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研修報告

8月26日に平成29年度総合防災訓練に参加しました。これは、毎年岩手県が開催しているもので、毎回各市町村での持ち回り開催で今回は盛岡市での開催となりました(主催:岩手県、盛岡市等)。訓練参加者は100弱の機関と約1万人にのぼる大規模なもので、県内数か所で同時に開催されます。


いわて連携復興センターは、その中でも、盛岡市社会福祉協議会さんが主催する、災害VC(ボランティアセンター)設置運営訓練に、岩手県社協さんのお声がけで参加させて頂きました。昨年の台風10号による豪雨災害において、内陸を拠点にする復興支援団体で、先行的にいわてNPO災害支援ネットワーク(INDS)を立ち上げました。東日本大震災での教訓から、行政だけ、社協だけ、NPOだけではなく、それぞれが得意領域や、資源を生かして活動していく事を目指し設立されたネットワーク体です。ここでの経験もあり、今後の為にと参加させて頂きました。


今回は災害VCのノウハウのある、NPO法人遠野まごころネットさんや、これまでの災害VCでの経験のある県内市町村社協さんのメンバーなどが、ボランティア役として参加しました。盛岡市社協さんは毎年訓練されているという事もあり、スムーズな運営でした。また、地元の高校生もボランティア役として参加するなど、地域への波及効果も大きいと感じました。今後もNPOができる役割の中で、こうした訓練などにも積極的に関わらせて頂ければと思います。