詳細については下記をご覧ください。
http://www.reconstruction.go.jp/topics/main-cat9/sub-cat9-1/20130723093423.html


●タイトル:東日本大震災復興支援 JT NPO応援プロジェクト
●助成内容:岩手県、宮城県、福島県のいずれかの県において、
      民間非営利組織が地域の人々と共に取り組む、コミュニティの復興・再生・
      活性化に向けた事業。
      特に以下の視点をもって取り組まれる事業。
      地域の人々の希望を支える事業
      地域の人々の主体性を育む事業
      地域の人々に長期的視点を持ちながら、寄り添う事業
●助成金額:1件あたり300万円以上、500万円以内。
      年間20件(団体)程度の助成を行う予定。
●締め切り:第1回の応募締切は2013年8月15日(木)必着
●問い合わせ:認定特定非営利活動法人日本NPOセンター
※詳しくはこちらhttp://www.jti.co.jp/csr/contribution/support/npo-koubo/index.html


7月31日 仙台市のみやぎNPOプラザにて「今年こそ取得!認定・仮認定NPO講座(第1回)」
に参加してきました。

講師 NPO法人シーズ・市民活動を支える制度をつくる会 関口 宏聡氏
   NPO法人地星社 布田 剛氏

この講座は、認定NPO法人制度の成立、改正を進めてきた
NPO法人シーズ・市民活動を支える制度をつくる会さんと、
宮城県でNPO支援を展開しているNPO法人地星社さんが
制度の開設&個別相談に応じるという内容でした。

当日は、講師より制度の概要とメリット・デメリットなどの基礎的な内容に加え、
パブリック・サポート・テスト(PST)判定の前に整理しておきたい「認定・仮認定」
共通に求められる基準と対策を、重点的に分かりやすく解説していただきました。
随時質問も可能であり、疑問点も速やかに解消できました。

今後の支援活動や、NPO法人の「認定・仮認定化」等へ活かしていきたいと思います。
本当にありがとうございました。


※認定NPO法人になると税制優遇をはじめ社会的信頼性が高まるなど様々なメリットがあります。
 2012年4月改正NPO法が新たに施行され認定基準が大幅に緩和されています。
 そして、認定・仮認定NPO法人の数は、NPO法人全体の約1%にまで増加しています。

<参考>
内閣府HP
https://www.npo-homepage.go.jp/portalsite/ninteisu_shokatsuchobetsu.html


7月27日~28日、福島県白河市「白河関の里」にてNPO育成強化プロジェクト第2回全体合宿が
行われました。(主催:特定非営利活動法人 日本NPOセンター 協力:特定非営利活動法人 
ワールド・ビジョン・ジャパン ※いわて連携復興センターで、このプロジェクトの岩手事務局
として参画しております)

市民活動団体(NPO)育成・強化プロジェクトは、昨年から復興支援活動に携わるNPOのリーダー
育成を目指し実施しているもので、昨年5月より実施の集合研修「15の力」、そして9月からの
メンターサポート等取り組んでまいりましたが、この全体合宿では、岩手、宮城、福島の3県のメンバー、
全国からメンターの皆様、約70名のこのプログラムの締めくくりとなる全体合宿となりました。


合宿では、これまでのふりかえりとし、各県の代表の方よりこのプロジェクトで取り組んだ実践事例
を紹介いただいたり、グループディスカッションではメンバー同士の変化や成長、課題や悩みの解決
プロセスを分析しました。


2日目のプログラムでは、「被災地のNPOのコマーシャルをつくろう」と題し、被災地にはまだまだ
支援が必要だが、全国的には徐々に忘れられ始めている事への発信として、メンバーが一丸となって、
1分間CMを作り発表しあいました。全員が審査員となり、投票で賞を決めました。


今回の全体合宿では、地域や県域を超えたネットワークがさらに強化され、メンバー自身や、メンバーが
所属する組織の変化・成長について客観的に見つめる機会となりました。
このプロジェクトで学んだ事や、このネットワークを活かした様々な取り組みが沿岸被災地の復興に寄与
していくことを心より願っています。



釜石市では現在、NPO法人 @リアスNPOサポートセンターさん主催による
釜石地域まちづくり連絡会議が行われています。

こちらは、釜石地域で復興支援活動をされている関係機関や団体の方々の
意見・情報交換の場をして5月より開催されており、
先日の7月30日に、その第4回目が行われました。

毎回多数の団体が参加されており、
釜石地域やそこで活動する団体の課題やその解決策などの
活発な議論が行われています。

今後は、毎月第2・第4木曜日の14時より16時まで、
只越町の「みんなの家・かだって」にて定期的に
開催される予定とのことです。
※祝日等が重なる場合は臨機応変に変更。

特に釜石・大槌地区で支援活動されていらっしゃる関係機関や団体の方々は
意見・情報交換の場、また連携の場としても是非ご参加ください。


7月27日と28日の2日間、
大槌町の安渡地区に設置された特設ステージにて、
「第1回 おおつちありがとうロックフェスティバル 2013」が
開催されました。

昨年の「第0回」に引き続き、
大槌町民の「ありがとう」を世界に発信するため、
また、大槌町民自身を勇気づけるために、
今年も開催されました。

1日目は雨に見舞われ、その中で決行されましたが、
徐々に雨足が強くなり、雷も伴い、大雨警報が発令されたところで、
安全面に配慮し、途中で中止を余儀なくされました。

2日目は天気予報に反して青空が広がり、
県内外からの参加者や出店者、またアーティストにより、
大いに盛り上がりました。

このイベントを「町のお祭り」、「大槌の風物詩」
としていきたいという主催者側の想いが現実になっていくよう、
来年も是非開催していただきたいです。


7月25日、盛岡市のしぇあハート村にて、
絆デザイン魅力創出事業/もちおかクリエイティブ・ラボ説明会が
行われました。

こちらは、NPO法人 遠野まごころネットさんが、
緊急雇用創出事業として「絆デザイン・魅力創出事業」を
受託されたことに伴うもので、そちらをこれから推進してゆくにあたり、
開催されたものです。

この事業は、岩手県沿岸被災地の商品や地域活動に対して
デザインやプロモーション活動の支援を行う事業とのことです。

「岩手の魅力を首都圏でアピールできる岩手ならではの商品」を開拓し、
外部のデザイナーやコンサルタント等の知見も取り入れながら洗練化をはかり、
東京での見本市で公開することで具体的な販路拡大をはかり、
さらには地域振興と被災地復興につなげることを目的とされています。

また、それに関連した情報交換の場を
「もりおかクリエイティブ・ラボ」と称し、
デザインやプロモーション活動、ものづくりや
ビジネスアイディアの創出などによって、
復興応援や岩手県内の地域興しのアイディアが
洗練されてゆく「場づくり」を行っていくお考えでいらっしゃいます。

この対象商品の公募を近日中に行うとのことですので、
ご興味のある方は下記HPをご覧ください。

http://tonomagokoro.net/archives/46244


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      「調べるスキル」を身につける
  復興支援活動団体のためのマネジメント勉強会(第1回)

   8月6日 @仙台市市民活動サポートセンター 研修室2 

    http://chiseisha.org/info/130806-benkyokai/

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 震災後に立ち上がった団体や、震災後に活動が大きくなった団体を主な対象
に、団体運営についての勉強会を実施します。

 毎月1回程度で実施予定で、資金調達や事業報告書のつくり方、企画の立て方
など、参加者の関心などにも応じながら毎回のテーマを設定する予定です。参加
者同士、自分の事例を出し合いながら、お互いの学び合いの場にしたいと考えて
います。

 第1回のテーマは「調べるスキル」

 NPOが事業を行うにあたっても、取り組む問題の背景や原因を把握していない
と有効なものとはなりません。そして、問題の背景や原因を把握するには「調べ
るスキル」が必要になります。

 例えば、助成金の申請書でも「問題の背景」を書く欄がよくありますが、今回
はこれを具体的かつ説得的に書けるくらいのスキルを身につけることを目指します。

※今回はアンケート調査のつくり方や、データを集めての統計分析などの内容は
含みません。

◆開催日時:8月6日[火] 19:00~21:00

◆会場:仙台市市民活動サポートセンター 研修室2

◆参加費:1,000円(資料代)

◆内容(予定):
・なぜ「調べるスキル」が必要か?
・問題の背景を調べるには?
・調査の考え方
・統計情報を調べる

◆話題提供、進行:布田剛(地星社)

◆主催:NPO法人地星社

◆お申し込み:
以下のページからお申し込みください。
https://ssl.form-mailer.jp/fms/b4b51432257187

◆お問い合わせ:
電話 070-5548-2067(平日9:00-18:00)
問合せフォーム http://chiseisha.org/contact/


●タイトル:フクシマ ススム プロジェクト 福島子ども支援NPO助成
●助成内容:福島県、及び福島県外の避難者が居住している都道府県において、
       子ども支援・子育て支援を 行っている団体をサポートするもので、
       事業費の他、施設等改修費を上乗せして助成します。
●助成金額:【A】事業費500万円
      【B】事業費250万円
●締め切り:2013年8月23日(金)消印有効
●問い合わせ:一般財団法人地域創造基金みやぎ
※詳しくはこちらhttp://www.fukushima-susumu.jp


●タイトル:第16回(2014年)「日本水大賞」
●助成内容:水循環系の健全化や水災害に対する安全性の向上に寄与すると考えられる活動で、
      以下のような分野における諸活動(研究、技術開発を含む)を対象とします。
      ① 水防災:例えば、以下の視点などから実施される諸活動
      ②水資源:例えば、以下の視点などから実施される諸活動
      ③水環境:例えば、以下の視点などから実施される諸活動
      ④水文化:例えば、以下の視点などから実施される諸活動
      ⑤復興支援:上記の①から④に該当する諸活動のうち、地域の復興支援の視点から
            実施されるもの
●助成金額:平成25年12月~26年3月 審 査
      3月下旬~4月上旬 大賞等各賞の受賞者の発表
      6月下旬~7月上旬(予定) 表彰式および受賞活動発表会の開催
●締め切り:平成25年7月7日~11月30日(郵送の場合は当日消印有効)
●問い合わせ:公益社団法人 日本河川協会
※詳しくはこちらhttp://www.japanriver.or.jp/taisyo/


●タイトル:第14回共に生きるファンド 
●助成内容:東日本大震災で被災された方々や被災地域の緊急から復興までの
      支援活動全般(行政との連携を含む)
      被災地における活動だけでなく、全国にある被災者の避難先、
      原子力発電所事故に伴う住民の避難先における活動も対象
●助成金額:【JPF「共に生きる」ファンドの助成を受けたことがある場合】
       原則1事業あたり1,000万(団体により基準が異なるため、詳細HP確認必須)
      【JPF「共に生きる」ファンドの助成を受けたことがない場合】
       原則1事業あたり100万円まで
●締め切り:2013年8月20日~8月27日
●問い合わせ:認定特定非営利活動法人ジャパン・プラットフォーム
※詳しくは→http://www.japanplatform.org/area_works/tohoku_rt/ngo.html


「集まる場がない」というのは被災地各地で聞かれる声です。
旧来の公民館やコミュニティスペースが震災の影響でなくなってしまった地域が多く、
「集まる場」が求められています。

大船渡市崎浜(さきはま)地区では、住民が主体となりNPO法人いわて地域づくり支援センターさんの
支援のもと、地域住民が集い自由に活用できる場として、『浜らいん』が建てられました。
漁業者が集い会議をしたり、若者がバーベキューをしたりとさまざまに使われています。
各地でこのような場が求められていると感じました。


復興に向けてさまざまな団体や個人が取り組んでいる中、以前地域からは「どこまで復興が進んでいるのか、
これからどうなっていくのかが見えない」という意見が多いのも事実です。
そんななか大船渡では「おらほのまちの復興はどこまですすんだか?!」と題して、
復興・共生フォーラムin大船渡が大船渡共生まちづくりの会及び
公益財団法人さわやか福祉財団主催のもと開催されました。

さまざまな切り口から復興の度合いを確かめながら、今いる位置を共有し、
今後期待される将来像を目指して活発な議論が交わされました。
会場からも、少しずつながら確実に復興しているとの声が寄せられました。


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