9月29日、アジアの広場(野田村日形井)にて開催された野田村大学祭に参加してきました。
「野田村大学祭」は、いわて連携復興センターが日頃よりお世話になっているNPO法人のんのりのだ物語が事務局を務める野田村大学(注1)の主催により開催され、今年で4回目を迎えました。
イベントの目的は下記のとおりです。
① 野田村大学を村内に広く周知し多くの村民に参加を促す
② 過去の風習を再現しながら観光資源をPRする
③ 世代間交流を促進しコミュニティ形成につなげる
当日は野田村内外から多くの来場者が集まりました。
(注1)野田村大学:野田村民が教授をつとめる仮想大学
以前から交流の深い大阪の大学生や大学OBの皆さまも野田村へ駆けつけ、会場を盛り上げていました。
また今年は野田村だけでなく久慈市の飲食店が複数出店されており、大学祭をきっかけに地域を超えた新たな交流が生まれていました。
大学祭の企画では、ゲストによる演奏や踊り、仮装行列、仮装コンテスト、動物ふれあいコーナー、景品つき餅まきなど楽しいイベントが盛りだくさんの内容で、ご来場の方々が終始笑顔で過ごされている光景が印象的でした。
野田村大学祭は、東日本大震災を機に生まれた野田村と大阪の大学生の方々との深いつながりが活かされ、野田村の昔ながらの伝統・文化を継承しながら新しい空間を創り出していました。
これからも、子どもたちからご高齢の方々と幅広い世代が同じ時間・空間を共有し、野田村に笑顔と元気が生まれるイベントとして続いていくことを期待し、祈念いたします。