HOME > コミュニティ関係 > 第5回 大規模災害公営住宅 自治会交流会(開催報告)

コミュニティ関係

(コロナ対策をした上で開催、写真撮影時のみマスクを外しています。)

2月11日(土・祝)、「第5回 大規模災害公営住宅 自治会交流会」を仙台市のあすと長町貸し会議室にて開催しました。平成29年度から毎年開始してきた自治会交流会。昨年度は新型コロナウィルスの感染拡大で中止となり2年ぶりの実施です。岩手県から4自治会、宮城県から5自治会の他、自治会のサポートや伴走を行うNPO・行政など支援者も一緒に参加しました。

第1回から継続して参加している自治会や初参加まで、自治会運営の経験年数が異なる中でも「持続可能な自治会運営に向けて」をテーマに、活発に意見や情報を交わしました。

まず、役員の輪番制や班長の短期交代制/活用の事例を聞いてグループごとに意見交換、そして、5年後の自治会の姿について議論しました。各グループから以下のような多様な意見、アイディアが出されました。
・役員の人数や業務内容は見直しが必要になるかもしれないが、役員人数は減っても住民どうしのコミュニケーションは大切にしていきたい
・スマートフォンを活用した安否確認などICT化進めたい
・自治会の状況、機能や活動を知ってもらうために情報発信を工夫したい
・会長のトップダウンではなく話し合いやプロセスを大事にしたい
・「ご苦労様」の一言をお互いにかけ合えるようにしていきたい


リアルに顔を合わせることで熱量を持った交流会になったと感じます。参加者からも「実際にあって話をすることで刺激になった」「2年ぶりだったので同窓会のようでもあり楽しかった」との声をもらい、今後の活動のモチベーションにつながることを期待しています。

いわて連携復興センターでは、地域コミュニティ支援事業の一環として、みやぎ連携復興センターと共催でこの自治会交流会を開催しました。引き続き、コミュニティ支援の課題の共有と連携を促進して各地で実践力の強化を図る取組みをサポートし、さらに、平時のコミュニティ支援につなげることができるよう考えていきたいと思っています。