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活動の記録

平成24年1月18日(水)13:30~15:30
釜石仮設団地支援情報交換会に出席してきました。

開催場所:釜石市教育センター 5階研修室 
主催:特定非営利活動法人@リアスNPOサポートセンター

発災から約10か月が過ぎようとしている中で、避難所から仮設団地へと支援の形が変わり、
支援方法も変わってきました。
今後は、NPO、NGO、各団体と行政とが協働して支援活動を行い、
それぞれの情報を交換する場として本日の会議が開催されました。
開催にあたっては、JANICさんと我々いわて連携復興センターも協力させていただきました。

当日は25団体40名の方々が参加し、釜石市における活動や今後の活動について発表して頂きました。

はじめに、釜石市における取組として、
釜石市仮設住宅運営センター:小池所長

釜石市社会福祉協議会:矢浦さん、
特定非営利活動法人@リアスNPOサポートセンター
、代表:鹿野さん

から発表して頂きました。

鹿野代表からは、
釜石市内で今後取り組まれる予定の釜石市仮設団地支援連絡員の事業説明がありました。
配置される連絡員は、主体的に仮設住宅へ関わる方々の手が届かない部分の役割を
補完・お手伝いするというイメージで「お手伝い」と「繋ぎ役」として配置する予定です。

意見交換・質疑で、
難民を助ける会
:及川さんから、

「情報提供・共有という意味でも、分野別、活動地域別にでも分科会を開催したり、
メーリングリストで一括で流したりする必要があるのではないか?」
というご意見がありました。
情報提供・共有を図りつつ、情報の重複を防ぎ、負担がかからない形で
目的に合わせた呼びかけ方法については、今後の課題となりました。

また、特定非営利活動法人ジャパンプラットフォームの山中さんから、
支援者向けの心のケアの研修会の情報提供を頂きました。
去年遠野で行い好評だったそうで、被災者と接する場合など、具体的な事例を
ワークショップ形式で行うそうなので、是非皆様ご参加いただけたらと思います。
1/25 午後1:00~4:00 カリタス釜石ベース カトリック釜石協会 大只越町2-4-4
問い合わせ JPF:山中

今回は「釜石市の仮設団地支援」という枠で開催しましたが、
このように分野・テーマごとに支援に入っている団体や行政が集まり、意見交換・情報交換をする機会を設け、
改めて共通整理することが、復興や効果的な被災者支援につながると思います。